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サムスン電子サービス労組、直接雇用・正規職化の交渉案を提示

8月5日、サムスンに直接交渉を要請…五大要求案を確定

キム・ヨンウク記者 2013.07.24 16:30

7月4日に労組を設立したサムスン電子サービス労組(金属労組サムスンサービス支会)が、サムスンに直接雇用・正規職化などの要求を含む直接交渉案を提示した。

サムスン電子サービス労組は7月24日午前、江南サムスン本社の前で金属労組と 共に記者会見を行い、8月5日にサムスン電子サービスが直接賃金交渉と団体協約 を締結するための交渉を始めることを要求した。

サムスン電子サービス支会は7月20日の代議員大会で直接交渉のための金属労組 5項目の要求を確定した。五大要求は、△偽装請負行為の即時認定、直接雇用 による正規職化実施、△労働法(勤労基準法、最低賃金法、産業安全法など)遵守、 違法事項の是正、△金属労組中央産別交渉への参加、△無労組経営方針による 不当労働行為の中断と自由な労組活動の保障、△外部勤務者へのリース車両を 即時提供だ。

金属労組は、23日の中央執行委で「サムスン電子サービスが交渉を拒否したり 懈怠すれば、偽装請負-不法派遣、労働法違反問題解決のために揺るぐことなく 闘争することを決議した」と明らかにした。

これに先立ち、11日にサムスン電子サービス労働者487人は、サムスン電子 サービスを相手に勤労者地位確認訴訟を出し、不当労働行為の告訴・告発も 進行中だ。

金属労組と支会は記者会見文で「検察は、現場で行われる不当労働行為を傍観 しており、労働部は見せかけだけの随時監督を時間延長で間に合わせようとし ている」とし「検察と労働部は、偽装請負-不法派遣と不当労働行為に対し三星 グループを大目に見るような捜査ではなく、徹底した捜査と即刻処罰をすべきだ」 と要求した。

また「三星グループは、時代錯誤的な無労組経営を放棄し、労働基本権と労働者 の人権を踏みにじるな」とし「サムスン電子サービスの99.3%の株式を持つ サムスン電子は、もう不当労働行為をやめ、法が決めた通りに団体交渉に誠実に 臨め」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-24 19:24:35 / Last modified on 2013-07-24 19:24:36 Copyright: Default

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