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キム・ヨンフン「統合進歩党の暴力事態は容認できない...後続措置を議論」

民主労総、14日に産別代表者会議、17日に中央執行委員会...対応策を用意

ユン・ジヨン記者 2012.05.13 20:20

5月12日に発生した統合進歩党中央委の暴力事態について、民主労総の キム・ヨンフン委員長は「容認できない行為」だと批判した。

民主労総は11日の非常中央執行委員会で統合進歩党側に刷新案を要求したが、 党権派が要求を全く受け入れなかったため、民主労総の後続対応が注目される。

キム・ヨンフン委員長は、今回の事態について「物理的な暴力事態はいかなる 状況でも正当化できない行為であり、民主労総はこれを容認しない」とし、 「特に議長団の暴行は、進歩政党かどうかとは別に、絶対に正当化できない」 と批判した。

▲統合進歩党は2月23日にチョ・ジュノ前民主労総委員長を共同代表に選任した。チョ・ジュノ前民主労総委員長は、この日国会記者会見場で李正姫・柳時敏統合進歩党共同代表、民主労総キム・ヨンフン委員長と共に代表職受諾の記者会見を行い「李明博政権審判と4月総選挙、12月大統領選挙勝利という歴史的任務を全うする」と述べた。それから2か月半でチョ・ジュノ代表は党権派の党員から暴行された。(写真一番左からイ・ヘソン運営委員、柳時敏代表、民主労総キム・ヨンフン委員長、チョ・ジュノ代表、李正姫前代表、チョン・ヒソン民主労総副委員長、イ・ヨンヒ民主労総政治委員長) [出処:チャムセサン資料写真]

5月11日、民主労総中央執行委員会が決めた刷新案が、党権派の実力行使により 受け入れられなかったことについても批判の声を高めた。キム委員長は「民主 労総の中執で夜を明かして立場を用意したが、この立場は反映されるどころか 暴力事態が発生したのは残念だ」とし「民主労総は以後、産別代表者会議と中央 執行委員会で、今回の暴力事態の後続対策を議論する予定」と明らかにした。

これにより民主労総は14日の午前8時に緊急産別代表者会議を開き、17日に中央 執行委員会を招集、今回の統合進歩党暴力事態に関する後続対策を議論する予定だ。

だが、民主労総の内部にも党権派側の人物が役職についており、前の中央執行 委員会などの議決機構で、党権派と非党権派の激論があっただけに、民主労総 の内部での混乱も続きそうだ。キム・ヨンフン委員長は「意見の差による民主 労総内部の混乱収拾も、産別代表者会議などで意見を集約していく」と述べた。

民主労総は11日、中央執行委員会を開き、約9時間にわたるマラソン会議の末に、 △共同代表団および競争部門比例候補の総辞職、党役員職務辞任を要求し、 民主労総所属の競争部門比例候補3人(ナ・スンジャ、イ・ヨンヒ、ユンガプ・ インジェ)の辞任を公式に確認、△統合進歩党が最後の期待を裏切れば、進歩 政党としての支持撤回を含み党との関係を根本的に再確立していくことを含む 『現統合進歩党に対する私たちの立場』を最終決定した。

▲3月6日、4.11総選挙の前に民主労総と統合進歩党が政策協約を締結した。この協約式には統合進歩党中央委で襲われたチョ・ジュノ統合進歩党共同代表(左から四人目)と民主労総のキム・ヨンフン委員長(左から六人目)が参加した。[出処:チャムセサン資料写真]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-14 02:50:40 / Last modified on 2012-05-14 02:50:45 Copyright: Default

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