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民主労総、統合進歩党『条件付き支持撤回』を決定

『革新非対委員』不参加へ...『第2の労働者政治勢力化特別機構』を設置

ユン・ジヨン記者 2012.05.17 23:56

民主労総は、5月17日に開かれた中央執行委員会で、統合進歩党への条件付き 支持撤回を決めた。

411総選挙方針による統合進歩党への支持を撤回する代わりに、革新非常対策委 の刷新案が実現すれば、また支持を議論するということだ。

民主労総はこの日の午後2時から11時30分まで、民主労総会議室で第9次 中央執行委員会を開き『統合進歩党関連の件』を議論した。

その結果、民主労総は『統合進歩党が労働中心性の確保と第一次中央委員会で 決めた改革案が組合員と国民的な熱望に応じる水準で実現するまで、統合進歩党 への支持を条件付きで撤回する』という方針を決めた。

民主労総の条件付き支持撤回は、4.11総選挙方針で決めた統合進歩党に対する 支持を撤回することで、民主労総次元の税額控除と党員拡大事業などの一時 中断などの措置を含む。

また、民主労総は大衆的な第2の労働者政治勢力化を中断なく推進し、そのため に特別機構を設置することに議決し、統合進歩党革新非常対策委が要請した 非対委員には参加しないことにした。

また民主労総は、△統合進歩党が公党としての手続的な正当性と自浄能力が壊 されている点に深い遺憾を表明、△統合進歩党が労働中心と民主主義に基づく 本当の進歩政党の道から逸脱したことを確認し、これについて深い憂慮を表明、 △統合進歩党が革新非常対策委を中心として党員の衆知を集め、迅速に混乱を 克服することを強く要求、△本当の労働者政治勢力化のための全組織的な議論 に着手し、統合進歩党が現在の混乱を克服し労働中心の進歩政党として出直し、 この議論に参加することを希望するなど『現統合進歩党に対する立場』を発表 した。

中執が終わった11時45分頃、民主労総のキム・ヨンフン委員長は記者会見を行い 「条件付き支持撤回は、選挙が存在しない状況では実効性の議論がありえるが、 党員拡大事業や税額控除事業などが一時中断する可能性があることを意味する」 と説明した。

革新非対委員への参加に関しては「現在の条件で、何人かの非対委員が選任さ れても、党の革新に大きな役に立つか懐疑を持つ」とし「非常対策委への参加 とは無関係に、民主労総は私たちの要求をさまざまな通路を通じ、党に伝達で きると見る」と明らかにした。

またキム委員長は『第2労働者政治勢力化特別機構設置』に関しても「これまで 民主労総の政治委員会が存在していたが、単に1つの委員会で議論することを越 え、全組織的に多くの前職・現職幹部の見解を網羅する第2の労働者政治勢力化 特別機構を設置する」とし「これを全組織的に稼動させ、新しい政治勢力化の 出発点にしたい」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-18 02:23:17 / Last modified on 2012-05-18 02:23:20 Copyright: Default

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