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雇用部のサムスン電子サービス捜査、サムスン外圧情況

殷秀美議員、総体的不実捜査の疑惑ょ提起...「下請け公聴会を」

ユン・ジヨン記者 2013.10.14 15:59

サムスン電子サービスに対する偽装請負を調査する過程で、雇用労働部がサムスンから外圧を受けたという情況があらわれた。

殷秀美(ウン・スミ)民主党議員は10月14日に開かれた環境労働委員会国政監査 で、サムスン電子サービス南仁川センター所属業者のサムスン南仁川サービス (株)の代表理事、呉某氏の録音記録を公開した。

録音記録によれば、サムスンは雇用労働部に、偽装請負隠蔽などの問題が深刻 ではないセンターを推薦し、調査対象業者選定に介入した。録音記録で呉氏は 「(偽装請負などの)問題がある所だけを調査すると問題になるから... 雇用部 は東莱と浦項を上げました。サムスンは二か所、二か所は私たちがちゃんと やってサムスンで推薦する。こういうことです」と明らかにした。

実際、初期にサムスン電子サービスの偽装請負問題について、証拠隠蔽問題が 発生したセンターは、△ソウル、陽川センター、△仁川西仁川センター、 △浦項市浦項センター、△釜山、東莱センターの4か所だ。だが雇用労働部は、 南仁川、西水原、東莱、釜山鎮などたった4つの下請企業を含み、元請と下請 合計14か所しか監督対象に選定しなかった。

特に、これまでの現代自動車などに対する雇用労働部の不法派遣調査は、該当 事業のすべての事業場を対象に行なわれていたので、雇用労働部はサムスンに 有利なように不良調査をしたという議論が避けられなくなった。

そればかりか、殷秀美(ウン・スミ)議員は別の録音記録で、サムスン電子 サービス随時監督の過程で雇用労働部の上層部線の意向が作用したという 証言を公開した。

録音記録で勤労監督官のA氏は「それまではなんとかして私たちがやろう、つか まえよう、だった」とし「これが突然、室長報告が入りました。そこからポン と空気が抜けてしまったのです。私には接近もできない高位公務員の意向が、 こうして降りてきたのです。イーマートはそうではありませんでした。しかし 雰囲気が180度、さっと変わってしまうのです」と証言した。

事件の進行中には公訴などをする方向で捜査が進んでいたが、雇用労働部本部 室長報告以後、捜査の方向自体が変わり、その後には最初とは全く違う方向で 事件を終わらせろという指示が降りてきたわけだ。

また殷秀美議員は国政監査で「随時監督の結果報告書がほしいと要請したが、 それさえも30ページに縮小して送られた」とし「検討の結果を(雇用労働部が) きちんと確認していないことが確認された」と声を高めた。

殷議員によれば、雇用労働部は調査企画の段階から調査対象センターを人為的 に調整し、必須事実確認もせず、判例などによって十分に偽装請負や不法派遣 の要素になる部分を判断の認定基準にしなかったという。

殷秀美議員は「雇用労働部は17項目にわたり偽装請負などに関する調査をしたが、 これらの項目のうち合計14項目で調査そのものが不充分だったり、調査を通じ 認知された事実関係を過小評価するなどの方式で、不十分な捜査をした」とし 「雇用労働部が調査項目をわざと少なくし、結局サムスン側に有利な調査結果 を導いた疑いが発生している」と批判した。

続いて殷議員は「雇用部はサムスン手抜き捜査を謝罪するべきで、さらに必要 なら大企業下請け聴聞会や下請け国政調査も行うべきだ」と声を高めた。

これに対し房河男(パン・ハナム)雇用労働部長官は「業者選定において内部的 に原則に従い14のセンターを選んだ」とし「最初の基調と結論が変わったと いうことにも同意できない」と反論した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-15 14:06:09 / Last modified on 2013-10-15 14:06:09 Copyright: Default

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