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キム・ヨンフン委員長辞任、チョン・ウィホン首席職務代行体制

民主労総、委員長・書記長に続き、チョン・ヒソン、ノ・ウジョン副委員長も辞任

ユン・ジヨン記者 2012.11.07 15:06

民主労総のキム・ヨンフン委員長が役員直接選挙制延期の責任を取り、委員長職 を公式に辞任した。

キム・ヨンフン委員長は11月7日午後2時、民主労総の大会議室で開かれた18次 中央執行委員会で、7日付で民主労総第7期委員長職を辞任すると明らかにした。 キム・ヨンフン委員長と共にカン・スンチョル事務総長も同伴辞任を公式化した。

キム・ヨンフン委員長は退任の辞で「私は去る10月30日第55次臨時代議員大会 の決定を重く受け止め、組合員の仲間たちに約束した通り、今日付で民主労総 第7期委員長職を辞任したい」とし「私に与えられた闘争課題を達成できないま ま任務を終えることになった委員長として、今この時間にも民主労組を守るた めに闘っている多くの仲間たちに謝罪する」と伝えた。

続いて彼は「私はわれわれの規約により、委員長職務代行と書記長職務代行を 指名することで私の任務を終える」とし「残りの役員はもちろん、ここにいる 中執委員の仲間たちがさらに一つになって、われわれが達成できなかった労働 が尊重される世の中を建設するために力になってくれるよう呼び掛ける」と明 らかにした。

カン・スンチョル事務総長も「難しい時期だが、知恵を集めて、勝利する民主 労総へと力強く走って行こう」とし「現場に戻っても民主労総の希望と発展の ために一生懸命努力する」と明らかにした。

委員長と書記長が同伴辞任したことで、民主労総は年末まで職務代行体制で運営 される。民主労総の規約により、チョン・ウィホン首席副委員長が委員長職務代行 を担当し、書記長職務代行にはヤン・ソンユン副委員長が内定した。

チョン・ウィホン委員長職務代行は、2000年、釜山地域一般労働組合初代共同 委員長、2002年に釜山地域本部第4代本部長、2006年に一般労協初代議長となり、 2009年に民主労総首席副委員長に当選した。ヤン・ソンユン事務総長職務代行は、 2009年に公務員労組委員長で、今年、民主労総副委員長に選出された。

チョン・ウィホン委員長職務代行は「短い期間だが、民主労総としてはとても 重要な時期に職務代行の役割を担当することになり心が重い」として「だが、 これまで民主労総を元気良く守ってきた中執委員の信頼と助けを得て、最善を 尽くして責任を持つ」と明らかにした。

続いて彼は「何より職務代行体制がすべきことは、李明博政権下に苛酷な弾圧 で道端に追い出された仲間たちの命をよみ返らせること、新自由主義労働政策 を全面的に転換する大統領選挙闘争を進めること」と強調した。

民主労総は10月30日に開かれた臨時代議員大会で多くの議論の末に『直接選挙 制延期に関する規約改正の件』を可決した。民主労総規約上、2013年から役員 直接選挙制を施行しなければならないが、技術的な問題と準備不備に直接選挙 制の施行が難しいという判断によるものだ。

そのため直接選挙制延期案を提出したキム・ヨンフン委員長は、10月9日、延期 が通過すれば政治的責任を取り、委員長職を辞任すると明らかにした。

一方、この日の中央執行委員会では、チョン・ヒソン副委員長とノ・ウジョン 副委員長も辞任の意思を明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-08 09:56:08 / Last modified on 2012-11-08 09:56:08 Copyright: Default

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