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デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するとと
もに、今週の注目トピックスをお知らせしています。

☆先週は、パソコンの具合がおかしくて、一部の方に何度も同じものをお送りし
てしまいました。おまけに、BCCがCCになってしまったりというアクシデントも
あり、たいへんにご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
それから、先週の新着ハミッド・ダバシさんのイランの動画は、字幕翻訳された
のが桜井まり子さんではなくて、さかまきさきえさんでした、こちらもお詫びし
て訂正します

新着ストリーミング *********************************************
2009.02.06-2 ロボット革命と21世紀の戦争
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米国は2008年夏から、パキスタン領内のアルカイダ拠点とされる標的を「プレデ
ター」と呼ばれる無人戦闘機を使って攻撃し、30回以上の攻撃で250人 以上を死
亡させています。米軍の戦闘における無人兵器の使用は、イラク開戦いらい急速
に増加し、約5千機の無人機がソマリアやメキシコ国境の警備に使わ れ、地上
戦用にもロボットが使われています。ロボット兵器は戦争のあり方をどう変えて
いくのでしょう?こども兵や傭兵企業についての著作に続き、ロボット 革命と
21世紀の戦争について新著を出したP・W・シンガーに聞きます。
つづきはこちら→http://democracynow.jp/submov/20090206-2 (動画 22分)

ゲスト
*ピーター・ウォレン・シンガー P.W. Singer, ブルッキングス研究所の上級
研究員で、オバマ大統領の選対本部で国防関連戦略の取りまとめ役をつとめた。
著書に『戦争請負会社』、『こども兵の戦争』がある。新刊書はWired For War:
The Robotics Revolution and Conflict in the 21st Century(『ロボット革命
と21世紀の戦争』)。
字幕翻訳:桜井まり子/校正:斉木裕明/全体監修:中野真紀子・付天斉

新着ストリーミング *********************************************
2008.12.04-1 インディアナ州兵 イラクでの化学物質被害でKBRを告訴
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インディアナ州兵としてイラクに従軍した16人が、ヒューストンを拠点とする国
防総省の契約業者KBR(Kellog Brown and Root's)を告訴しました。内容は、
2003年イラクにおいて、兵士たちがKBR職員の護衛を任命されたとき、KBRは有毒
化学物質の存在を知りながら、兵士らに警告せず、症状が出ているのに毒物に曝
し続けたというものです。KBRの元親会社ハリバートン社は、チェイニー元副大
統領が大量の株式を所有し、米軍のイラク侵攻後の復興事業を請け負い、大もう
けしたことで有名です。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20081204-1 (動画 19
分)

ゲスト
*マイケル・ドイル Michael Doyle KBR州兵の訴訟における主任弁護士。

*ジョディ・アイストロップ Jody Aistrop 元インディアナ州兵で、KBRを提訴
した16人の1人。

字幕翻訳:川上奈緒子/校正:永井愛弓/全体監修:中野真紀子・付天斉

新着ストリーミング *********************************************
2009.05.20-1 ブッシュ政権の拷問政策にオバマはどう対応すべきか?
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ブッシュ政権が残した大問題の一つは、拷問の合法化です。5月に拷問メモがオ
バマ政権の手で公開されたことを受け、パウエル長官の元側近が尋問はイラク戦
争を正当化する理由をみつけるためだったと証言したり、拷問の合法化にかか
わったブッシュ政権の法律顧問12名の弁護士資格を剥奪せよという運動が始
まったりしました。米国の外でも、スペインのガルソン判事が同国の司法長官の
反対を押し切ってグアンタナモにおける拷問の採用と、それを合法化したブッ
シュ政権の法律顧問に対する捜査を始めました。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20090520-1 (動画 前半
32分 後半14分)

ゲスト:
*フィリップ・サンズ(Philippe Sands) 英国の弁護士。ロンドンのユニバー
シティカレッジの教授。Torture Team: Rumsfeld’s Memo and the Betrayal of
American Values (『拷問チーム:ラムズフェルドのメモとアメリカの価値観へ
の裏切り』)やLawless World: America and the Making and Breaking of
Global Rules (『無法の世界 米国による世界的規則の創出と違反』)などが
ある。

*ジェーン・メイヤー(Jane Mayer) 『ニューヨーカー』 の常連寄稿者。 著
書The Dark Side: The Inside Story of How the War on Terror Turned into a
War on American Ideals (『暗部: テロとの戦争がいかにしてアメリカの理
想との戦争に変わってしまったかの裏話』)でライデンハウワ賞やニューヨーク
公共図書館のヘレン・バーンステイン賞を受賞した。

字幕翻訳:田中泉/校正:永井愛弓/全体監修:中野真紀子・高田絵里

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ)
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● アムネスティ・インターナショナル事務総長アイリーン・カーンが語る『知
られざる真実:貧困と人権の関係』
http://www.democracynow.org/2009/10/16/amnesty_international_head_irene_
khan_on
10月17日は国際貧困撲滅デーです。米国での貧困率はいまやこの11年間で最悪の
13.2%にまで上昇しています。そして世界を見渡せば20億人、人類の1/3もが1日
2ドル以下で暮らすという貧困状態にあります。その内10億人は1日1ドル以下の
収入で暮らす極貧に分類されます。国連から発表された最新の数字ではまた、10
億人以上が飢えに瀕しています。アイリーン・カーンは、これらの数字だけでは
まだ全体像を語るには足りないと言います。彼女の著書 The Unheard Truth:
Poverty and Human Rights(知られざる真実: 貧困と人権の関係)は、貧困を世
界最悪の人権危機として認識すべきだと訴えています。

● 150年前の今日:奴隷制廃止論者ジョン・ブラウンが南部奴隷蜂起を目指し
てハーパーズフェリーの兵器庫を襲撃
http://www.democracynow.org/2009/10/16/150_years_ago_today_abolitionist_
john
米ウエストバージニア、ペンシルベニア、バージニア、メリーランドの4 州が、
奴隷制廃止論者のジョン・ブラウンによるハーパーズフェリー兵器庫襲撃150周
年を記念して式典を開催します。本日の放送の締めくくりは、ジョン・ブラウン
のことばです。彼の絞首刑を命じたバージニア州の裁判法廷に向けた弁論を俳優
ハリス・ユーリンが朗読します。これはハワード・ジンの古典的名著『民衆のア
メリカ史』を朗読するイベントの一部で、これに続き俳優ジェームズ・アール・
ジョーンズによるフレデリック・ダグラスのスピーチの朗読もお聞き下さい。

● 住宅差し押さえ件数が史上最高に昇るなか、 ウォール街のボーナス支給額
新記録の1400億ドルに達する見込み
http://www.democracynow.org/2009/10/15/black
ダウ工業株平均株価が1年ぶりに1万ドルの大台を回復し、JPモルガン・チェー
スは2009年7月〜9月決算期で大きな利益を発表しました。ウォール・ストリー
ト・ジャーナル紙の報道によると、米国の大手銀行と証券会社は今年、記録破り
の総額約1400億ドルのボーナスを社員に支給することになりそうです。一方、一
般市民の間では不動産差し押さえが史上最高を記録し、失業率は10%に達する見
込みです。元金融規制当局職員でThe Best Way to Rob a Bank Is to Own One
(『銀行から盗むには、銀行を所有するのが一番いい』)の著者、ウィリアム・
ブラックに話を聞きます。

●  スロベニア人哲学者、スラヴォイ・ジジェク、資本主義、医療保険改革、
ラテンアメリカの「ポピュリズム」、金融危機の「茶番」を語る
http://www.democracynow.org/2009/10/15/slovenian_philosopher_slavoj_zize
k_on_the
ナショナル・レビュー誌に「欧米でもっとも危険な政治哲学者」と呼ばれ、
ニューヨーク・タイムズ紙が「文化評論のプレスリー」と評した、哲学者で知識
人のスラヴォイ・ジジェクには、哲学、精神分析、神学、歴史、政治理論に関し
て50冊を超える著書があります。出版されたばかりの新著、First as Tragedy,
Then as Farce(『一度目は悲劇、二度目は喜劇』)でジジェクは、米国がどの
ようにして9.11同時多発テロの悲劇から、彼が茶番劇と呼ぶ金融破綻に至ったの
かを分析しています。

● 米国など富裕国が援助を大幅削減 地球規模の食糧危機で国連が警告 「静
かに押し寄せる飢餓の津波」
http://www.democracynow.org/2009/10/14/as_us_and_other_wealthy_nations
国連世界食糧計画(WFP)は、現在の世界的な食糧危機を「静かな飢餓の津波」
と呼んでいます。援助の大幅な削減が進行しており、4000万人以上の人々の食糧
供給に影響するとWFPは警告しています。受賞歴を持つインド人ジャーナリスト
で作家・活動家のデビンデル・シャルマに話を聞きます。

● 平等を求める闘い:同性愛者の権利運動の状況を検証
http://www.democracynow.org/2009/10/13/the_fight_for_equality_a_look
民法によって定められている全ての要件において、性的少数者(LGBT)が平等な保
障を受けられることを求める全国レベルでの継続的な闘いの一環として、何万も
の人々が10月11日、ワシントンDCでデモ行進を行いました。このデモは、過去
10年に首都で行われた同性愛者の権利を求めるデモの中でも最大と言われていま
す。弁護士で、長年にわたる同性愛者の権利を求める活動家であるウルバシ・バ
イドから、同性愛者の権利運動の状況と、同性愛者の権利に対するオバマ政権の
姿勢について話を聞きます。

●バーバラ・エレンライクが語る自著Bright-Sided: How the Relentless
Promotion of Positive Thinking Has Undermined America(『明るい側面:徹
底したポジティブ・シンキング振興が米国をいかにむしばんだか』)
http://www.democracynow.org/2009/10/13/author_barbara_ehrenreich_on_brig
ht_sided
バーバラ・エレンライクは新著のなかで、乳癌から職場、経済、政治全体にいた
るあらゆる場面で、彼女がポジティブ・シンキング運動の破壊力と呼ぶ事象につ
いて描いています。エレンライクは本の冒頭で、彼女が2000年に乳癌と診断され
て以来体験した、乳癌を取り巻く文化について書いています。彼女は、米国で広
く行き渡っているポジティブ・シンキング文化の中では、乳癌患者は怒りを感じ
ることを避け、その代わりに病気に意味を見つけ、気持ちを高めることさえ要求
されると言います。彼女は「最も極端な解釈では、乳癌は全く問題ではなく、悩
み事の一つにさえならない。心の底から感謝するに値する“贈り物”とまでされ
てしまう」と記しています。

● 特別番組:アメリカ先住民の伝説的シンガー、バフィー・セントメリーへの
インタビューと音楽
http://www.democracynow.org/2009/10/12/democracy_now_special_an_hour_of
本日のデモクラシー・ナウ!は特別番組として、シンガーソングライターでアメ
リカ先住民のクリー民族のバフィー・セントメリーの音楽とインタビューを放送
します。混迷の60年代、バフィーは大学を卒業したばかりでしたが、
「Universal Soldier(ユニバーサル・ソルジャー)」や「Now that the
Buffalo’s Gone(牛たちは消えてしまった)」などの曲で、その美しい歌声と
感動的な歌詞はすでに世間に知られていました。バフィー・セントメリーはアメ
リカンインディアン運動(AIM)に関わってきましたが、同時に米テレビ番組
「セサミストリート」への出演や、さらにはハリウッド映画への楽曲提供を行
い、1982年には「Up Where We Belong(愛と青春の旅だち)」でアカデミー歌曲
賞を受賞しています。彼女は音楽で世界的な知名度を得る一方、美術の博士号も
取得し、またアメリカ先住民のための教育基金を設立、現在も同団体の中心的役
割を担っています。フォーク音楽の象徴的な人物であるバフィーに彼女の人生や
音楽、検閲について、そして過去40年間にわたって歌にし、また発言してきたア
メリカ先住民の人々の闘争について話を聞きました。ライブパフォーマンスもお
届けします。

******** 掲示板 *****************************
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デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参
加ください。

Created by staff01. Last modified on 2009-10-19 09:33:59 Copyright: Default

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