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☆ クラウド・ファンディングの動画字幕プロジェクト。候補の動画を一部、新しい
ものに差し替えて再挑戦しています。しばらくはツイートが増えますがご容赦くださ
い。

 <https://readyfor.jp/projects/DemocracyNowJP2>
https://readyfor.jp/projects/DemocracyNowJP2

長編動画の候補を挙げて投票していただき、3つに字幕をつけるという趣旨ですが、
この企画自体は通常の活動の資金源にもなりますので、今度こそは成功させたいと
思っています。みなさまどうぞ、ご参加、ご支援ください。まだまだ宣伝が不足して
おりますので、お知り合いに、この企画のことを伝えていただくだけでもとっても助
かります。



クラウド・ファンディングの方式がどうも苦手という方は、私たちのサイトに直接寄
付してくださっても大歓迎です。年会費も今年春から9000円に引き下げていま
す。会員になっていただくとか、対訳ニュースを購読していただくとか、とにかくど
んな方法でも結構ですので、どうか活動を支えてください。 → 
http://democracynow.jp/about/support



新着ストリーミング ********************************************

2014/8/26 イスラム主義民兵団が各地で争うリビアの混沌 NATOの軍事介入はなに
を招いたか?

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リビアでは2011年にカダフィ政権が倒れて以来、暫定政府はできたものの国家再建は
進まず、各地で民兵組織が乱立し再び内乱状態に戻っています。 国の西部では首都
トリポリの支配をめぐってジンタンやミスラタの民兵組織が闘い、議会を開くことも
ままなりません。また、ベンガジなど東部の諸都市ではイ スラム主義の民兵組織が
勢力を伸ばし、米国から帰国したハリーファ・ハフテル将軍の軍と激しく戦っていま
す。トリニティ・カレッジで国際学を教えるヴィジャイ・プラシャド教授は、現在の
リビアの混沌を招いたのは、2011年のNATOによる爆撃だと批判します

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20140826-3(動画19分)



☆ このセグメントは、 <https://www.iwanami.co.jp/sekai/> 雑誌『世界』11月号
に載っています。ぜひお手にとってごらんください。

**ヴィジャイ・プラシャド(Vijay Prashad) トリニティ・カレッジ国際学教授。
Arab Spring, Libyan Winter(『アラブの春、リビアの冬』)、『褐色の世界史―第
三世界とはなにか』(水声社 2013年)など多数の著書がある。

字幕翻訳:中野真紀子

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ) 

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○「女性はオンラインの世界で排斥されている」フェミニストのアニタ・サーキージ
アン、ビデオゲーム批評で脅迫を受ける

http://www.democracynow.org/2014/10/20/women_are_being_driven_offline_femini
st

著名なフェミニストのビデオゲーム評論家アニタ・サーキージアンは先週、ユタ州立
大学でスピーチを予定していましたが、会場で「米国史上最悪の乱射事件」をおこす
という脅迫メールが同大学に届いたため中止に追い込まれました。脅迫メールには
「フェミニストに人生をめちゃくちゃにされたから、その復讐をしてやる」とありま
した。送信者はマーク・ラピンと署名、これは1989年のモントリオールの乱射事件で
女性14名を殺害した犯人の名前で、被害者の大半は女性の工学系の学生でした。サー
キージアンは、ユタ州法ではキャンパス警察は市民が銃を携帯することを阻止できな
いと言われたため、スピーチを中止しました。「ゲーマーゲート(Gamergate)」と
呼ばれるこの事件について、また、繰り返し暴力的脅迫を受けているにもかかわらず
続けている、ビデオゲームに登場する女性キャラクターに対する女性嫌悪や性差別、
暴力を指摘するキャンペーン運動について、話を聞きます。「ネット上のハラスメン
ト、特にジェンダー問題に関わるネット上のハラスメントが多発しています」とサー
キージアンは言います。「女性たちは追いやられている、オフラインへと排斥されて
いるのです。これはゲームの世界だけの話ではなく、広範囲なオンラインの世界、特
に男性優位の業界に参加したり仕事したりしている女性たちに起こっているのです」



○メディアで可能性を広げる銃士たち:障がいのある米露映画製作者が 国境を越え
た奮闘の日々を描く

http://www.democracynow.org/2014/10/20/media_enabled_musketeers_russian_amer
ican_filmmakers

「メディアで可能性を広げる銃士たち」(Media Enabled Musketeers)を紹介しま
す。これは障がいを持つロシアと米国人が一団となり、映画を通して障がい問題の関
心を高めようとしているグループです。彼らは、障害を持つ人々が日常的に直面する
課題──アクセシビリティ、愛、夢、そして偏見を巡る問題──を描いた短編映画を
10本以上製作しました。その中の一本Don’t Look Down on Me(『見下すのはやめ
て』)はユーチューブでヒットとなり260万回以上再生されました。同作品は、
ニューヨーク在住で、小人症の最も一般的な原因である軟骨形成不全症を患うジョナ
サン・ノヴィックが隠しカメラを使い、日常的に向けられる偏見と無神経な行動を暴
きます。同グループの作品クリップを紹介しながら、この米露プロジェクトがいかに
して障がい者の日常に対するよりよい理解を提供し、米露2国間の架け橋となるの
か、関係者4人に話を聞きます。



○イスラム国によるコバニ攻撃を無視してきた米国 大規模空爆とトルコと敵対する
クルド系勢力への武器供与を始める

http://www.democracynow.org/2014/10/21/after_ignoring_isis_assault_on_kobani

ジョン・ケリー国務長官は10月初め、シリアにあるクルド人の町コバニは「戦略の対
象」ではないので、米国は「イスラム国」がこの町を掌握することを妨害する行動は
取らないだろうと述べました。しかし、報道映像がトルコ−シリア国境で「イスラム
国」の戦闘員が大っぴらに町を攻撃しているのを伝えると、米国主導の有志連合はシ
リア軍事作戦中最大の空爆で応戦しました。米国主導の有志連合はさらに、数週間に
渡ってその実行を拒否していた、シリアのクルド人への武器や支援品の空中投下を始
めました。トルコは現在、イラクのクルド人部隊が戦闘に参加できるようシリアとの
国境を開放すると述べています。トルコ政府はこれまで、コバニにいるシリア・クル
ド勢力とトルコの宿敵である「クルド労働者党(PKK)」がつながっていることか
ら、彼らを援助することに反対してきました。この複雑な状況を解説してもらうため
に、国際法の長年の教授で元国連特別報告者のリチャード・フォークから話を聞きま
す。彼は4ヶ月のトルコ滞在から米国に戻ったばかりです。



○ 元国連特別報告者リチャード・フォーク:パレスチナの闘いに政治的正統性がも
たらす希望

http://www.democracynow.org/2014/10/21/former_un_special_rapporteur_richard_
falk

イスラエル政府は10月20日、国連の自由権規約人権委員会の前に珍しく姿を現しまし
たが、同国の代表団はイスラエルによってほぼ半世紀の間占領されているヨルダン川
西岸とガザ地区の状況に対して責任を認めることは拒否しました。イスラエルに、そ
の占領地内での行動の責任を取らせるために6年を費やした法律専門家に話を聞きま
す。リチャード・フォークは国際連合人権理事会のパレスチナ人権の特別報告官との
としての任期を終えたばかりです。イスラエルとパレスチナ問題および国連の報告者
としての経験についての彼の文章は、新刊Palestine: The Legitimacy of Hope
(『パレスチナ:正統性に望みを』)にまとめられています。



○ノーム・チョムスキー 国連にて米国のイスラエル支援とパレスチナ国家妨害を激
しく非難

http://www.democracynow.org/2014/10/22/in_un_speech_noam_chomsky_blasts

国連の潘基文(バン・ギムン)事務総長は、イスラエルが最近のガザ攻撃中に国連施
設を破壊した件について調査する計画を発表する中、世界的に知られた反体制派でマ
サチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキーが国連総会ホールで行った
演説を放送します。これは「パレスチナ人の自然権行使をめぐる国連委員会」の後援
によるイベントの一環でした。「1976年1月に始まったパターンが今日まで続いてい
ます〔訳注:1976年1月国連安全保障委員会にパレスチナとイスラエルの二国家をそ
れぞれ承認することで紛争を解決する決議案が提出され、アラブ諸国やPLOはこれを
支持したが、米国は拒否権を行使した〕。イスラエルはこうした条件での和平を拒絶
し、長年にわたり軍事、経済、外交、思想面での絶間ない断固とした米国の支持のも
と、膨大な資源をつぎ込んでその実現を全力で阻止しています」と、チョムスキーは
述べます。



○ノーム・チョムスキー 「米国が国際法に従ったら素晴らしいのに」と国連で

http://www.democracynow.org/2014/10/22/noam_chomsky_at_united_nations_it

先週、世界的に名高い言語学者で活動家のノーム・チョムスキーが国連総会ホールで
イスラエル・パレスチナ問題について重要な演説を行った後、エイミー・グッドマン
が800人の聴衆の前でチョムスキーにインタビューを行いました。チョムスキーは
「パレスチナ人の自然権行使をめぐる国連委員会」の後援によるイベントで演説を行
いました。「米国が取れる一つの重要な行動は、自国の法律に従うことです。もちろ
ん米国が国際法に従うならそれに越したことはありませんが、それは無理な注文で
しょう。」とチョムスキーは言いました。



○『シティズンフォー』: NSA内部告発者エドワード・スノーデンの物語の内幕を捉
えたローラ・ポイトラスの新作映画

http://www.democracynow.org/2014/10/23/citizenfour_inside_story_of_nsa_leake
r

「現段階では、私の言葉を信じてと言うしかない。私は諜報機関に所属する上級公務
員です。こうやってコンタクトを取ること自体、非常に危険だということをわかって
ほしい……あなたの時間の無駄になるようなことはありません。」これは、エドワー
ド・スノーデンが映画製作者ローラ・ポイトラスにあてた最初のメッセージのひとつ
です。これらのやり取りから始まった協力体制がが後に米国家安全保障局(NSA)が
敷いた巨大な監視網を暴露することとなりました。数ヶ月後、ポイトラスは香港のホ
テルの一室でスノーデンとはじめて会います。ポイトラスは、スノーデンが、ジャー
ナリストのグレン・グリーンウォルドとユアン・マカスキルにことの詳細を語る様子
を20時間以上撮影しました。これまでほとんど公開されていなかったこのときの映像
が、ポイトラスの新作Citizenfour(市民4)の中心となっています。ポイトラスに
同作についてと、自身が経験した政府の監視について話を聞きます。この映画はポト
ラスが「9/11三部作」として制作してきた、イラク戦争についてのMy Country, My
Country(『わが祖国、わが祖国』)、キューバのグアンタナモ湾米軍基地について
のThe Oath(『誓い』)の三部目の作品です。NSAに関するポイトラスの取材の成果
もあり、ガーディアン紙とワシントン・ポスト紙はピュリッツァー賞公益賞を受賞し
ました。NSAの監視に関する新たな政府の匿名ソースによる告発についての報道で、
この映画に登場するジェレミー・スケイヒルにも話を聞きます。スケイヒルはポイト
ラスとグリーンウォルドと共に、内部告発による漏洩の調査報道を継続するための新
たな報道組織「ジ・インターセプト」(The Intercept)を創設しました



○ ジェレミー・スケイヒル:イラク人14人の大量殺人で警備隊員に有罪判決も ブ
ラックウォーター社幹部は自由の身のまま

http://www.democracynow.org/2014/10/23/jeremy_scahill_blackwater_execs_remai
n_free

連邦陪審は、2007年にバグダッドのニスール広場大量殺人に関与したブラックウォー
ター社の作戦隊員4人に有罪判決を下しました。10月22日、陪審は警備隊員の1人ニコ
ラス・スラッテンを第一級殺人罪に、残り3人のポール・スラウ、エヴァン・リバ
ティ、およびダスティン・ハードを故殺で有罪としました。陪審は現在も、合計33の
訴因で告発されている被告たちに対する追加の罪状について協議を続けています。被
告らは、ブラックウォーター社の一隊が発砲した際に死亡したイラク人17人中14人の
殺害に関して裁判にかけられています。ベストセラーとなった『ブラックウォーター
――世界最強の傭兵企業』の著者ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。「ジ・イ
ンターセプト」(The Intercept)に発表されたスケイヒルの最新記事はBlackwater
Founder Remains Free & Rich While His Former Employees Go Down on Murder
Charges(「ブラックウォーター社創設者は富を失うこともなく自由の身のまま 一方
元社員は殺人罪で有罪に」)です。



○「核兵器のない世界」を約束したオバマ 1兆ドルをかけて核兵器をアップグレー
ド

http://www.democracynow.org/2014/10/24/obama_promised_a_world_without_nuclea
r

本日はは歴史的な街オーストリアのウィーンからの放送です。2009年オバマ大統領は
近隣のチェコ共和国で「非核演説」について歴史的な演説を行いました。この演説で
核武装解除の取り組みが宣言され、これがオバマにノーベル平和賞が授与された理由
の一つとして言及されました。しかし核武装反対の運動家たちによれば、その後の進
展はほとんどありません。ニューヨーク・タイムズ紙の最近の調査では、米国は今後
30年間にわたり、1兆ドルをかけて核兵器と施設のアップグレードすることになりそ
うです。10月には国連で150ヶ国以上が共同声明に署名し、核保有国に対し12月に
ウィーンで開催される核兵器の人道的影響に関する、第3回目の主要会議への出席を
呼びかけました。米国は、この会議に一度も出席したことがありません。「武装解除
と非拡散を求めるウィーンセンター(Vienna Center for Disarmament and
Non-Proliferation)」のエレナ・ソコヴァ事務局長に話を聞きます。



○欧州における スノーデン時代のプライバシー: 情報機関が何をしているか論じ
る必要がある

http://www.democracynow.org/2014/10/24/european_privacy_in_the_age_of

米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンについてのドキュ
メンタリー映画Citizenfour(『シチズンフォー』)が米国で劇場公開されますが、
本日はスノーデンが漏えいした情報が欧州でのオンライン・プライバシーをめぐる論
義に与えた影響を検証します。オーストリアの新聞 デア・シュタンダールト(Der
Standard)は、世界各地から数千人の外交官が在住しているウィーンで、NSAが電子
通信の7割近くにアクセスしたと報じています。スノーデンが漏えいした情報から、
米国が数百万人のドイツ人の通信を監視し、アンゲラ・メルケル首相の携帯電話を傍
受していることを知ったドイツは、2014年の初めに在ドイツ米国情報機関の幹部を国
外追放しました。また、欧州司法裁判所は、欧州市民の通信データを最長2年間保存
することを電子通信会社に義務づけていた規制を廃止しました。これはデジタル・プ
ライバシーにとっての勝利です。奇しくもこの裁決が下された日に、スノーデンはモ
スクワから欧州評議会議員会議に向けて演説を行いました。「欧州デジタル・ライツ
(European Digital Rights)」代表のアンドレアス・クリシュに話を聞きます。





****** 掲示板 ********************************************



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