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竜山惨事代表団が無期限ハンスト

政府庁舎前ハンスト10分で代表者全員連行

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キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年10月26日15時25分

竜山惨事の『竜』の字があれば捕まえて行くという言葉がまた再演された。 わずか10数分前の記者会見でだ。10月26日午前、龍山惨事解決のための 世宗路政府庁舎前路上ハンストに突入した竜山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委 (氾国民対策委)代表者5人が全員警察に捕まった。これを阻止しようとした 市民1人も共に連行された。彼らは政府庁舎の前に1枚の横断幕を広げてただ座っていた。

▲警察がハンストに突入した竜山氾国民対策委代表者たちを連行するためにとり囲んだ。

一抹の期待を持たせたチョン・ウンチャン総理が、先の秋夕の時に龍山惨事現場の 遺族と会ってから3週間後に、また竜山問題は激しい闘争に駆け上がっている。 先週末は民主労総と共に闘争集会を開いた。明日(10月27日)午前11時には、 遺族たちが政府庁舎前でチョン・ウンチャン総理との面談を要求する記者会見を行う計画だ。 10月28日にはハンスト場でキャンドル追慕祭を開く。氾国民対策委は 「チョン・ウンチャン総理は竜山現場を訪問した後、言葉を変えて総理室担当者に 二回遺族に電話をかけさせ、竜山惨事は彼らには解決できない」とし 「遺族とも会えないので待ってほしいというだけだった」と明らかにした。

ハンストにはイ・スホ民主労働党最高委員、チョン・ジョングォン進歩新党副代表、 チョ・フェジュ労働戦線代表、イ・ガンシル韓国進歩連帯代表、 チェ・ホングク竜山惨事キリスト教対策委牧師と、明洞聖堂に手配座り込みをしている ナム・ギョンナム全国撤去民連合議長、パク・レグン氾国民対策委共同執行委員長、 イ・ジョンフェ氾国民対策委共同執行委員長の9人が突入した。

▲連行されるイ・スホ民主労働党最高委員

▲連行されるチョ・フェジュ労働戦線代表

ハンストに先立ち、イ・スホ民主労働党最高委員は「龍山惨事をきちんと解決するために 集まった各団体の代表者には、もはやできることがない。できることはすべてやった」 とし「この問題を解決せずには正常な社会とは言えない」と事態の解決を要求した。

チョ・フェジュ労働戦線代表も「政府が竜山の『竜』の文字が出さえすれば 何も許可をしないのは、独裁政権が80年光州虐殺を徹底的に知らさないために 光州の『光』の時が出れば遮断したように、李明博政権が撤去民を虐殺したことを 自ら認めるようなもの」とし「最後の手段の無期限ハンストで、真実糾明と責任者処罰、 名誉回復のために最後まで行く」と述べた。

チョン・ジョングォン進歩新党副代表は「平凡な市民5人を公権力が焼き殺してから 10か月たっても、謝罪や釈明をしない国」と糾弾し「李明博やチョン・ウンチャンは 今の瞬間さえまぬがれれば良いと思うかもしれないが、歴史はそうではない」と話した。

イ・ガンシル韓国進歩連帯代表も「代表者は仕事が多く、ハンスト突入は容易ではないが、 ハンストを決断した理由は竜山問題をこれ以上引き延してはいけないと判断したため」 とし「多くの闘争をしたが今最後に情熱を傾けて訴える」と竜山問題解決を訴えた。

ハンストに入る代表者たちは記者会見文で「李明博政権とチョン・ウンチャン総理が 竜山惨事に政府の責任を認め、真心に充ちた謝罪をするまで食を断つ」とし 「政権と総理が最後まで竜山惨事の解決を無視して遺族の声に耳をふさけば、 死を覚悟してハンストを続ける」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-19 01:38:29 / Last modified on 2009-11-19 01:38:30 Copyright: Default

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