デモクラシー・ナウ!情報 : 受賞スピーチ「真の受賞者はスノーデン」 | |||||||
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新着ストリーミング ******************************************** 2014/4/14 NSA内部告発報道にジョージ・ポーク賞 1: 受賞スピーチ「真の受賞 者はスノーデン」 ******************************************** 4月11日、米国のジョージ・ポーク・ジャーナリズム賞の授賞式がニューヨークで行 われ、国家安全保障局(NSA)の監視に関する一連の報道で中心的な役割を果たして きたグレン・グリーンウォルドとローラ・ポイトラスが揃って出席しました。内部告 発者エドワード・スノーデンにインタビューするため香港に飛んで以来、初めての帰 国です。二人の受賞スピーチをお聞きください。 つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20140414-1(動画10分) *グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald)エドワード・スノーデンの内部告発 を最初に公開したジャーナリスト。当時はガーディアン紙のコラムニストであり、同 紙のバックアップを受けてNSAの秘密盗聴に関する新事実を次々と発表し、世界を震 撼させた。その後、ガーディアン紙から独立して、ローラ・ポイトレス、ジェレ ミー・スケイヒルとともに独自の報道メディアThe Intercept を立ち上げた。イン ターセプトはeBay創始者ピエール・オミダイヤの出資。 *ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)ドキュメンタリー映画作家。イラク戦争関連 の記録映画を撮っていらい米当局のブラックリストに載り、出入国のたびに執拗な捜 査や尋問を受けてきた。エドワード・スノーデンの内部告発の報道で決定的に重要な 役割を果たした。グリーンウォルドとともに、新メディアインターセプトを創始し た。 字幕翻訳:齋藤雅子/ 校正:中野真紀子 新着ストリーミング ******************************************** 2014/4/14 NSA内部告発報道にジョージ・ポーク賞 2: 記者会見 ******************************************** 4月11日ニューヨークで行われたジョージ・ポーク賞の授賞式で、式典に行われた記 者会見のダイジェストです。今回の受賞で初めて帰国したローラ・ポイトラスとグレ ン・グリーンウォルドの二人に、これまで帰国を控えてきた理由や、米当局による ジャーナリズムへの有形無形の圧力について記者たちから質問が飛び交いました。米 国政府の内部告発への弾圧のほかにも、ロシアに一時的亡命を認められたエドワー ド・スノーデンの近況、ポイトラスが事務所を置くドイツをはじめ今回の告発に対す る海外の反応、eBay創始者ピエール・オミダイヤの出資で立ち上げた新しいタイプの 報道メディアThe Interceptと告発のツールについて、民間企業と一体化した米国の 監視体制の行方など、さまざまな話題が取り上げられています。なかには質問がホッ トすぎて、「そういうことは記者会見の席ではなくて、デモクラシー・ナウの番組の 中できちんとスクープすることにしています」なんて、エイミーが切り返される場面 も。まだまだ報道は序の口だそうで、これから何が出てくるのか、ほんとうに楽しみ です。 つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20140414-2(動画22分) *グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald)エドワード・スノーデンの内部告発 を最初に公開したジャーナリスト。当時はガーディアン紙のコラムニストであり、同 紙のバックアップを受けてNSAの秘密盗聴に関する新事実を次々と発表し、世界を震 撼させた。その後、ガーディアン紙から独立して、ローラ・ポイトレス、ジェレ ミー・スケイヒルとともに独自の報道メディアThe Intercept を立ち上げた。イン ターセプトはeBay創始者ピエール・オミダイヤの出資。 *ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)ドキュメンタリー映画作家。イラク戦争関連 の記録映画を撮っていらい米当局のブラックリストに載り、出入国のたびに執拗な捜 査や尋問を受けてきた。エドワード・スノーデンの内部告発の報道で決定的に重要な 役割を果たした。グリーンウォルドとともに、新メディアインターセプトを創始し た。 字幕翻訳:齋藤雅子/ 校正:中野真紀子 ********* DNJ Blog ********************************* ・編集会議 50 <http://democracynow.jp/editorblog/14-07-10-8005> 年後のフ リーダム・サマー:ミシシッピ便り http://democracynow.jp/editorblog/14-07-10-8005 ・編集会議 <http://democracynow.jp/editorblog/14-07-09-7997> クラウドファ ンディング第2弾! デモクラシー・ナウの長編インタビューに字幕を http://democracynow.jp/editorblog/14-07-09-7997 ************************************************* 今週の お勧めトピックス(英語のみ) ************************************************** ○ジュリアン・アサンジにインタビュー、ウィキリークスやスノーデンについて聞く 避難先のロンドンの大使館から http://www.democracynow.org/2014/7/7/exclusive_inside_embassy_refuge_julian_ assange デモクラシー・ナウ!特別編に、在ロンドン・エクアドル大使館に滞在するウィ キリークス創設者ジュリアン・アサンジが登場します。スウェーデンと米国の両国で 捜査対象となっているアサンジが政治亡命の保護を求めてから3年目を迎えた中、私 たちは彼の避難所の中に入りました。米国では秘密大陪審が、イラク・アフガン戦争 に関する大量の文書と米国務省の機密外交公電の漏えいに関わったとしてウィキリー クを調べています。スウェーデンでは、性的違法行為を行ったとしてアサンジが訴追 されずに指名手配されています。先週末、スウェーデンの方の捜査では2年ぶりに動 きがみられました。アサンジの弁護士が検察側に対し、新な証拠品の提出と逮捕状取 り下げ要求をしたことを受け、スウェーデンの裁判所が7月16日に審問を行うと発表 しました。2部構成のインタビューの第1弾として、スウェーデンでの新たな法廷闘 争、今も米国で行われている大陪審の調査、そして米国家安全保障局(NSA)内部告 発者エドワード・スノーデンへのウィキリークスによる支援についてアサンジと話し ました ○ガザからの報告:包囲され危機にひんしたパレスチナ支配地域に、イスラエルが新 たな攻撃を開始 http://www.democracynow.org/2014/7/8/report_from_gaza_israel_launches_new イスラエルがガザ地区を爆撃し、新たな大規模攻撃を警告する中、イスラエルとユダ ヤ人入植地での暴力が拡大しています。イスラエル軍は7月7日、パレスチナによるイ スラエル南部へのロケット弾攻撃を止めさせることを目的とする「境界防衛作戦」 (Operation Protective Edge)を発表しました。一夜のうちにガザ地区の50ヶ所以 上を標的にしたイスラエルの攻撃で、少なくとも9人のパレスチナ人が負傷しまし た。7月6日のイスラエルの攻撃では6人のハマスの成員が死亡しました。これは、 2012年末の8日間のイスラエルによる攻撃以来、最大の数です。パレスチナの戦闘員 らは、7月5日の週末以来イスラエル南部に数十のロケット弾を発射していますが、負 傷者は出ていません。イスラエルは予想される攻撃に備え、ガザ境界沿いにすでに集 結させた部隊をさらに補強するために1500人以上の兵士を配置しました。ハマス側は 最近の攻撃は「越えてはならない一線を越えた」と言い、より大規模なロケット弾攻 撃で応酬すると明言しました。もしイスラエルがガザに侵攻すれば、沿岸占領地にお ける6年間で3度目の大規模攻撃になります。2008年の最初の侵攻では1400人以上のパ スレスチナ人が死亡し、そのほとんどは民間人でした。受賞歴にあるパレスチナ人 ジャーナリストで、イスラエルの攻撃について取材しているムハマド・オマールに、 ガザから話を聞きます。 ○「扇動は最上部から始まる」:アラブ人少年の殺害を受け、憎悪を煽っていると非 難されるイスラエル政府 http://www.democracynow.org/2014/7/8/the_incitement_starts_at_the_top イスラエルによるガザ地区への攻撃の脅威の背景に、パレスチナ人の十代の少年と3 人の十代のイスラエル人少年の殺害のあと増大しているヨルダン川西岸とイスラエル 内部のアラブ人街での不安があります。イスラエル人少年らは、彼らが住んでいたヨ ルダン川西岸の入植地付近でヒッチハイクをしていた際に誘拐されました。彼らの遺 体は7月第1週に発見されましたが、そこに至るまでの2週間、イスラエルはヨルダン 川西岸全域で強行捜査を行い、200人以上のパレスチナ人を逮捕、十数人以上を殺害 しました。イスラエル人少年らの遺体が発見された直後の明らかな報復行為として、 ムハマド・アブ・クデールという名前のパレスチナ人の十代の少年が自宅付近の東エ ルサレムで誘拐されました。彼の遺体は間もなく発見され、生きたまま焼き殺された 可能性を示していました。イスラエルは7月7日、6人の容疑者を逮捕し、そのうちの3 人はすでに容疑を認めたと発表しました。イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首 相と他のイスラエル首脳陣はこの殺害を非難していますが、クデイルの死は抗議デモ やソーシャルメディアでイスラエルの政治指導者らによる報復の呼びかけが行われた あとの出来事でした。「エレクトロニック・インティファーダ」(Electronic Intifada)の共同設立者で、新刊The Battle for Justice in Palestine(『パレス チナでの正義の闘い』)の著者であるアリ・アブニマと、平和活動家でThe General’s Son: Journey of an Israeli in Palestine.(『大将の息子:パレチナ を旅する一人のイスラエル人』)の著者であるミコ・パレドから話を聞きます。パレ ドの本の題名は、彼の家族の異色の歴史を反映しています。彼の父親、マチ・パレド は1967年の第三次中東戦争で陸軍大将を務めましたが、後に平和活動家となり、自分 が占領を助けた占領地からイスラエルが撤退することを求めました。 ○ コーク兄弟の反公民権運動のルーツ:新たな文書が明らかにするチャールズ・ コークの右派団体ジョン・バーチ協会とのつながり http://www.democracynow.org/2014/7/8/kochs_anti_civil_rights_roots 「プログレッシブ誌」(The Progressive magazine)と、「メディアと民主主義セン ター」(Center for Media and Democracy)は、物議を呼んでいる右派団体ジョン・ バーチ協会が1960年代の公民権運動に反対するキャンペーンをしていた間、億万長者 で石油産業の実業家チャールズ・コークが同協会の活動的なメンバーだったことを示 す新たな文書を発表しました。チャールズ・コークは、設立当初からジョン・バーチ 協会のリーダーだった彼の父親フレッド・コークの跡を継いでいました。プログレッ シブ誌のリサ・グレーブスから、彼女の新たな記事The Koch Cartel: Their Reach, Their Reactionary Agenda, and Their Record(『ザ・コーク・カルテル:その影響 範囲、復古主義的計略と実践』)について話を聞きます。グレーブスは、チャール ズ・コークが青年時代に吸収した復古主義的思考が、数十年経った後も彼の行動の多 くを、いかに駆り立て続けているかを詳述しています。チャールズと彼の弟デビッ ド・コークは、ティーパーティーや、民主党に対する中傷広告に資金提供する際に寄 付者の身元を隠すことができる「黒い金」政治同盟を使って、主流政治の中に自分達 の信念に似通った政策課題を押し込むために彼らの財産を使ってきました。 ○ウィキリークスのジュリアン・アサンジ ヒラリー・クリントンの発言に反応:ス ノーデンが米国で公正な裁判を受けることは「不可能」だ http://www.democracynow.org/2014/7/9/wikileaks_julian_assange_responds_to_hi llary 本日は、ロンドンのエクアドル大使館内で行われた、エイミー・グッドマンによる ウィキリークスの創立者ジュリアン・アサンジの単独インタビュー第二部をお送りし ます。アサンジは政治亡命者として2年以上、この大使館で保護され生活していま す。彼はスウェーデンと米国で捜査を受けており、米国では秘密大陪審が開かれてい てイラクとアフガニスタン戦争や国務省の秘密公電など、多くの貴重な漏洩文書を公 表したウィキリークスの役割について捜査を行っています。ヒラリー・クリントン元 国務長官国務長官は最近のインタビューで、NSA内部告発者エドワード・スノーデン は、帰国して裁判を受けるべきだと発言しましたが、それに対してアサンジのコメン トを聞きます。「彼の弁護士全員が、スノーデンはアメリカに戻るべきではないと勧 告しています。もし戻るとすれば、至って愚かな行為です」とアサンジは言います。 「米国で彼が公正な裁判をうけることは不可能です。なぜなら、米国政府は国家機密 特権を適用して、被告側にとって有利な資料を使うことを阻止するからです」 ○アサンジ独占インタビュー: スノーデンへの支援 「ジ・インターセプト」への 批判 エクアドル大使館を去ることができるか http://www.democracynow.org/2014/7/9/julian_assange_on_aiding_snowden_tiff ウィキリークスの創立者ジュリアン・アサンジが、政治亡命者して2年以上保護され ているロンドンのエクアドル大使館でデモクラシー・ナウ!のインタビューに答えま した。アサンジは最近、デジタル・マガジン「ジ・インターセプト」とその所有社 ファースト・ルック・メディアを批判しましたが、そのことについてアサンジが説明 します。これはファースト・ルック・メディアが、暴力が広がるという米国政府の懸 念を受け入れ、NSAが監視する国名を公表しないことに同意したことへの批判です。 アサンジとウィキリークスは監視のターゲットとされた国を公表しました。それはア フガニスタンとバハマ諸島で、NSAはこの地域の携帯電話の全通話を記録していまし た。「これはある国が、軍事的な完全占拠以外で、他の独立国家に対して行える最大 の攻撃であると誰もが想像できます。アフガニスタン市民の親密な通話が全て録音さ れているのです」とアサンジは言います。「これはアフガニスタンの人々次第だと私 は思います」。アサンジはまた全世界中の国について2007年からウィキリークスが公 開した800万近い文書について、またスノーデンが米国からの逮捕を免れロシアに政 治的亡命を確保した際にウィキリークスが手助けをしたこと、そして、逮捕されずに エクアドル大使館から出ることが出来るかなど、彼の将来の展望についても語りま す。 ○「インドネシアは別の道へと踏み出した」:投票を操作したとされる、米の訓練を 受けた将軍 大統領選敗退 http://www.democracynow.org/2014/7/10/indonesia_is_on_a_different_path 激しい戦いとなったインドネシアの大統領選の初期集計によれば、ジャカルタ知事の ジョコ・ウィドドが、元陸軍将軍プラブウォ・スビアントに数ポイント差で優性に たっている模様です。プラブウォは敗北宣言するのを拒否しており、正式な選挙結果 は7月20日以降にならなければ分かりません。アメリカ人ジャーナリストのアラン・ ネアンは先日、プラブウォと繋がりがあるインドネシア軍が、「票の改ざんや、反プ ラブウォ派に対する路上での暴力と脅迫」を含む不正選挙活動を行ったと報道しまし た。米国による軍事訓練を受けたことのあるプラブウォは、1990年代にインドネシア 特別部隊の長だった際に大量殺戮をしたとして告発されています。ネアンによる報道 は大統領選中、大問題となり、プラブウォはネアンを、インドネシア軍に対する憎悪 を煽動したとして刑事告訴しました。ネアンにインドネシアから番組に参加してもら います。ネアンは、その支持者の中には「殺し屋将軍」たちがいるものの、民衆運動 による圧力があれば、ウィドドの方が同国の腐敗した政治システム改革に乗り出す可 能性が高いと主張します。「(ウィドドは)いままでインドネシア軍がしてきたよう に民衆に向けて発砲するというような反応はしないと思います。プラブウォならまさ にそういう反応をするでしょうけれど」とネアンは言います。「ウィドドならたぶ ん、人々と対話の場を設定し『解決の方法を見つけよう』と言うでしょう」 ○ムスリムであるがために諜報の標的に? スノーデンの漏洩文書で発覚したNSAの標 的が 米政府の諜報に反応 http://www.democracynow.org/2014/7/10/spied_on_for_being_muslim_nsa 新たな「ジ・インターセプト」(The Intercept)による報道で、米国家安全保障局 (NSA)より諜報の対象とされた著名なムスリム米国人5名の名が明らかになりまし た。この記事はエドワード・スノーデンが漏らした、2002〜08年に傍受の対象となっ た7500件近くのメールアドレスが載っているNSA作成の表が引用されており、そこに はアル・カイダとの繋がりを政府が疑う外国人のものと思われるアドレスと並んで、 テロ活動をしていると疑われている米国人のものが含まれていました。しかしその表 はさらに、選挙に出馬した経験もある元共和党活動家、ラトガーズ大学の教授、そし て米国最大規模のムスリム公民権運動組織リーダーらのメールアドレスも含まれてい たのです。スノーデンによりリークされた文書を元にジ・インターセプトに記事を発 表した、ピュリッツァー賞受賞記者、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。 「これらの人々の唯一の共通点は、政治的活動を行うムイスラム系米国人だというこ とだけです」とグリーンウォルドは言います。「諜報の世界では、それだけで彼らは 怪しいと見なすのに十分だったようです」同記事で名のあげられた2人にも話を聞き ます。テロリズム関係の訴訟で依頼人の弁護を務めたこともある、著名な公民権弁護 士アサム・ガフォーと、弁護士で元米国国土安全保障省の上級政策部長ファサル・ギ ルです。今回の発覚に対しどのような対策がとられるべきかという質問にギルは、議 会は外国諜報活動監視裁判所(FISA)の監視承認に関し介入し、その権限を行使すべ きだと主張します。「われわれの場合については、相当な根拠はなかったと思います ……ですので、システムを全体的に見なおすべきです」とギルは言います。「誰かを 勝手に一括りにしたことで、その人は一生、汚名を着せられることになる……この手 の活動に関与したと政府から疑われる弁護士に依頼しようと思う人はいません」 ○「子供は保護すべきだ」 国境人道的危機対処の予算を支持するグチエレス議員 http://www.democracynow.org/2014/7/11/we_should_be_protecting_children_rep オバマ大統領は、米国とメキシコとの国境で起きている人道的危機に対処するべく、 37億ドル近くの予算を要求しました。米墨国境では昨年10月以来、5万2000人を超え る同伴者のいない子供たちが拘留されています。しかし、この予算の一部は国外追放 のスピードアップに使われることになります。共和党が、本国送還の即刻実施に力を 入れることを同意の条件としているためです。共和党の要求は、2008年に超党派の支 援で成立した移民法を改正し、たとえ子供たちの本国がグアテマラ、ホンジュラス、 エルサルバドルであっても、メキシコ出身の子供たちと同等のスピードで処理するこ とができるようにすることです。「米国連邦議会の議員たちが、子供たちを危険にさ らし、恐怖感を植え付けようとしているのは、情けないことです」と、イリノイ州選 出の民主党下院議員ルイス・グチエレスは語ります。同議員は、オバマのこの緊急補 正予算案を支援していますが、「子供たちは保護すべきであり、彼らに恐怖感を持た せるべきではない」と語ります。 ○ 反移民抗議は「米国精神の面汚し」 子供たちを難民として処遇せよ http://www.democracynow.org/2014/7/11/worst_of_the_american_spirit_advocates 暴力が絶えない中央アメリカ諸国から何千人もの人々が米国に避難所を求めてやって 来ます。これを受けて7月第2週、テキサス州のリーグ市は、在留資格をもたない子供 たちが領域内に足を踏み入れることを禁止する決議を成立させました。この動きは、 7月4日の独立記念日の直前にカリフォルニア州マリエータ市で起きた反感の噴出と共 通するものがあります。過密になったテキサスの移民収容施設から移動させるため、 数十人の子供を乗せてマリエータ市にある連邦の移民収容施設に向かっていた3台の バスを、同市の警察が妨害しました。バスの周りを抗議の群衆が取り囲み、反移民の スローガンを叫びました。「子供たちをどう扱うかが、その社会の指標になります。 あの日の出来事は、米国の精神の最低水準を記録しました」と、団体「ボーダー・エ ンジェルズ」代表のエンリケ・モロネスは語ります。これと時を同じくして、ホン ジュラスの子供たちがストリートギャングの標的になるケースが増加しているという 報道が相次いでいます。国境警備隊の統計は、中米諸都市での殺人発生率の上昇と、 米国への大勢の子供たちの流入には相関関係があることを示しています。「我々がす べきことは、この子供たちに対して、世界の他の国々が難民に与えているのと同じ待 遇を与えることです。国際的な保護を必要とする人々として処遇し、米国の領土に入 ることを認め、市民権取得に向けて道を開くことです」と、ワシントンDCの国連難 民高等弁務官事務所所長シェリー・ピッターマンは語ります。ピッターマンは、米国 とカリブ諸国政府事務所の代表です。 ****** 掲示板 ******************************************** 新刊書の紹介 〜デモクラシーナウジャパンのスタッフが翻訳を担当しました 『不正選挙 電子投票とマネー合戦がアメリカを破壊する』(亜紀書房 2014年7月 定価2400円) http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=698 ついに、日本でも投票と開票のプロセスに操作を加える不正が発覚。選挙の集計が絶 対信頼できるとされた神話は崩壊しました。→ 「参議院選挙で得票減らす 開票担当者起訴」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/t10013035933000.html 選挙運営のプロセスに国民が関心を持ち、厳重な監視の目を光らせることが絶対に必 要です。そういう時代にぴったりの翻訳書が発売になりました。 米国の不正選挙の実態を検証した論文集です。具体的に、どのような手口が使われて いるのか、とくに「電子投票」のコワさはどこにあるのか、ぜひ本書を手にとってご かくにんください。翻訳を担当したのは、デモクラシー・ナウ!ジャパンではおなじ みの大竹秀子、桜井まり子、関房江の3人です。番組でも取り上げられた不正選挙の 実態を掘り下げる内容に、強い興味を持って翻訳しました。 *************** デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参加く ださい。 Created by staff01. Last modified on 2014-07-15 20:52:51 Copyright: Default |