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水曜集会1000回「日本政府は慰安婦被害者問題を解決しろ」

日本大使館前に平和の碑を建設、日本政府は撤去を要求

チョン・ヨンギル記者 2011.12.14 16:53

日本軍慰安婦問題解決のための定期水曜デモが1000回になった。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)は12月14日午前11時30分、ソウルの 駐韓日本大使館の前で約1000人の市民と共に定期水曜デモを開いた。韓国政府 に登録されている慰安婦被害者は234人で、今年は16人が亡くなり、63人だけが 生きている。この日の集会には、キル・ウォンオク、キム・ボクトン、パク・ オクソン、キム・スノク、カン・イルチュル氏の5人の慰安婦被害者が参加した。

慰安婦被害者のキム・ボクトン氏は「若い青年たちは強制徴用で、学生たちは 学徒兵で、少女たちは慰安婦という名で戦場に連れていかれた。日本軍の奴隷 になったつらい歴史を忘れないように、1000回まで水曜デモを開いた」とし、 「日本大使は私たちの声を聞け」と訴えた。続いて、「白髪の老人の叫びを李 明博大統領も知らないわけではないだろう」とし「韓国政府も慰安婦問題解決 に動け」と話した。

水曜デモは、1992年1月8日、宮沢前日本総理の訪韓を契機に始まった。これま で毎週水曜に本軍慰安婦問題の真相究明と責任履行を要求してきた。1000回の 水曜デモをむかえ、全国30の都市と世界8か国の42都市で連帯行動が続く。

挺身隊対策協のユン・ミヒャン常任代表は「1000回目の水曜デモは終わりでは ない。世界各地で鳴り響く叫びが日本政府をわれわれのおばあさんたちの前に ひざまずかせる」と話した。

▲少女の形の平和の碑

水曜デモの開始と共に、平和の碑の除幕が行われ、日本大使館の前にたてた。 平和の碑は韓国の民族衣装を着て椅子に座った慰安婦少女の姿を形状化した。 水曜デモの司会をした俳優のクォン・ヘヒョ氏は、「平和の碑は痛みだけでは なく、平和への新しい希望」だと話した。

統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表は「ここに集まったおばあさんと 市民に感謝する。韓国政府が積極的な態度を取らなければならない」とし、 「女性の痛み、人権蹂躙がない世の中のために、統合進歩党が先頭に立つ」と 話し、参席者が拍手を送った。

だが連帯発言のために舞台に上がったハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン) 議員は困惑を感じた。チョン議員が舞台に上がると、市民たちは「退け、降りろ」 とヤジを飛ばした。彼は最後まで連帯発言を続けたが、静かに舞台の下に降りて 行かなければならなかった。これについて水曜デモに参加したイ・ヨンス氏は、 「今まで慰安婦問題に何の関心もなかったのに、政治のためにここに出て来た からヤジを受ける」と話した。

この日の1000次水曜デモには、中高校生、日本人が大勢参加して目を引いた。 友人と体験学習のために現場に来たというキム・ウンス学生は、「若くても、 歴史問題を知らないわけではない。おばあさんたちが受けた韓国の歴史を記憶 するために来た」とし「日本政府はおばあさんたちが生きているうちに、はや く解決すべきだ」と話した。

参席者は日本政府に対し、△真相究明と被害者に対する公式謝罪、△法的賠償、 △慰安婦問題を教科書に記述することを要求した。また韓国政府が問題解決の ために積極的に外交的な努力をするよう要求した。司会者のクォン・ヘヒョ氏は 「今回が終わりではなく来週も続けよう」とし、日本軍慰安婦問題が解決する まで水曜デモを続けることを要請した。

一方、日本大使館はこの日の集会には一切対応をしなかった。日本政府は、 「慰安婦問題は65年の韓日国交正常化時の請求権協定で完全に解決した」とし 日本大使館の前の記念碑を撤去するよう要請した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-15 01:20:35 / Last modified on 2011-12-15 01:20:47 Copyright: Default

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