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ヴァレオのカン・ギボン社長、労使合意3日後に金属労組を「暴徒」と規定

金属労組委員長と合意書を作成しても金属労組は認めない?

パク・チュンヨプ記者 2013.07.23 11:04

[出処:ニュースミン]

労組事務室出入保障問題で労使合意を導出した慶州ヴァレオ電装が、合意後も金属労組を「暴徒」と規定し金属労組を認めないと明らかにしており、議論が予想される。

7月20日、金属労組とヴァレオ電装システムコリアは、△指紋認識装置チェック 後に組合事務室出入、△組合員車両登録証提出、車両出入証発行、フロントガラス に付着後出入、△会社は組合業務が遂行できるように組合事務室備品協力、 8月5日までに完了に合意した。

金属労組慶州支部とヴァレオマンド支会の組合員約100人は「労組事務室の原状 回復と自由な労組事務室出入保障」を要求して、7月9日から20日まで座り込みを 行い、12日目に形成された合意だ。

[出処:ニュースミン]

これまで、労組事務室の出入を保証しろという裁判所の判決にもかかわらず、 金属労組を否定していた使用者側が合意したのは、カン・ギボン社長が組合員 を「犬」と呼ぶなどの人権侵害論議があり、国家人権委実態調査、金在妍(キム・ ジェヨン)、李相圭(イ・サンギュ)統合進歩党議員の面談が続き、社会的圧迫を 受けたためと見られる。

しかし労使合意から3日目の22日午前8時、カン・ギボン社長は会社の職員約 500人が集まった朝礼で「この事件は、暴徒によるわが社の武力侵奪」とし、 金属労組組合員を「暴徒」と規定した。

また、カン・ギボン社長は「(会社に)労働部がきた時、わが社の労使問題では ないので労働部がここにいる理由がないと話した」とし、金属労組を認めない 意向を明らかにした。

金属労組委員長の名義で労使合意文を作成しても、労組を否定するカン社長の 発言が知らされると、座り込みを解除した金属労組は強く反発した。

チョン・ヨンジェ ヴァレオマンド支会長は「カン・ギボン社長が犬の値段発言 の波紋や、労使政協議会の勧告、統合進歩党国会議員訪問で窮地に追い込まれ、 状況を抜け出す臨時の方便として合意したのか」とし「自ら金属労組を認める 合意までしたのに、まだ内心は金属労組を否定しようとしている」とカン・ ギボン社長を批判した。

ヴァレオマンド支会は今後、△市庁に当時、組合の形態転換により設立された ヴァレオ電装労組の設立申告取り下げの要請、△検察にカン・ギボン拘束捜査 を要求、△5日以後に労組事務室への出入、△社内職員、市民を相手にした宣伝 を続ける予定だ。(記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-23 22:09:40 / Last modified on 2013-07-23 22:09:41 Copyright: Default

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