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プレカリアートユニオン : アウトソーシング、ネット署名のお願い | ||||||
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プレカリアートユニオンの清水直子です。 大手派遣会社の(株)アウトソーシングが時間外労働の圧縮を求めた労働者代表と36協 定締結せず、新たに労働者代表を選出した、という前代未聞の件について、オンライン署 名を始めました。ぜひご協力ください。 https://chng.it/4jfC88XHgx 宛先: 大手人材派遣会社(株)アウトソーシング 土井春彦代表執行役会長兼社長 タイトル: 「大手人材派遣会社(株)アウトソーシングは長時間労働の是正を求める労働者代表との 誠実な36協定締結の話し合いをしてください! 長時間労働で休職者や退職者が相次ぐ 状況を改善してください!」 概要: 大手派遣会社「株式会社アウトソーシング」は、相次ぐ不祥事の改善につながる時間外労 働の是正を求めた、丸の内本社の労働者代表の女性との36協定を締結せず、新たに会社 主導で労働者代表を選出するという暴挙に出ています。 労働者代表が加入する労働組合プレカリアートユニオンでは、9月21日、厚生労働省で 記者会見を行いました。上場企業の異常事態は以下のように各社から報道され、強い関心 を呼んでいます。 毎日新聞 36協定締結巡り「派遣会社が支配介入」 都労働委に救済申し立て 2023年9月21日 https://mainichi.jp/articles/20230921/k00/00m/020/160000c?fbclid=IwAR2D4GzvnpgVN ncshoQ4YL3rEozYCkXBi12iMsv9kwGD2cdIpkrnPphqVqs 朝日新聞 36協定めぐり人材派遣大手の「不当」訴え 従業員代表の交代も主導 楢崎貴司 2023年9月21日 https://www.asahi.com/articles/ASR9P6D4BR9PULFA01C.html 株式会社アウトソーシングの暴挙が看過されれば、36協定の労働者代表の形骸化のみな らず、36協定そのものがまったく意味をなさないものになってしまいます。多くの方に この状況を知っていただきたいと思います。 36協定とは? 1日8時間、週40時間を超えて、労働者に時間外労働をさせることは違法です。時間外 労働をさせる場合は、過半数を組織する労働組合か、過半数労働組合がない場合は、民主 的に選ばれた労働者の過半数の代表者と、時間外労働などに関する36協定を締結するこ とが義務づけられています。 経緯について 大手人材派遣会社の株式会社アウトソーシング本社で選出された労働者代表の女性が、時 間外労働の是正を求めたところ、会社はパワハラを行ったうえ、一方的な会社提案の協定 締結を強行しようとしました。労働者代表は個人加盟の労働組合プレカリアートユニオン に加入し、36協定締結を協議事項とする団体交渉を申し入れましたが、会社は不誠実交 渉を行い、一方的に新たな労働者代表の選出を行おうとしました。そのため、プレカリア ートユニオンでは、9月14日に東京都労働委員会に不当労働行為救済の申し立てを行い ました。 大手人材派遣会社にあるまじき株式会社アウトソーシングの過去:不正会計、労基署から の再三の是正勧告・・・ 株式会社アウトソーシングでは、2021年末に不適切な会計処理事件が発覚しました。 これを受けて、2022年9月22日に会社が開示した『東京証券取引所への「改善状況 報告書」の提出に関するお知らせ <https://ssl4.eir-parts.net/doc/2427/tdnet/21835 21/00.pdf>』と題する書面では、不適切な会計が発生した原因の一つとして、経理部門に おいて慢性的に人員が不足していたと分析しています(p.18)。しかし現在もなお、経理 部門を中心に長時間労働が常態化し、人員不足は解消されていません。 さらにこの文書では、不適切な会計が発生した原因を、「コンプライアンスは労働関連を 中心とした法令順守と狭く捉えており」とも分析していますが(p.17)、これまで最低で も2度、中央労働基準監督署より違法な時間外労働等について是正勧告書が交付されてい ます。 以上の経緯により、労働者代表の女性は、さらに重大な不祥事が発生することを懸念し、 慢性的な人員不足による違法な長時間労働の一刻も早い解消・是正を会社に求めました。 労働者代表の女性が示したのは、1日3時間、月30時間の残業などを上限とするものでした 。しかし会社側は、あろうことか、月75時間を可能とする残業時間の上限を提案してきた のです。 円滑な36協定の締結に向けて、労働者代表の女性は、個人加盟の労働組合プレカリアー トユニオンに加入し、会社に交渉を求めましたが、会社はコンプライアンス意識を改める 様子を見せないばかりか、会社の提案する長時間労働を可能とする36協定に合意しない ことを理由に団体交渉を拒否し、さらには正当な理由もなく過半数代表者を会社主導で改 選する手続きを強引に進めるという暴挙に出ています。 本来、36協定をはじめとする労使協定は労使が対等な立場で協議・合意の上締結される べきものです。株式会社アウトソーシングのように、団体交渉を一方的に打ち切り、会社 の言いなりとなる新たな過半数代表者を選出することが許されるのであれば、過半数代表 者や労使協定そのものが形骸化されたものとなり、正常な労使関係が破綻してしまいます 。 人材派遣会社という、他業種と比べても人事・労務に関するコンプライアンス遵守が求め られる会社で、あってはならないことです。 株式会社アウトソーシングに強く抗議します。会社主導で新たに選出した労働者代表と締 結した36協定は無効です。長時間労働の是正を求めた労働者代表との誠実な36協定締 結の話し合いをしてください。長時間労働で休職者や退職者が相次ぐ状況を改善してくだ さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 株式会社アウトソーシング 代表執行役会長兼社長 土井春彦 東京都千代田区丸の内1−8−3丸の内トラストタワー本館19F TEL 03−3286−4888(代表) FAX 03−3286−4999 【労働相談は】 誰でも1人から加入できる労働組合 プレカリアートユニオン 〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F ユニオン運動センター内 TEL03-6273-0699 FAX03-4335-0971 メール info@precariat-union.or.jp ウェブサイト https://www.precariat-union.or.jp/ ブログ https://precariatunion.hateblo.jp/ Facebook https://www.facebook.com/precariat.union twitter https://twitter.com/precariatunion YouTube https://www.youtube.com/channel/UCAwL8-THt4i8NI5u0y-0FuA/videos LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true Created by staff01. Last modified on 2023-09-25 11:35:26 Copyright: Default |