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「原発動かせ」と右翼が妨害〜再稼働反対!9.30金曜行動レポート

    木下昌明

 *官邸前に行かせない警官たち

動画(5分40秒)

 9月30日の金曜日、原発抗議行動の官邸前は騒然となっていた。数人の右翼が「原発賛成」「原発動かせ」の声をはり上げていた。それを警官たちが守るように囲んでいた。私服の警官もずらりと並んでいた。参加者が近づこうとすると、警官は「先にきた者が官邸前の優先権がある」と通せんぼした。


 *官邸前の右翼(左)


 *抗議行動は坂道で行われた

 主催者側は「私たちも本意ではない」といってさっさと移動し、坂の途中でやることにした。こんな連中と争わないほうがいい。テントひろばでもテントをこわすとき、その前に右翼がきたいきさつがある。官憲はその手を使おうとしている。

 国会前エリアでは、共産党で今度当選した武田良介参院議員が、国会本会議で安倍首相が「汚染水の問題は『福島原発内に完全にブロックされており、状況はコントロールされている』と答弁しました。よくもぬけぬけとこんなことが言えるものだ」と怒りの声を上げていた。いつも親子でくる<菅谷ファミリー>もきてスピーチした。

 希望のエリアでは、5年間キャンドルを灯しつづけたキャンドルエリアの外国人女性ヤシンさんが「原発問題はわたしの問題でもあるから参加してきました。ここの金曜日の行動は世界のために大事でしょう、というメッセージを伝える意味も含めてやっています」とスピーチした。

 抗議行動の終わり近く、帰途につく人々にわたしが出演している『がんを育てた男』の上映チラシをくばった。国会前で毎週のように出会う知人の女性も手伝ってくれた。知り合いの一人が通りがかり「主人公がチラシをまいている」と言って笑った。テント前の数字は「1847日」だった。

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