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新着ストリーミング ********************************************

2014/4/16 殺される環境保護活動家たち 資源開発の裏側で起きていること

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石油、天然ガス、鉱物、木材などの天然資源の開発を人間が追い求めるとき、その背後に
は多くの場合、そこで以前生活していた人が土地を追われるという構図があります。土地
を求めるのは外資の大企業、そこに住む人々はほとんど情報を与えられないまま、小額の
補償金をもらうか、ひどい場合は何の手当てもないまま強制移動させられる、というのが
よく見られるパターンです。もちろん中にはそのような状況に抗議の声を上げ、必死の闘
いを挑む人々もいました。しかし残念なことに、環境監視団体「グローバル・ウィットネ
ス」が最近出した報告書によると、土地の権利を訴える環境保護活動家の殺害は、過去十
年で急増しているとのことです。2012年の時点で、このような殺害数はわかっているだけ
でも2002年の3倍近い数でした。

つづきはこちら→ http://democracynow.jp/video/20140416-3 (動画 9分)

 

*オリバー・コートニー(Oliver Courtney)環境監視団体「グローバル・ウィットネス」
上級広報員。同団体の報告書『命取りの環境:急増する環境と土地を守る人々の殺害(De
adly Environment: The Dramatic Rise in Killings of Environmental and Land Defend
ers)』の主執筆者。

 

字幕翻訳:川上奈緒子/校正:永井愛弓

 

********* DNJ Blog *********************************

○ 「ボウ・バーグダール軍曹の帰還:待っていたのはバッシング –編集会議

http://democracynow.jp/editorblog/14-06-18-7930

 

 

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ) 

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○ オバマ大統領がイラクでの無人機攻撃を検討 米軍の行動は宗派間紛争を悪化させる
?

http://www.democracynow.org/2014/6/16/as_obama_considers_drone_strikes_in
週末にかけ、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の戦闘員が激戦の末、北部の都市
タルアファルを制圧しました。ISISがさらに複数の都市を制圧したことで、イラクが崩壊
するかもしれないと大勢が懸念しています。シーア派武装勢力は現在、スンニ派武装勢力
の支配下にある都市を奪還するため、イラク軍とともに戦っています。米国務長官ジョン
・ケリーは16日、イラク政府を支援するため、米政府がイラク国内で無人機攻撃を行うこ
とを検討中だと認めました。またケリーは、イラクを助けるために、米政府とイラン政府
がどのような協力ができるのか、イランと対談する考えに前向きな姿勢があることも言及
しました。どうやら米国は空爆に向けて準備を進めているようです。先日、米空母「H.W.
ブッシュ」が、イラク本土に到達可能なトマホーク・ミサイルを搭載したミサイル巡洋艦
フィリピン・シーとミサイル駆逐艦トラクスタン同行のもとペルシャ湾に到着しました。
また米国は、バグダッド市内の巨大な米大使館から一部職員の退避を既に開始しています
。一方、英国では、現在の危機が2003年の米英によるイラク侵攻とは関係がないと発言し
たことに対し、元首相のトニー・ブレアが多くの批判を受けています。「我々は、『我々
』がこれを起こしたとの考えから、自由にならないといけない。(起こしたのは)我々で
はない」とブレアは話しました。イラク危機について、イラク系アメリカ人で政治アナリ
ストのライド・ジャラルに話を聞きます。

 

○  デイブ・ザイリンが語るテレビには映らないW杯:デモ、催涙ガス、ファベラ住民の
強制退去 140616-2

http://www.democracynow.org/2014/6/16/dave_zirin_on_the_world_cup

    2014ワールドカップ・ブラジル大会は大会5日目に突入。アメリカは今日、初戦とな
るガーナ戦を行います。その一方で、ブラジルの街路では抗議行動が続いています。ブラ
ジルの病院、学校が深刻な資金不足で苦しんでいる中で、政府が約110億ドルをW杯開催に
投じたことに多くのブラジル国民が怒りをあらわにしています。15日、AP通信が撮影した
動画には、リオデジャネイロのマラカナ・スタジアム付近でW杯に抗議するデモ参加者に
対し、警官が実弾とみられるものを発砲している様子が映っていました。警官は、デモ隊
を解散させるため、催涙ガスやゴム弾、音弾も使用したとの報告があります。15日にデモ
を取材していて催涙ガスを浴びたスポーツ記者デイブ・ザイリンに、リオから話を聞きま
す。彼の新著は>Brazil’s Dance with the Devil: The World Cup, the Olympics and t
he Fight for Democracy(『悪魔と踊ったブラジル:ワールドカップ、オリンピック、民
主主義への戦い』)

 

○ フアン・コール:大規模なスンニ派蜂起でイラクは2003年の米国侵攻当時の宗派間反
撃に直面

http://www.democracynow.org/2014/6/17/juan_cole_abundance_of_caution_invasions

イラク危機をめぐり、米国とイランが短期の協議を行う中、オバマ大統領はバグダッドの
米国職員と施設を守るために275人の米兵を派遣すると発表し ました。オバマ政権は、無
人機攻撃やイラク軍を訓練するための特殊部隊の配備など、イラクでの他の選択肢も検討
中だと報じられています。この報道は、 スンニ派武装勢力がバグダッドから40マイル弱
(約64キロ)の都市バクーバへの新たな攻勢を受けて行われました。ミシガン大学教授で
、近刊予定の>The New Arabs: How the Millennial Generation is Changing the Middle
 East(『新しいアラブ:新世紀世代は中東をどう変えるのか』)はじめ数冊の著者であ
るフアン・コールから話を聞きます。

 

○『ザ・ラスト・マガジン』:死後1年、マイケル・ヘイステイングスが遺した小説が企
業メディアを風刺

http://www.democracynow.org/2014/6/17/one_year_after_tragic_death_michael

2014 年6月17日で、調査ジャーナリストのマイケル・ヘイスティングスの死後1年がたち
ました。ヘイスティングは、全米で最も勇敢な若きレポーターの一人とみ なされていま
したが、33歳の若さで自動車事故で死亡しました。イラクとアフガニスタンからの彼の記
事は、戦争の隠された真実を明らかにしました。駐アフ ガニスタン米軍司令官だったス
タンリー・マクリスタル大将に関するローリング・ストーン誌に掲載された2010年の記事
は、マクリスタルと彼の側近が政府高官 について軽蔑的な発言をしたことを伝え、政治
論争を巻き起こしました。記事は、アフガ二スタンでの戦争の方向性をめぐる長きにわた
る政府の不協和音を明らかにし、マク リスタルは更迭されました。ヘイスティングスの
死から1年経って、彼のレポートは再び脚光を浴びています。ヘイスティングスは2012年
、米国人戦争捕虜 のボウ・バーグダール陸軍軍曹についてローリング・ストーン誌に大
規模な調査記事を執筆しました。ヘイスティングスは当時、この記事は彼のキャリアの中
で 最も重要な記事になると思っていました。しかし、この記事は、5人のタリバンメンバ
ーと引き換えにバーグダールが解放されたことが政治論争を巻き起こした 最近になるま
で、広く注目されることはありませんでした。ヘイスティングスはこの記事の中で、バー
グダールがアフガ二スタンでの戦争に深く幻滅した結果、基 地から立ち去った可能性が
あることを明らかにしていました。タリバンによる5年間の拘束から回復中のバーグダー
ルが依然として黙して語らないいま、ヘイ スティングスの記事はこの若き兵士の物語に
明快な洞察を残しています。2014年6月17日、マイケル・ヘイスティングスのもう一つの
大きな仕事が発売に なります。死後出版となった小説で、ニューズウィーク誌で仕事し
ていた時期をふまえて企業ニュースメディアを痛烈に風刺した>The Last Magazine(『ザ
・ラスト・マガジン』)です。夫の死後に原稿を見つけ、この本を出版に導いた、ヘイス
ティングスの未亡人エリス・ジョーダンから話 を聞きます。

 

○  タリバンがカラチ空港を再攻撃 パキスタンで武装勢力との内戦が始まる?

http://www.democracynow.org/2014/6/10/as_taliban_attacks_karachi_airport_again

タリバンの武装勢力は48時間のうちに2回目のパキスタン最大のカラチ国際空港への攻撃
を行いました。6月10日未明、バイクに乗った武装集団が空港治安部隊が運営する学校に
発砲しました。タリバンの武装勢力による6月8日の攻撃では、攻撃者を含む少なくとも38
人が死亡しました。「パキスタンのタリバン運動(TTP)」は2つの攻撃の反抗声明を出し
、この攻撃は北ワズィーリスターンでの軍事活動と、TTPの指導者ハキムラ・メスードが
米国無人機の攻撃で2013年末に殺害されたことの報復であると述べました。パキスタン政
府は2014年初めにタリバンとの和平交渉へ向けて動きましたが、その過程は、この交渉へ
の参加をめぐるタリバン内での分裂によって行き詰っていました。パキスタン人で政治と
防衛アナリストのアイシャ・シディカから話を聞きます。シディカは、Military Inc.: I
nside Pakistan’s Military Economy(『軍事会社:パキスタンの軍事経済の裏側』)の
著者です。

 

○ イラクやシリアは生き残れるか?ラクダル・ブラヒミ元国連特使が語る 宗派間戦争
と2003年の破滅的侵攻

http://www.democracynow.org/2014/6/18/will_iraq_or_syria_survive_un

スンニ過激派がイラクの大きな地域を支配する中、前国連・アラブ連盟特使ラクダル・ブ
ラヒミにエスカレートしていくイラク紛争と2003年の米国侵略の長期にわたる影響、そし
て隣国シリアの危機について話を伺います。ブラヒミは元アルジェリアの自由戦士で、そ
の後アルジェリア外務大臣となった人物です。何十年間にもわたり中東の外交関係に携わ
り、アフガニスタンからイラク、南アフリカまで多くの主要紛争の問題に取り組んできま
した。彼の長期にわたる努力にもかかわらず、シリア政府と反政府グループ間での和平交
渉は実らず、ブラヒミは先月、国連・アラブ連盟シリア担当合同特別代表を辞任しました
。米国のイラク侵略とそれに続く占領の遺産について、ブラヒミは「最大の間違いはイラ
クを侵略したことでした。米国に正しい選択と正しくない選択があるとき、米国は大抵の
場合正しくない方を選んでしまうと、言いたくなります」と語ります。シリアの紛争につ
いては「膿んだ傷であり、正しく手当されないと、傷は広がります。そして今、傷が広が
りつつあります」と話します。

 

○ NFL「レッドスキンズ」の商標取り消しを勝ち取った ナバホの活動家アマンダ・ブラ
ックホース

http://www.democracynow.org/2014/6/19/meet_the_navajo_activist_who_got

米プロフットボールリーグ(NFL)ワシントン・レッドスキンズのチーム名変更を求める
運動が広まりを見せていますが、このほど予想外の勝利を収めました。米特許庁は、同チ
ーム名とロゴは米先住民への蔑称にあたるとし、レッドスキンズの商標を取り消しました
。この決定は、レッドスキンズにチーム名変更を強制するものではありませんが、第三者
によるチーム名とロゴの使用を法的に保護するのは、今よりも難しくなる可能性がありま
す。同チームが不服申し立てを行っている期間は、商標は維持されると報道されています
。しかし米先住民や「レッドスキンズ」ブランドを批判する人々は、チーム・オーナーの
ダン・シュナイダーが最終的にチーム名変更に追いやられることになる兆しだと、この行
政判断に大喜びしています。2人のゲストをお招きしました。ナバホ族活動家で、同訴訟
の原告でもあるアマンダ・ブラックホースと、スポーツライターのデイブ・ザイリンです
。

 

○「ネオリベのトロイの木馬」  ワールドカップによる立ち退きに大規模な抗議が起こ
るブラジル

http://www.democracynow.org/2014/6/19/a_neo_liberal_trojan_horse_dave

6月18日、ブラジルでは2014年ワールドカップ期間中の最大規模の抗議行動があり、数千
人がデモ行進を行いました。「ホームレス労働者運動」のメンバーが、サンパウロの主要
高速道路を封鎖し、ワールドカップのための巨大な支出に抗議し、手ごろな価格の住宅を
増やすよう求めました。やはりワールドカップ開催中の都市ポルトアレグレでは、警察が
催涙ガスとスタン擲弾を、国際サッカー連盟FIFAへの抗議活動を行うデモ参加者に対し使
用しました。平和的抗議活動に対し、軍事装備に身を固めた警察機動隊の人数は大幅に上
回っていました。今週、米国のジョー・バイデン副大統領がブラジルを訪問し、ワールド
カップの米国・ガーナ戦(2−1で米国が勝利)を観戦すると同時に、ブラジルのジルマ
・ルセフ大統領との関係修復も図りました。米国家安全保障局(NSA)によるブラジルでの
盗聴活動が暴露され、ルセフ大統領の私用の携帯電話の盗聴も明らかになって、関係がぎ
くしゃくしていました。ブラジルでは2016年にリオデジャネイロでオリンピックの開催も
予定されており、ふたたび大勢の人々が立ち退きを迫られています。リオのマラカニャ・
スタジアムより、Brazil’s Dance with the Devil: The World Cup, the Olympics, and
 the Fight for Democracy(『悪魔と踊るブラジル:ワールドカップ、オリンピックと民
主主義への闘い』)の著者でスポーツライターのデイブ・ザイリンに話を聞きます。

 

○米国とイランは協力して追い詰められたイラクのシーア派政権後押しに乗り出すのか?

http://www.democracynow.org/2014/6/19/as_iraq_teeters_will_us_and

イラク政府がスンニ派軍事勢力に対する空爆を米国に要請し、危機が深まる中で、イラン
の役割をみていきます。6月18日イラク政府は、先週より同国の広範囲な一帯を手中に収
めた軍事勢力に対する空爆を、米国に対し正式に要請しました。英インディペンデント紙
は、オバマ政権がイラク政府高官に対し、米国の軍事介入はマリキ首相の退陣が条件であ
ると回答したと報じています。マリキ首相はシーア派で、イラクの宗派間対立を悪化させ
たと、多方面から批判されています。イラクおよびシリアの危機は、サウジアラビアがス
ンニ派軍事勢力を支援しているとマリキ政権が批判し始めイランとサウジアラビアの代理
戦争に発展していると、多数のアナリストが指摘しています。同紛争に外国は関わるべき
ではないという6月18日のサウジアラビアの発言は、イランに向けられた警告と見られて
います。これはイランのハサン・ロウハニ大統領が、イラク内でスンニ派軍事勢力がイラ
ク内のシーア派の聖地を脅かすなら、イランはその保護に「躊躇しない」と発言したこと
を受けたものです。オバマ政権は、軍事勢力の侵攻を止めるためにイランとの協力も視野
に入れるとの立場を堅持しています。この問題についてはウィーンで開かれた核開発をめ
ぐる協議でも、二国間で短い話し合いがもたれました。ワシントンとテヘランは協力して
イラク政府の応援に乗り出すのでしょうか?「全米イラン系米国人協会」 (National Ir
anian American Council)の調査部長レザ・マラシに話を聞きます。

 

○公的債務を餌食にするハゲタカ・ファンドの肩を持つ米国最高裁 アルゼンチンはたか
りだと主張

http://www.democracynow.org/2014/6/19/argentina_alleges_extortion_after_supreme_
court

貧困国の公的債務返済をめぐる「今世紀の最大の裁判」について見ていきます。米最高裁
は今週、15億ドル超の負債を巡るアルゼンチン側の上告を退け、「ハゲタカ・ファンド」
の搾取的な行動に正当性を与えたとの批判を受けています。この裁判は、10年以上前の同
国の通貨危機の後、アルゼンチンの負債を安値で買い上げたヘッジファンドに関するもの
です。アルゼンチンが対外債務支払い停止を宣言した後、債権者の大半は元本の削減に応
じました。しかしNMLキャピタル(NML Capital)その他の企業は、この取引を拒否し、全
額返済を求めました。6月16日の判決により、アルゼンチンに対しヘッジファンドへの支
払いを命じた下級裁判所の判決が有効になります。アルゼンチンのクリスティーナ・フェ
ルナンデス・デ・キルチネル大統領は、これらの企業の行動は「たかり」だと言っていま
す。「ジュビリーUSAネットワーク」(Jubilee USA Network)事務局長エリック・レコン
プトに話を聞きます。

 

○ニューヨーク市 人種攻撃と警察の権力濫用が煽った25年前の冤罪事件で4000万ドルを
賠償

http://www.democracynow.org/2014/6/20/nycs_40m_central_park_5_settlement

ニューヨーク市は、25年前のセントラルパーク内での女性ジョガーレイプ事件で誤って有
罪とされた男性5人に対し4000万ドルを支払うことに同意したと伝えられています。黒人
とラティーノの5人は、判決を受けた時、ティーンエイジャーでした。最初は自白したも
のの、まもなく撤回し、憔悴と警察による強制により犯行を認めたと主張しました。当時
のメディア報道は彼らを有罪と決めつけ、人種的な婉曲表現で彼らを描きました。2002年
にレイプの真犯人が名乗り出て告白したため、有罪判決は無効にされましたが、その時に
は、5人はすでに刑期は一番長い人で13年に達していました。この調停に対する感想をナ
タリー・バイフィールドに聞きます。フィールドは「セントラルパークの5人」裁判の当
時、ニューヨーク・デイリーニューズ紙の記者でした。現在は、クイーンズ地区のセント
・ジョンズ大学の社会学准教授で、Savage Portrayals: Race, Media and the Central P
ark Jogger Story (『粗暴な描写:人種、メディア、そしてセントラルパーク・ジョガ
ーの物語』の著者です。

 

○コリーン・ハナブサ下院議員 議会の承認無しの米軍のイラク展開を禁じる法案修正を
提起

http://www.democracynow.org/2014/6/20/rep_colleen_hanabusa_proposes_ban_on

19日、オバマ大統領はイラクに最大300人の軍事顧問を派遣すると発表し、イラクの広大
な地域を掌握したスンニ派軍事勢力に対する米軍の空爆については、可能性を残したまま
にしました。連邦議会下院から、ハワイ選出の民主党下院議員コリーン・ハナブサに話を
聞きます。同議員は議会の承認無しにイラクに米軍が配備されることを防ぐようにする提
案修正を6月第3週に可決させました。

 

○イラク次期首相?大量破壊兵器に関するニセ情報拡散の張本人アハメド・チャラビが米
高官と会談

http://www.democracynow.org/2014/6/20/iraqs_next_pm_ahmed_chalabi_chief

イラクのマリキ現首相に対し、政府の宗派色を薄めるか、そうでなければ辞職せよという
圧力が強まっています。強い影響力を持つシーア派宗教指導者シスターニ師は、新たな「
実力のある」政府の樹立を求めました。19日、ニューヨーク・タイムズ紙は、ロバート・
ビークロフト駐イラク米国大使とイラク国内の米国務省トップ、ブレット・マクガークが
最近、イラクの政治家アハメド・チャラビと会見したことを明らかにしました。チャラビ
は、イラク国民会議(INC)の元議長だった人物です。INCはCIAを資金源とするイラク人亡
命者の団体で、2003年の米軍の侵攻を強力に要求しました。サダム・フセインが大量破壊
兵器を開発し、アルカイーダとつながりをもっていると言い立てて開戦前の好戦ムードを
盛り上げたのです。同団体は、ブッシュ政権、米国連邦議員、ジャーナリストに、ガセネ
タを提供しました。ハーパーズ誌のワシントン・エディター、アンドリュー・コウバーン
から話を聞きます。

 

○悪徳銀行家だけが喜ぶプラン:ウィキリークス グローバルな金融規制の撤廃を推進す
る貿易協定を曝露

http://www.democracynow.org/2014/6/20/a_plan_only_banksters_will_love

情報開示推進団体ウィキリークスは、サービス貿易協定(TISA)の機密草稿を公開しまし
た。これは50カ国と世界のサービス貿易の68パーセント以上を対象にする貿易協定です。
これまで、この草稿は交渉期間中ばかりでなく、制定後5年間も機密にされることになっ
ていました。漏洩されたテキストをみると、TISAの狙いは、参加諸国が金融規制の改善を
行うことを禁止することにより、1990年代に作成された極端な規制撤廃モデルを固定化す
ることです。また「金融サービス付帯条項」の草稿は、規制による障壁を防ぎ、金融多国
籍企業が外国に拡張しやすくする規則の確立をめざしています。草稿のテキストは、2014
年4月の交渉ラウンドに使われたものです。リークされた文書についてロリ・ウォラック
に話を聞きます。ウォラックはパブリック・シチズンのグローバル・トレード・ウォッチ
代表で、著書にThe Rise and Fall of Fast Track Trade Authority.(『ファーストトラ
ック貿易権限の盛衰』)があります。

 

 

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