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龍山撤去用役「軽い処罰」で議論

座り込み者を追い出そうとして火を付けた用役職員に執行猶予

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チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2009年05月12日16時09分

龍山撤去民鎮圧作戦に加担した用役業者職員の刑量が軽く、論議になっている。

5月12日、ソウル中央地法刑事7単独イ・サンム判事は龍山惨事の件で共同暴行 の疑いで不拘束起訴されたH建設のハ某氏に懲役6か月執行猶予2年を宣告した。 同じ疑いで不拘束起訴されたパク某氏など職員4人にはそれぞれ罰金2200万ウォン を宣告した。

裁判所は「ハ氏は初犯で、犯行の経緯、手段と方法、被害程度を参酌した」と 明らかにした。罰金刑にした被疑者たちは「犯行の加担程度が小さい」と説明 した。

これらの用役職員は龍山惨事が起きる直前、ナミルダンビルの屋上で籠城して いた撤去民を追い出すために古タイヤと廃材に火をつけて、有毒ガスと煙をあ げて起訴された。

民主労働党は法院の今回の宣告についての論評で「法院の『用役チンピラ』に 対する処罰は綿の棒だ」と批判した。「撤去民の座り込みを瓦解させるために 櫓に有毒ガスを送ったことは、過失致死でも未必の故意による殺人でもなく、 『殺人罪』に当たる」と主張した。

民主労働党は「さらに大きな処罰を問う対象は、用役チンピラを死神にした用 役業者で、彼らと共同作戦をした警察」とし「撤去民5人のくやしい死はあって も実体的な真実糾明はなく、亡者の怨みの霊と遺族の悲痛は天を突いている」 と論評した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-14 04:26:22 / Last modified on 2009-05-14 04:26:22 Copyright: Default

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