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「惨事ではなく『虐殺』だ」

『息子がお父さんを殺した』という政府を審判しよう

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イ・ジョンホ記者/ 2009年04月30日5時03分

▲龍山殺人鎮圧100日追慕祭が29日夕方、ソウル駅で開かれた。

ペク・キワン先生は龍山殺人鎮圧100日をむかえた追慕祭で、「龍山『惨事』と いうが、その言葉から直さなければならない。これは明らかに龍山『虐殺』だ。 李明博政権は道徳的に死んだ。命がない政権だ。今日われわれはこの場で李明 博政権の葬儀委員会を作れ」と短い追悼発言の代わりをした。

李明博政権龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会(氾国民対策委)は4月29日午後 7時にソウル駅で、仏教、キリスト教、円仏教、カトリックなどの4大宗教団体 とともに龍山殺人鎮圧100日追慕祭を、約1500人の市民と共に開催した。司会を したカトリック人権委員会のキム・ドクチン事務局長は、「4大宗教の宗教人と 共に100日追慕祭をソウル市庁前で開催しようとしたが、警察が戦闘警察バスで 進入そのものを阻止したので、ソウル駅に移した」と話した。

▲遺族が遺影を前にソウル駅に行進した。

この日の追慕祭は、午後7時15分頃に舞踊家キム・ミソン氏の厄払いの踊りで幕 をあけ、夜10時まで続いた。ペク・キワン先生の追悼発言に続き、午後7時50分 から全国仏教実践僧伽会カソク、ヒョジン僧侶の仏教儀式を始め、キリスト教、 円仏教、カトリックの順で追慕儀式が開かれた。

カトリック正義具現司祭団のムン・ジョンヒョン神父は、「龍山で殺害された 故イ・サンニムおじいさんの息子、イ・チュンヨン氏(全撤連)は今監獄にいる。 検察の論理のとおりなら、これは『息子がお父さんを殺した』ということだ。 私は昨日までちょうど一か月の間、一日も休まずミサを執典した。市民たちも それぞれができることをしよう。まずナミルダンの焼香所を訪問してくれ」と 訴えた。

▲1984年前方部隊勤務中疑問死した故ホ・ウォングン一等兵のお父さんホ・ヨンチュン氏も追慕祭に参加した。(下中)2002年、国防部特別調査団長でこの事件を再捜査し、自殺という結論を下したチョン・スソン氏はこの日の夜、慶州補欠選で国会議員になった。

ペ・ウンシム氾国民対策委共同代表は「100日たっても葬儀もできないその気持 を私は知っている。子供を胸に刻んだ私は分かる」とし、殺人鎮圧真相究明と 責任者の処罰、大統領の謝罪を要求する追悼辞を読んだ。故ヤン・フェソン烈 士の夫人、キム・ヨンドク氏と故イ・ソンス烈士の夫人、クォン・ミョンスク 氏が遺族要請文を読んだ。遺族たちは「死亡者がいるのに殺した者がいません。 李明博大統領は相変らずとぼけ続けています。あなた方を殺した警察はあなた の遺影も踏みにじっています。本当に生きている人として、道理をつくしたい です」と訴えた。

追慕祭はこの日の夜10時に『平和の木』合唱団の歌と市民の献花を最後に終えた。

これに先立ち、氾国民対策委はこの日、龍山殺人鎮圧100日をむかえて惨事現場 で100人の座り込み団と共に、昼の12時に追悼式、午後には横断幕飾り、追慕文 書き、風物グループの道公演、民美協作家とのパフォーマンスなど多様な文化 行動を繰り広げた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-03 18:21:25 / Last modified on 2009-05-03 18:21:26 Copyright: Default

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