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現代車不法派遣特別交渉開始

15日顔合わせ、17日2次交渉...「非正規職の正規職化で一緒に暮らそう」

カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.05.15 16:37

金属労組現代車支部は5月15日午前11時、現代車蔚山工場本館のアバンテルーム で不法派遣特別交渉の顔合わせを進めた。ムン・ヨンムン現代車支部長は、こ の日の顔合わせで「現代車の高度成長は、正規職、非正規職、部品メーカーの 労働者、そして国民の声援があったから」とし「だが使用者側はこれに報いず、 不信を招いた」と指摘した。続いてムン支部長は「特別交渉を通して、正規職 と非正規職労働者が共に暮らせる方法を考え、崩れた信頼を回復する」と強調 し、そのために非正規職支会幹部の社内出入など、自由な組合活動をまず保障 することを注文した。

続いて労組のチェ・ジョンミョン副委員長も、「今日の特別交渉は、全社会の 関心事だ。現在、市民社会は大法院と中労委判決を履行しない現代車にとても 失望している」とし「特別交渉で現代車も正規職転換の努力に最善を尽くして ほしい」と強調した。

だが会社はこの日の交渉を『特別協議』と縮小し、他の事業場への影響を考慮 し、時間をかけて交渉をしようなどの発言をして非難された。労働側交渉委員 は不法派遣特別交渉だと明確にし、次の交渉で使用者側の態度の変化を要求した。 現代車労使は17日に2次特別交渉を進める。

▲現代車非正規職支会4期執行部出帆式に元下請労働者と地域連帯単位が集まって不法派遣撤廃を叫んだ。[出処:蔚山労働ニュース ヨン・ソンノク現場記者]

これに先立ち現代車支部と現代車非正規職蔚山、牙山、全州3支会は、4月25日 に元下請連帯会を通じ、不法派遣特別交渉6大要求を確定した。6大要求の内容 は、△社内下請で働くすべての非正規職全員正規職化、△非正規職闘争で発生 した社内下請非正規職の手配、告訴告発、懲戒、解雇、損賠、仮差押さえなど 即刻撤回、△今までの不法と弾圧に対し、非正規職労働者と対国民公開謝罪、 △これ以上非正規職労働者を使用しないことを労使合意、△現在進行中の非正規職 への構造調整(無給休暇、解約)即刻中断、△非正規職3支会に対し勤労基準法の 遵守および労組活動の保障だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-16 01:40:01 / Last modified on 2012-05-16 01:40:06 Copyright: Default

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