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ご案内 : 東京福祉大学(名誉棄損)事件判決・記者会見
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レイバーネットのみなさま  明日(29日)、東京福祉大学(名誉棄損)事件判決があり、明後日(30日)に会見 をします。 傍聴いただければ幸いです。弁護団は判決に出廷できないのですが、原告が出廷し ます。指宿 東京福祉大学(名誉棄損)事件判決・記者会見 原告(元教授)の書籍の「全体の7割くらい」は別人が書いたと誹謗中傷する陳述書 による名誉棄損について損害賠償請求をした事件 2025年1月28日 弁護士 指宿  昭一 連絡先 電話03−6427−5902 判決  1月29日(水)13時10分 東京地裁632号法廷 東京地裁民事44部甲ハB係 令和5年(ワ)第1138号 損害賠償請求事件 記者会見  1月30日(木)15時〜 司法記者会(東京地裁2階) 会見者 原告・田嶋清一(元東京福祉大学心理学部教授)/弁護士・指宿昭一  本件は、東京福祉大学を運営する被告・学校法人茶屋四郎記念学園及び同大学の特 任教授である被告・生沼礼一氏が、原告である田嶋清一・元教授の名誉を棄損したと して、被告らに対して、330万円の損害賠償を請求した事件です。被告生沼氏は、 原告の著書である「自分と向き合う心理学 意志心理学入門」という書籍は、自分と 大学職員の2名で「全体の7割くらい」を書いた、というものです。これは、全く事 実ではなく、原告は、被告生沼氏に、この書籍を書くことを伝えたこともなく、ま た、原稿を見せたことすらありません。研究者にとって、自己の著作が実は他人に よって執筆されたということになれば、研究者生命を絶たれるほどの重大事であり、 看過できないことです。  東京福祉大学においては、中島恒雄元総長に反抗する教職員に対して、無数の嫌が らせが行われてきており、原告も12年間に及んで、解雇、授業を担当させない、他 の勤務先に職員を派遣して誹謗中傷を行う、名誉棄損の損害賠償請求を起こされる (請求棄却判決が確定)等の嫌がらせを受けてきました。本件名誉棄損もその一つと して位置付けられます。 2024年9月30日、被告の第三者委員会による報告書が公表されました。元中島 恒雄総長が、「本法人を私物化しようとしていたとしか考えられない」(P100)など と厳しい記載があります。しかし、この第三者委員会を踏まえた具体的な改革の動き は、いまだ見えません。 本件訴訟は、東京福祉大が民主的で健全な大学になるかどうかを占う重要な訴訟で す。ぜひ、取材をお願いします。

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