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コオロン整理解雇10年の闘争に幕

労使合意妥結...解雇者の復職はなされず

ユン・ジヨン記者 2014.12.29 14:42

整理解雇問題の解決を要求して10年間闘争してきたコオロン解雇労働者たちの闘争が終わる。 コオロン解雇労働者たちは最近、会社側と合意し、 本社前のテント座込場を自主的に撤去するなどで闘争を終えることにした。

会社は合意により、労使文化発展基金を第3の機関に出資し、 解雇者の復職などの労使問題基金として使うことにした。 解雇者たちが要求してきた原職復帰は実現しなかった。

コオロン整理解雇粉砕闘争委員会(整闘委)のチェ・イルベ委員長は11月5日、 果川本社前の座り込みテントで整理解雇問題解決のためのハンストに突入した。 ハンスト40日目の12月14日、意識を失って病院で運ばれ、 16日には42日間のハンストを終えた。

コオロン整闘委と支援団体は 「コオロン闘争勝利のための共同対策委員会」を構成し、 ハンスト期間中に果川本社前集会など闘争を続けてきた。

現在入院中のチェ・イルベ委員長は 「会社との合意により、具体的な合意内容は公開しないことにした。 使用者側は整理解雇が法的に問題ないという立場を表明し続けてきたため、 原職復帰は実現しなかった」とし 「それでも10年間、知らんふりを続けてきた会社が、 どんな方式であれ解決しようとしたことについては小さい意味がある」と説明した。

またコオロン整闘委はこの日、立場を発表して 「われわれは今、あまりに長かった10年の闘争を終えようとする。 原職復帰は勝ち取れなかったが、私たちの叫びにコオロンが応答したため、手を取ることにした」とし 「われわれ整闘委を無条件に支持し、連帯してくれた貴重な仲間たちから受けた感動だけは、そのまま胸に抱いて行く。 コオロンとの戦いは終わったが、別の闘争の現場で連帯する」と明らかにした。

民主労総も論評を通じ 「コオロン整闘委の仲間たちは、ついに闘争を終えてもうひとつの日常に戻る。 最近、これが最後という覚悟で臨んだ40余日のハンスト闘争の結果、 幸いにもコオロン使用者側は労働者の呼び掛けに答えた」とし 「復職は実現しなかったが敗北とは言えず、もっと闘争しなければならないとは誰も言えない」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-12-30 07:00:38 / Last modified on 2014-12-30 07:00:38 Copyright: Default

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