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デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するとと
もに、今週の注目トピックスをお知らせしています。 ツイッターでもお知らせ
しています →ID democracynowjp 


新着ストリーミング ********************************************
2010.03.11-3 新たなジムクロウ 大量投獄に見る隠された人種差別
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ジム・クロウ法とは、奴隷解放後も黒人差別を続けるため南部で施行された人種
隔離法の総称です。1960年代の公民権運動によってジム・クロウ法は撤廃されま
した。でも実は人種カースト制は廃絶されず、刑事司法制度を通じて今も維持さ
れていると、法学者ミシェル・アレグザンダーは言います。現在、米国で投獄中
や保護観察中のアフリカ系男性の数は、南北戦争以前の奴隷の数よりも多いのです。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20100311-3 (動画25分)

ゲスト:
*ミシェル・アレグザンダー (Michelle Alexander) The New Jim Crow: Mass
Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人隔離:大量投獄に
見る隠された人種差別』)の著者。カリフォルニア北部ACLU(米国自由人権協
会)人種公正プロジェクトの元主任。現在はオハイオ州立大学のモーリッツ校と
カーワン人種民族研究所の両方に籍を置く

字幕翻訳:字幕翻訳:玉川千絵子/校正:大竹秀子/全体監修:中野真紀子・付天斉

新着ストリーミング ********************************************
2010.03.23-1 マイケル・ムーア 医療保険制度改革法案は「資本主義にとって
の勝利」
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オバマ大統領が内政上の最優先課題とする医療保険制度改革は、3月21日ついに
下院で改革法案が可決されました。民主党は60年代の公民権運動以来の最大の社
会改革と自画自賛しますが、他の先進国並みの国民皆保険制度を望んでいた米国
民には、ひどい期待はずれでした。国民皆保険制度に近づいたとはいえ、政府が
運営する公的保険はオプションとしてさえ導入されず、民間企業の提供する医療
保険への加入を義務づけられるのです。映画『シッコ』で医療保険制度の欠陥を
強烈に批判し、大統領選挙でオバマ候補を積極的に支持したマイケル・ムーア監
督に、この結果について聞きます。
つづきはこちら → http://democracynow.jp/submov/20100323-1 (動画30分)

ゲスト:
*マイケル・ムーア(Michael Moore) アカデミー賞受賞の映画監督
字幕翻訳:中村達人/校正:斉木裕明/全体監修:中野真紀子・付天斉

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ) 
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● オバマ政権イラクでの戦闘行動終結をアピール イラク人にとっては名前が
変わっただけの同じ戦争が続く
http://www.democracynow.org/2010/8/20/obama_admin_claims_end_to_combat
オバマ政権は最後の戦闘部隊がイラクから撤退したと言っていますが、これはイ
ラク戦争の終結を意味するのでしょうか、それとも名前だけを変えた同じ米国占
領に過ぎないのでしょうか?イラクにはまだ5万人超の米兵が残り、他にも4500
人の特殊部隊と数万人の民間軍事会社の要員も残っています。駐バグダッド米国
大使館は世界最大の大使館で、アメリカンフットボールのフィールドでいうとそ
の80倍の広さがあります。この、いわゆる撤退について、米メディアではあまり
聞こえないイラク人自身の考える今後の展望を聞きます。ピース・アクションの
ラーイド・ジャラールとイラク女性自由機構(Organization of Women’s
Freedom in Iraq)のヤナール・モハメドに登場してもらいます。

● 反戦イラク帰還兵カミロ・メヒア 「米軍撤退計画は"軍事占領の民営化"」
http://www.democracynow.org/2010/8/20/iraq_war_vet_camilo_mejia_us
カミロ・メヒア二等軍曹はイラク戦争に初めて公然と反対を表明した米軍兵士で
す。その彼に、このいわゆる米戦闘部隊のイラク撤退について感想を聞きます。
メヒアは2003年、フロリダ州兵として6カ月間イラクで従軍しました。2週間の休
暇で米国に戻った彼は、イラクでの軍務に復帰しないことを決めました。2004年
5月、軍事法廷の陪審員たちは彼を脱走の罪で有罪とし、禁固1年の刑を言い渡し
ました。投獄から9カ月が経ち、国際アムネスティはメヒアを「良心の囚人」と
認定しました。

● DREAM法は数百万の若年不法滞在者の福音か、それとも新兵徴募装置か?
http://www.democracynow.org/2010/8/20/debate_is_dream_act_a_solution
頭文字を取ってDREAM法と呼ばれる「外国人若年層の開発・救援・教育法」(The
Development , Relief and Education for Alien Minors Act)は、最低2年間大
学に通うか米軍に入隊することで無届け移民の若者たちに米国市民権獲得のチャ
ンスを与えるというものです。退去強制の恐怖におびえることなく米国に留まる
チャンスを求める彼らにとって、この法律はまさに夢=DREAMがかなう法律と言
われています。しかし多くの反戦活動家たちは、この法案は軍隊により多くの若
者たちを送るだけだと警告しています。「反戦イラク帰還兵の会」(IVAW)のカ
ミロ・メヒアと、DREAM法推進派の活動家ギャビー・パチェコに討論してもらい
ます。

● 2006年以来28,000人の死者を出した末 メキシコで麻薬合法化が主流化
http://www.democracynow.org/2010/8/19/as_deaths_mount_to_28_000
過去数年間、徐々に軍事紛争の様相を呈してきていたメキシコ政府の対麻薬取引
政策は、死者数を急増させただけという結果になっています。現在、メキシコで
は、麻薬、特にマリファナを合法化しようとする動きが高まっています。麻薬を
さまざまな度合いで非犯罪化する、あるいは合法化することをめざす4つの提案
がメキシコの下院議会で審議されており、上院でも別の提案が検討されていま
す。一方、麻薬撲滅戦争で米国の主要な協力者だったビセンテ・フォックス前大
統領も麻薬合法化を支持し、麻薬の禁止によって暴力と腐敗は減らせなかったと
言っています。

● オバマ 米国=メキシコ国境の軍事化を増強する6億ドルの法案に署名
http://www.democracynow.org/2010/8/19/obama_signs_600m_bill_to_increase
オバマ大統領は、メキシコとの国境沿いに新たに1500人あまりの 国境監視員と
取締官、ならびに無人偵察機2機を配備する6億ドルの法案に署名しました。法案
はまれにみる超党派の賛成により迅速に議会を通過しました。移民と難民の権利
のための全国ネットワーク(National Network for Immigrant and Refugee
Rights)のアーノルド・ガルシアに話を聞きます。

● NYのイスラム教コミュニティセンター建設問題 共和党と同調して数人の民
主党トップが反対 関係者座談会
http://www.democracynow.org/2010/8/18/as_gop_and_some_top_dems
ロウアーマンハッタンの世界貿易センター跡に近い場所に建設予定のイスラム教
コミュニティセンター問題を取り上げます。これは全米的な賛否両論渦巻く問題
となっています。建設反対の声は当初、狂信的な一部の右翼ブログの間で起こり
ましたが、すぐに一般の世論にまで広がるようになりました。その中には上院民
主党院内総務のハーリー・リードなど民主党のトップ議員たちも含まれていま
す。共和党はこの論議を秋の中間選挙のテーマの1つにすると明言しています。
今日は4人のゲストにこの問題について話し合ってもらいます。イスラム教徒と
して初めて連邦議会議員になったミネソタ州選出の下院議員キース・エリソン、
ユダヤ人のための指導者訓練施設兼シンクタンクの「教育と指導力のための全米
ユダヤ人センター」(National Jewish Center for Learning and Leadership)
からアーウィン・クーラ師、ジョージタウン大学のイスラム学教授ジョン・エス
ポジート、そしてタラット・ハムダニです。タラットの息子、サルマン・ハムダ
ニは9.11世界貿易センター攻撃で亡くなりました。

● ウリベ政権後のコロンビア ラテンアメリカ史学者グレッグ・グランディン
に聞く
http://www.democracynow.org/2010/8/10/latin_american_historian_greg_grandin_on
8月10日、衝突の危機を打開するため、コロンビアとヴェネズエラの大統領が会
談を行い、両国の交易と外交関係が再構築されることが期待されています。8月7
日に就任式を終えたコロンビアのフアン・マヌエル・サントス新大統領は、コロ
ンビアのサンタ・マルタでベネズエラのチャベス大統領と会談します。サンタ・
マルタは、南米解放の英雄シモン・ボリバールが1830年に没した所です。アルバ
ロ・ウリベ前大統領の国防大臣であったサントスは就任演説の中で、チャベス大
統領との「率直で直接的な」対話を訴えました。それへの返答として、ベネズエ
ラのチャベス大統領は、コロンビアのゲリラに、すべての人質を解放し、武装闘
争を断念することを呼びかけました。

● ハイチの「独立債務」400億ドル フランスに返還を要求
http://www.democracynow.org/2010/8/17/france_urged_to_pay_40_billion
国連が各国に呼びかけたハイチ復興基金によると、約束した援助金を全額支払っ
た国はブラジルとエストニアの2国にとどまっています。米国、フランス、カナ
ダなど多くの国は約束した援助金を送っていません。CNNが最近行なった調査に
よると、ハイチに実際に送られた援助は約束された金額のわずか2%であることが
判明しました。ハイチに対してもうひとつ別の形、賠償金として支払われるべき
ものへの要求が高まってきています。著名な学者や活動家で作るグループは8月
第3週、公開書簡のなかで、200年前独立を果たしたハイチにフランスが課した
「独立債務」を、フランスはハイチに返還すべきだとしました。ハイチは、第二
次大戦までの間におよそ9千万フランの金貨の支払いを強制されました。これ
は、利子とインフレ率分を加味すると現在の400億ドルに相当します。
石油大手シェブロン委託の調査会社、訴訟妨害のためジャーナリストにスパイを
依頼 本人が出演

●米誌アトランティックは、石油大手シェブロンの委託を受けていた世界最大手
の民間調査会社クロールが、エクアドルのアマゾンhttp:
//www.democracynow.org/2010/8/16/journalist_exposes_how_private_investigation_firm
流域の住民がシェブロンを相手取り270億ドルの賠償金を求めた訴訟を骨抜きに
するため、米国のジャーナリストをスパイとして雇おうとしていたと報じまし
た。シェブロンから依頼を受けたジャーナリストのメリー・カデヒと、エクアド
ルのアマゾンの環境を監視する「Amazon Watch’s Clean Up Ecuador campaign」
のコーディネーターを務めるハン・シャンに話を聞きました。

● イルカ殺処分を取り上げたオスカー受賞映画「ザ・コーヴ」の監督が語る
http://www.democracynow.org/2010/8/16/filmmakers_activists_try_to_save_dolphins
オスカー受賞作品「ザ・コーヴ」は、日本で数か月間にわたって右翼アクティビ
ストらが上映中止の抗議行動を続けていましたが、ようやく前月になって上映が
始まりました。この映画ではアクティビストと映画作家たちが隠しカメラを使用
して、年間2万頭以上のイルカを殺処分している、東京から320キロ程離れた太地
町という小さな漁業町を撮影しました。「ザ・コーヴ」の映画監督であるルイ・
シホヨスと、イルカ保護活動家のリック・オバリーに話を聞きました。

******** 掲示板 *****************************

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Created by staff01. Last modified on 2010-08-24 16:10:26 Copyright: Default

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