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2025/08/24 多文化共生を考える映画上映会−「隠された爪跡」&「In-Mates」(8/24 12:30〜 東京・目黒区 東大駒場)

案内→https://x.gd/dyhkW
   https://x.gd/xu7EC

 近年、多文化共生やDEI(Diversity〔多様性〕、Equity〔公平性〕、Inclusion〔包括性〕)を様々な団体や行政機関がスローガンとして掲げられるようになりました。
 半面、「外国人排斥」を声高に叫ぶ人びとも目立ち始めています。
 また、残念ながら、「日本」以外のルーツを持つ人びとが、いまから100年以上前からこの社会で共に生きていた歴史は意識されず、そうした人びとへの抑圧・迫害の史実を、学校教育現場や公的な場所で語ることを許さない風潮すらあります。
 多文化共生を目指す私たちは、関東大震災から102年を迎える9月1日を前に、虐殺の歴史を直視し、二度と繰り返さないために何ができるかを改めて考えます。
 その一助として、2本の映像作品を鑑賞し、語り合う場を作っていきます。

多文化共生を考える映画上映会−「隠された爪跡」と《In-Mates》から
日 時:2025年8月24日(日)12時30分より15時(終了予定)
※終了後、呉充功氏と飯山由貴氏を交えた懇談会を予定しています。
場 所:東京大学駒場キャンパス 18号館ホール
 〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
 京王「駒場東大前駅・東大口」下車、東大正門から徒歩約5分
 キャンパスマップ→https://x.gd/dPYKb
 地図→https://x.gd/fWaBQ
参加費:無料

上映作品
・呉充功「隠された爪跡」(1983年、58分、日本語字幕)
・飯山由貴<In-Mates>(2021年、26分、日本語・韓国語・英語字幕)

作品と監督・美術家の紹介
 「隠された爪跡」は、1923年の関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨が埋まっていると伝えられていた東京荒川河川敷の試掘調査を行った市民たちの活動や、虐殺を生き延びた朝鮮人、当時を記憶する日本人の証言を伝えたドキュメンタリー。
 《In-Mates》は、1930年代、東京の王子脳病院に入院していた朝鮮人患者についての記録をもとにした作品。
 在日コリアンのラッパーであるFUNIがアイデンティティをめぐる苦悩や自由についての問いかけを歌い上げる。

呉充功さん
 1955年東京生まれ。
 東京朝鮮中高級学校卒。
 雑誌編集などに携わったあと、横浜映画放送専門学院で学ぶ。
 映画「隠された爪跡」「払い下げられた朝鮮人」など、2023年度チ・ハクスン(池学淳)正義平和賞受賞。

飯山由貴さん
 美術家。
 神奈川県小田原市生まれ。
 映像作品の制作と共に、記録物やテキストなどから構成されたインスタレーション〔展示空間を含めて作品とみなす手法〕を制作。
 過去の記録や人への取材を糸口に、個人と社会および歴史との相互関係を考察する。
 近年は多様な背景を持つ市民や支援者、アーティスト、専門家と協力し制作を行っている。

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