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才能教育、差し押さえた組合員の物品の競売手続きに入る

国民運動本部、「労働者の生存権を担保に弾圧」

ユン・ジヨン記者 2011.04.28 14:17

才能教育支部への使用者側の差し押さえ競売手続きがまた再稼働している。

使用者側は昨年11月に続いて4月19日、労働組合事務室備品に差し押さえの札を 貼った。また昨年、労組の車両と学習誌労組委員長の個人の車を差し押さえて 行った後、28日にソウル中央地方法院の競売法廷で競売処分するという方針だ。

そのため『才能教育OUT国民運動本部(運動本部)』をはじめ現代車牙山社内下請 支会の組合員などは4月28日午前、ソウル中央地方法院の前で記者会見を行い、 労組を狙った使用者側の差し押さえ競売処分を糾弾した。特に彼らは使用者側 の差し押さえ、競売が実質的に明白な労組弾圧に過ぎないと主張した。

[出処:才能共対委]

運動本部によれば、使用者側が2千万ウォンの債権を行使するとして差し押さえ た労働組合事務室の備品の差し押さえ物品鑑定価格総額はせいぜい54万ウォン に過ぎないことがわかった。むしろこの差し押さえで146670ウォンの差し押さ え執行金額が発生したという。

学習誌労組委員長の車両に対する請求金額も4百万ウォンだが、これは16年を越 えていて、自動車総合保険に加入する時に保険価額も算定できない車両で、鑑 定評価額も150万ウォンでしかない。そればかりか委員長は今年の1月分の給与 全額を才能教育に差し押さえられている。使用者側は労働組合の幹部をはじめ 家族が住む家にも競売処分の手続きを取っているが、これも債権請求金額は2千 万ウォンに過ぎない。

だから運動本部は「才能教育の差し押さえ競売処分などの一連の行為は、債権 回収が目的というよりは、ただ労働者の生存権を担保に現在闘っている労働者 の首すじを絞め、最低限の要求も徹底的に踏みにじろうとするもの」と主張し ている。

一方、記者会見団は、才能教育を含む双竜自動車、現代自動車牙山工場非正規 職などの労働者に行われる損賠仮差押さえと懲戒乱発などの弾圧を糾弾した。 彼らは「今われわれはすべての力量を傾注し、金で労働者の正当な要求を踏み にじる破廉恥な資本の労働弾圧を無力化し、労働者が損賠仮差押さえにより、 これ以上死なないようにする」とし「また、この政権と司法府が非正規職労働 者の忘れられない絶叫を無視し続ければ、その代価は極めて苛酷だ」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-30 07:00:47 / Last modified on 2011-04-30 07:00:48 Copyright: Default

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