本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:道法僧侶「韓進重事態を無策傍観、政府の資格ない」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1312849959293St...
Status: published
View


道法僧侶「韓進重事態を無策傍観、政府の資格ない」

仏教界も韓進重事態の解決を要求...「できることをする」

チャムセサン編集チーム 2011.08.08 12:27

大韓仏教曹渓宗和諍委員会委員長の道法僧侶が韓進重工業事態の解決のために 積極的に動く意向を明らかにした。また和諍委員会で、韓進重工業事態解決の ための動きを模索しているとされ、仏教界の対応が注目される。

曹渓宗和諍委員長の道法僧侶は8月8日午前、仏教放送〈チョン・ギョンユンの 朝ジャーナル〉とのインタビューで、キム・ジンスク指導委員が生きて降りる ために『教会の前でお辞儀をしろと言うならお辞儀をして、韓進重工業のチョ・ ナモ会長にひざまずいて祈れと言われれば祈り、青瓦台にも泣いて訴える』と 述べ、韓進重工業事態に積極的に介入する意向を明確にした。

道法僧侶は「キム・ジンスク氏の問題は、単に韓進重工業と労働者の問題では なく、韓国社会の生命の価値がみだりに取り扱われ、共同体が深刻に崩壊して いる現れ」とし「一人の人間が生命の尊厳を守ってくれと訴えていて、崩れた 共同体の社会性を回復できるようにと求め、絶叫しているのに、その叫びを 聞いて国民が反応するのは当然だ」と強調した。

また、こうした状況で無対策で一貫する政府への批判も惜しまなかった。道法 僧侶は「当然、政府与党は急いで生面の尊厳と共同秩序が尊重され、回復でき るようにする役割を果たすべきで、肯定的か否定的かを論じること自体が政府 としての資格がない」と強く批判した。

一方、今回の事態について会社側と与党、そして釜山市も労使が合意した事項 だとし、3者は介入するなという主張にも反対した。

道法僧侶は「いくら合意して法があるといっても、一人の人間が命を賭けて生 かしてくれと訴えている」とし「すべての国民がそれを見て苦しみ、非常に大 きな挫折感に苦しんでいて...国民が安心できるよう、あの人が生きて降りてく る道を探すことが私たちがすること」とし、積極的に韓進重事態に介入する意 向を明らかにした。

そのために道法僧侶は「仏教界がキム・ジンスク氏の生命を救うため、みんな 一緒に仏教界が祈ってほしいし、国民もそんな気持を一緒に持って欲しい、 訴える記者会見もして、現場で法会もして、私たちに力量はないが、できる 限り、あれこれしてみたい」と以後の計画を説明した。

これに先立ち、道法僧侶は8月3日に全経連などで韓進重工業事態解決を訴える 108拝を行った。これについて道法僧侶は「生命の価値を中心としてキム・ジン スク氏が生きて降りられるところを共に見つけようという観点と立場から知恵 を集めれば、望ましい解決点が出ると思い、そうしたいという仏教徒の気持を 全身で表現して、政府と国民がそうした観点から立ち上がって役割を果たし、 ほしいと求めるために108拝をした」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-09 09:32:39 / Last modified on 2011-08-09 09:32:40 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について