
皆さんへ
東部労組の長崎広です。
新動画<シンポ 米国『レイバーノーツ』との交流・対話(全編版)>を紹介します。
2017年11月16日18時から文京区民センターで「労働情報」主催によるシンポジウム、<米
国『レイバーノーツ』との交流・対話>が開催されました。
アメリカで1979年から労働運動・社会運動の媒体として、大きな影響力を発揮してきた『
レイバーノーツ』の共同創設者の一人であるジェーン・スロータさん(写真)をお招きしてのシン
ポジウムです。
パネリストとして、東京管理職ユニオン鈴木剛執行委員長と全国一般東京東部労働組合須
田光照書記長がそれぞれの闘いの動画を紹介しながら報告・交流を行いました。
シンポの最後のジェーン・スロータさんの言葉、「(日本に来て)今日が一番楽しかった
んです、これまでで。連帯です。」はとても印象的な言葉でした。
ジェーン・スロータさんは、セネラルモーターズの工場でキャデラック製造現場で働く労
働者のひとりでした。
275名の現場労働者の違法ストライキ(山猫スト)に参加し、労組執行部が会社と取引し
て10名のクビを認めたその一人として解雇されました。
僕はレイバーノーツが一貫して行動している非暴力直接行動・不服従運動に関して質問し
ました。
ジェーン・スロータさんは、
「行動は本来あるべき、社会を乱す、かき乱すという目的を忘れた儀礼的なものになって
はいけない」
「労働運動の本質・ルーツは、工場を占拠するという、いくらリスクがあっても、でも連
帯と行動を続けるということなんです。そういうことを労働運動がやり続けることがなけ
れば、社会全体を変えていくことに及ばない。それを忘れてはならない」
また、
「今みた日本の動画をぜひ字幕を付けて来年シカゴのレイバーノーツの総会で上映したら
アメリカの労働者に大変喜ばれると思う」は嬉しかったです。
彼女が実践の先頭に立っている方だと実感しました。
2時間を超える動画ですか、素晴らしい同時通訳者のおかげで全然長く感じませんでした
。ぜひご覧ください。
(長崎)
新動画・シンポ 米国『レイバーノーツ』との交流・対話(全編版)
https://youtu.be/6bej43Ksjn0
東部労組動画一覧
https://www.youtube.com/user/The19681226002/videos
Created by
staff01.
Last modified on 2017-11-18 11:58:05
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