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原発問題は完全に決着がついている!〜鎌田慧さん「脱原発」へ熱いスピーチ


*東電前。撮影=ムキンポさん

動画(鎌田スピーチ 12分)

 福島第一原発事故から10年目の3月11日、都内では、16時から「とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議」、17時から「経産省前抗議」、そして18.45から「東京電力本店への抗議行動」が取り組まれた。
 東電前には550人が集まり、落合恵子さん、鎌田慧さん、高校生の鴨下全生さん、茨城で東海第2再稼働反対を闘う大石光伸さんらがアピールした。

 経産省前の行動では、脱原発テント座り込みメンバーが次々に思いを語った。この日でテントが建てられて3470日、2016年に強制撤去されて1664日が経った。10年のうち前半5年がリアルテント、後半5年が座り込みテントだった。

 主催者挨拶で三上治さんは「今でも連日の座り込みが続いている。何の意味があるのか?と問う人もいるが、経産省前での監視活動は間違いなく、再稼働を簡単にやらせない状況をつくっている」と語った。

 ジャーナリストの鎌田慧さんがマイクを握った。83歳とは思えない元気な声で、10分間のスピーチをした。

 「いま脱原発の世論は8割で、原発は危険と思っている人は9割に達している。福島の双葉や浪江は人が住めなくなってしまった。もう原発問題は完全に決着がついている。メルケルのように毅然と脱原発の道を進むべきだ。しかしこの経産省は懲りていない。すべてカネで解決しようとしている。正義も論理も倫理もない。原発の利権を守る人生なんてつまらない。もうやめてくれ! カネだけの原発推進の政治を変えるために、皆で力をあわせていこう」。

 鎌田さんは怒りのまなざしで、経産省を睨みつけた。(M)


Created by staff01. Last modified on 2021-03-12 09:23:54 Copyright: Default

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