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やっぱり、知ってよかった!〜レイバー映画祭に参加して

    pipi


*ユナイテッド闘争団の二人

 レイバー映画祭に午後から参加しました。「アリ地獄天国」、主人公の西村さんがどんどん、人としての尊厳を取り戻していくのが見事で、まるで別人のようでしたね。私たちはそういう当たり前の生きる権利を知らされないで生きてて、それが当たり前だと思わされて暮らしてるから、闘おうとすら思わない。けど、西村さんは幸運にもその事に気付かせてくれる人たちに出会え、また映画という形で残すことで、自分だけじゃない、今苦しんでる人たちのためにも頑張れたんだと思います。

 それはほんとに、監督の土屋トカチさんという存在が、大きな後おしになったし、同時に西村さんの頑張りがトカチさんの力にもなっていたんじゃないかな。みてて、こちらも救われる思いでした。あまりパッとしない印象だった西村さんが、みるみる人間的魅力に溢れる人になっていくのが、爽快でした。

 それからもう一本。ショートプログラムでやった「ユナイテッド乗務員のたたかい」。解雇された吉良紀子さんは、あまりにも真っ当なこと言ってて、え? なぜこれが通じないの? って思いました。彼女のことばはとてもストレートで、こねくりまわしたり、汚いことばもでてこないし、その分悔しさがヒシヒシと伝わってきました。

 なんだろうな、思いを伝えるって難しくて、先日の選挙の時もそうだったけど、自分が正しいと思うことをひたすらいえばわかってもらえるわけじゃない。それは私も痛いほど実感したけど、じゃあどうすればって考えてる中で、わたしは彼女の誠実なことばの紡ぎ方に、とても引き込まれました。仕事に誇りを持っていたこと。その仕事を愛していたこと。そして今でも大切に思ってることがすごくわかりました。

 復讐ではなく、大切だからこその意思表示なんだと。明日は我が身。ユナイテッドの内側から声があがるってこと、あるんじゃないかな。それとも、今の生活を守るために、見て見ぬ振りになっちゃうのかな。私だったらどうするかな。考えます。とにかく、彼女の伝えることばを、声を、守りたい。あーもー、カンパ貧乏でどうにもならんけど。でも、他人事だと黙殺することだけは絶対にしない!

 レイバー映画祭はいつも、知らなかったことに気づかされて、知らなきゃよかったよー!!って大泣きするくらい苦しくなったりして、だけど、やっぱり、知ってよかったって思う。もちろん、ぜーんぶ関われるわけじゃないけど。なんていうか、その全てにつながるなにかに、自分なりにアプローチしていくきっかけになっていってる気がします。いつもありがとうございます。また行きます!!


Created by staff01. Last modified on 2019-08-05 14:40:08 Copyright: Default

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