渡部通信 : 12.19議員会館前行動の報告

　・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ＭＬ」、
　・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
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 昨日（12月19日）夜、今年最後の19日行動が
衆院議員第2会館前で開かれ、2200人が参加しました。
今回の行動趣旨は、
＜自衛隊の中東派兵反対！「桜を見る会」うやむやにさせない！
権力私物化反対！安倍内閣退陣！＞でした。

以下長いのですがご了承を。（記録として書きました）

主催者挨拶に立った＜共同センターの小田川義和さん＞は次の
ようなことを述べました。
　改憲発議は今年も押しとめた！成果として確認しよう。
　年明けから新しい署名を始める。
　この間、野党4党の共同の闘いもあり、
　英語の民間試験導入、数学・英語の記述式問題は見送られた。
　「桜を見る会」で共同行動が作り上げられた。
　ジャパンライフの問題では消費庁が立ち入りを拒んだ。
　（野党のせいで）政策審議がなされなかったというが、
　答弁拒否をしたのは誰か。安倍政権は、
　民主主義の基本にかかわる説明責任を果たしていない。
　年が明けても忘れない。
　12月23日には自衛隊の中東派遣で閣議決定を
　しようとしている。改めて抗議し中止を求める。
　大軍拡予算で9条改憲の先取りをする安倍政権。
　この国の最大の危機だ。
　12月4日に亡くなった中村医師は、2001年国会で
　アフガニスタンに軍隊を派遣するのは「有害無益」と証言した。
　彼の意志を受け継ぐ。

以下、各政党からの挨拶が続きました。
＜社民党・福島瑞穂議員＞
　全国で安保法制違憲訴訟が行われている。
　私も東京地裁で本人尋問に出た。
　違憲の戦争法の強行採決は憲政史上前代未聞の事だった。
　憲法99条には国会議員らの憲法擁護義務が書いてある。
　裁判官も守らなけれればならない。
　「法の支配」があるかどうかが問われている。
　そうでなければ、この社会は崩壊する。
　これまで6回廃止法案を出している。
　中東への自衛隊派遣、23日に閣議決定しようとしている。
　米国と連携するためだ。許してはならない。
　5兆3千億円もの防衛予算、戦闘機は補正予算にして
　ごまかしている。さらに、武器見本市のパンフには
　「日本は憲法を最近変えた」と書かれていた。
　変えられていない。

＜国民民主党・名前ききとれず＞
　この間、二人の大臣が辞めたが説明責任を果たしていない。
　国会にも出てこず、さぼっている。
　安倍首相は「任命責任は自分ある」と言っているが、
　10人以上やめても何も責任を取らない。
　一刻も早く退陣を！
　「桜を見る会」では、「反社会勢力は定義困難」と閣議決定している。
　名簿はすぐシュレッダーにかけている。
　バックアップデータについては「公文書ではない」と言い、
　前夜祭の明細書は「ない」と言っている。許されない。
　にもかかわらず支持率が下がらない。続けさせてはならない。
　スキャンダルをしそれをスキャンダルで覆い隠す。
　安倍政権打倒のためにともにがんばろう。

＜立憲民主党会派？・柚木道義議員＞
　自分は19日行動に参加してきた。みなさんのおかげで
　民主主義が守られてきた。国会の中で、外に耳を傾ければ
　皆さんの声が届いた。9条改憲発議を押し返せた。
　「桜を見る会」検証の山口・下関ルートに参加した。
　「参加者名簿は捨てた」、「公文書ではない」等、
　安倍さんの選挙に功労があった人達を招き、
　税金で飲み食いした。悪質だ。安倍総理枠でやった。
　自衛隊の中東派遣はとんでもない。
　中村さんは武力では平和はつっくれないことを示した。
　井戸を作り命をはぐくみ守った。
　伊藤詩織さんの裁判勝利！
　あったことを無かったことにさせない政治へ。

＜共産党・宮本徹議員＞
　自衛隊を中東に派遣しようとしている。
　9条と全く違う方向だ。危険が高まっているのは、
　アメリカがイランとの核合意から離脱したからだ。
　日本政府はトランプに「核合意に戻れ」と言うべきだ。
　9条を踏みにじっての中東派遣は許せない。
　防衛省設置法に基づく「調査・研究」が目的だという。
　これじゃ、これからいつでもアメリカの要請で出ていくことになる。
　武力行使も排除しないとしており、武力行使の道に入り込んでいく。
　断固として許さない声を広げよう。
　安倍政権はその資格がなくなってきている。
　「桜を見る会」では、後援会員へのサービスとして税金を使っている。
　何を追及しても「資料を破棄したからわからない」と言っている。
　ジャパンライフの山口会長の「60」は一体誰の招待区分だったのか。
　「情報持ち合わせていない」と言うが、職員の記憶をたどればできる。
　しかし、「調査しない」と言う。とんでもない。
　国会には行政にに対する監視機能がある。
　これを拒否する。これでは三権分立がめちゃくちゃだ。
　電子媒体の破棄についても、ログの記録は残っている。
　しかし、調査しないと言っている。
　職員の記憶では5月7～9日に破棄したと言っている。
　都合のいい時に「記憶」と「記録」を使い分けている。
　それは官邸を守るためだ。このような政権が生き永らえば、
　民主主義は死んでいく。
　来年初期総選挙へ！新しい政治を作っていこう。

その後以下のような連帯挨拶がありました。
＜安保法制違憲訴訟の会・ 小倉志郎さん＞
　原告陳述を5分やった。そのことは置いておいて、
　皆さんにお願いがある。私はサラリーマン時代
　原発の仕事をしてきた。そこで過酷な被ばく体験をした。
　2002年に退職したがそのあと福島原発の事故が起きた
　それ以前チェルノブイリ事故があり、
　今でも半径30キロ圏内は住んではダメになっている。
　福島の浜通り・中通りはとても普通の生活などできない。
　原発は簡単に事故を起こせる。放射能の半減期は数万年かかる。
　もう一つ事故が起きれば日本は破滅する。
　アメリカと一緒になって自衛隊を中東に派遣するというが、
　それで日本を憎む人々が出てくる。きわめて危険である。
　是非多くの人々に伝えていただきたい。

＜改憲問題対策法律家６団体連絡会・弁護士 大江 京子さん＞
　改憲案を提示させなかった。野党の頑張り、市民の力で。
　しかし明文改憲をこえる画策をしている。
　23日には自衛隊の中東派遣を閣議決定しようとしている。
　これを許せばレッドラインを越えた日になりかねない。
　緊張高まる中東、イラン・米は一触即発の事態だ。
　なぜ自衛隊を出さなければならないのか。何も政府は答えていない。
　「今は危険がありません」などと言っている
　ではなぜ出すのか。トランプから要求されているからだ。
　私たちは防衛相にも要請してきた。すると、
　「独自の調査・研究です」と言う。
　「じゃなぜ自衛隊をだすのか」と聞くと、
　「装備を出してやるのが自衛隊だから」と言う。
　武力行使と一体化以外の何物でもない。
　絶対出してはいけない。
　政府は「危険になったら考える」などと言って、
　なし崩し的に派遣し、集団的自衛権の発動もありえる。
　絶対に派遣させないことだ。

＜辺野古土砂搬出反対全国協議会の毛利孝雄さん＞
　12月で埋め立てが1年を経過した。
　「辺野古が唯一の解決策」の欺瞞・破綻そのものだ。
　浅瀬の埋め立ては当初半年としていた。
　しかしいつまで続くかわからない。
　大浦湾の埋め立て、軟弱地盤の存在は1月に認めた。
　土砂をさらにプラスしなければならない。
　何（鉄くずの再生品など？）が投入されるかわからない。
　海の中なので監視もできない。環境影響評価もなされていない。
　沖縄は二つの訴訟をやっている。
　団体署名は12月初めに提出した。個人署名もやっている。
　辺野古返還合意から24年経った。これから何年かかるかわからない。
　首里城は再建可能だが、辺野古の海は埋め立てたら元には戻らない。

最後に、＜総がかり行動実行委員会共同代表の
高田健さん＞が以下のような行動提起を行った。
　寒い中2200人も来てくれた。この熱気。
　中村医師のこと、ネトウヨ右翼は「９条は守らなかった」
　などと言っている。30年間丸腰で活動、
　ある時から「日の丸」を外すようになった。
　それは日本が中東・アフガンンにとって仲間ではなく、
　欧米と同じだと考えられるようになったからだ。
　日本政府の政策が影響し、「日本は信頼できない」という
　雰囲気を作り出したからだ。日本政府の責任は重大だ。
　にもかかわらず、20日にイラン大統領と会談をし、
　23日に閣議決定をする。こんなことを許していいのか。
　中村さんが心配していたアフガンになる。
　大きな声で反対し、中東の人々に日本の中でも反対があることを
　示さなければならない。
　12月23日8：00～9：00、首相官邸前で抗議行動をやる。
　日本の市民の心を示したい。
　「桜を見る会」は年を越えても闘う。
　1月から新しい署名を提起する。
　安倍政権に反対するため、世論を巻き起こす。
　いまがチャンスだ。闘いが続き多くの人も疲れているが、
　安倍を倒すために一緒にやろう！
　来年も一緒に頑張ろう！

以上です。最後の19日行動は熱気ある行動になりました。
国会裏のイチョウの葉はほぼ散っていましたが、
新しい芽がすでに生まれていました。
「花も葉もその身に秘めて冬木立」

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～「日・君」強制処分反対！労働運動への弾圧を許すな！～

■日時： 2020年2月9日(日)13時開場 13時30分開始
■場所： 東京しごとセンター 地下講堂
　　　（JR飯田橋駅下車徒歩10分、地下鉄九段下駅下車徒歩5分）
■講演 ：永嶋靖久弁護士（関西生コン弾圧反対弁護士）
　　＜「日・君」強制と関西生コン労働運動つぶし攻撃＞
●現場からの報告
・変形労働時間制と教育労働者の闘い
・「道徳教育」の授業はどのように実践できるか
・「天皇奉迎」に子どもを動員することに反対して闘う
・ 国威発揚とオリンピック・パラリンピック教育の実情
・「君が代」被処分者たちと高校の現場
●卒業式チラシまきの提案
　　　　　　　　　　　　　　　　（資料代 500円）
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【僕、国歌歌わないもん】（石原慎太郎）
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】（ビートたけし）
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう！
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