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HMI社は二つのホテル閉鎖・全員解雇の責任を取れ!〜抗議と申し入れ

 11月30日、日本労働評議会は、石川県加賀温泉郷の「ホテル大のや」と「ホテル北陸古賀乃井」を傘下に持つHMI株式会社(ホテルマネージメントインターナショナル社・比良竜虎社長)に対し、抗議と申し入れ行動を行いました。行動は金沢駅前と東京日本橋のHMI社前で同時に行われました。

 HMI社は、本年7月1日から二つのホテルを休館すると突然告げ(6月1日に総支配人から)、全員が解雇になると通告し、6月3日にはHMI社の人事部長が現地に赴き、従業員と個別面談し、わずか数分で退職勧奨による合意退職とする「退職合意書」にサインさせました。条件として、残っている有給休暇を買取ることと6月末までの賃金を支払う形になりました。

 しかし、この解雇は、総支配人が、それぞれのホテルの従業員を集めて「ホテルは閉館になる。皆さんは全員解雇になる。一ヶ月前に通告するので、7月1日で退職です」と述べ、その後、本社の人事部長が来て、個別面談を行い、「残った有給を買い取らせていただきます」と言いながら金額を退職合意書に書き込み、その合意書を差し出し、サインを求めるというもので、従業員は合意書をよく読む時間も与えられませんでした。大半の人はやむを得ずサイン、戸惑ってサインを躊躇する人には「断れば何も得られない」「強制ではないが前には進めない」などの脅し文句を言い、無理やり、合意書にサインさせました。

 この日の行動は、会社の強引なやり方に抗議し、誠実な対応をもとめるものです。行動後、厚労省記者クラブで、会見を行いました。(丹羽良子)

*詳細は「労評」HPに記載されています。https://www.rouhyo.org/


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