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小林直樹ライブで本人語る「福島原発と同い年の自分。震災後、普段の生活は戻ったが、以前とは違う思いが」 | ||||||
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40歳になったばかりの「小林直樹」さんは、福島原発が生まれた年に日立市で生まれた。マンション等の建築現場で給水菅の取り付けの作業労働をしながら、普段の思いをメッセージとするバラードを歌う。今回は新曲(題名未定)「裏のない世界、表のない世界、まんまるい世界の中で・・・」と自らが理想とする世界を力強く歌った。 60歳代の「ぼけまる」さんは国立市の居酒屋「かけこみ亭」の店主で、かつて東京・山谷で岡林信康が歌う姿を見て歌いはじめ、かれこれ数十年、語りが心情の弾き語りとブルースハープで、国立のこと、島原のこと、沖縄のこと、朝鮮のこと、福島のこと、山谷のことを歌った。 二人の息の合った演奏と、ソロのボーカルメッセージに観客は魅了し、それぞれの持ち歌にあわせて口ずさんでいる人もいた。 小林直樹さんは、「今回の震災直後、私が働く建築現場では、送電されなくなり、建築資材は届かなくなり、仕事がストップとなり、自宅待機となった。同僚と喫茶店で日がな一日語りあう中、テレビからの無責任な震災情報による今後の生活への不安を話したら、『これを読んでみろ』とある本を手渡された。その本が広河隆一の『原発破壊』でした。 その本を読んでいるうちに、ふと、ある音が浮かんできたのです。それは、建築現場でピアット(作業員を載せて運ぶ昇降機)が発する警報音でした。それは上方で作業している人にピアットが上がってくることを知らせるもので、その音の曲はロシア民謡の『カチューシャ』でした。今まで、気にしていなかった、この音が妙に気になって、『ああ、あの曲を聴きながら普段あたりまえの生活を自分はしていたのだなあ。』と懐かしさを感じていました。 その後、工事は再開されて、ピアットのこの音を耳にするたびに『今、自分は普段の生活をしているのだなあ』と実感していました。」と語った。 その語りの後、激しいパンクロック調のリズムで「林檎の花ほころび・・・」と歌った。 (ジョニーH) Created by JohnnyH. Last modified on 2011-08-29 10:46:05 Copyright: Default |