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全州市、またバススト市民対策委座込場を撤去

警察、催涙液などで過剰対応

キョン・ウナ記者 2011.04.05 10:09

全州市庁は、ノソン広場に設置された『バスストライキ解決と完全公営制実現 のための全北市民社会団体対策委』(市民対策委)座込場を4月4日午後12時頃、 撤去した。

当時は民主労働党全北道党政策局長1人しか座込場におらず、支庁の公務員6人が 政策局長を座込場から引き出して撤去した。通りがかりにこれを目撃した民生 経済研究所の所長と平統サの会員1人がこれを阻止したが、市庁は業務妨害罪で 通報、所長は完山警察署に連行された。

▲全州市庁は先月14日に設置された市民対策委座込場に4日、3番目の撤去を行った。[出処:チャムソリ]

市民対策委座込場の撤去は1月と3月の二回の行政代執行に続き三回目で、 3月14日に設置されてから約20日だ。

市民対策委はこの日緊急集会を開き、イ・セウ代表は「全州市と市長がすべき ことはバスストライキの解決で、市民を連行してバスストライキの弾圧ではな い。彼らは本来の役目を忘れている」と批判した。

また「このまま退かず、座込場を設置して続ける」とし「コンテナを元に戻せ」 と強く要求した。

▲全州市庁は3か所の出入口に警察兵力を配置した。全州市のバスストライキへの態度はいつもこんな方式だった。[出処:チャムソリ]

警察過剰対応で議論...催涙液も噴射

一方、緊急集会に参加するためにバスストライキ組合員、コアデパート組合員 が市庁に集まると、市庁はすべての出入口を封鎖し、警察は施設保護要請もな い市議会も封鎖して労働者と衝突した。

15人ほどの労働者が午後2時頃、トイレと休憩室を利用するために出入できない 市庁の代わりに市議会に入ろうとしたが警察が妨害し、抗議する労働者の顔に 直接、近接噴射器で催涙液を噴射した。

全北平和と人権連帯のヤン・ヘジン常任活動家は「真昼で、労働者の数も多く なかった。刃物を持っているわけでもなく、警官に害を与える意図は全くない 状況だったのに、警察が近接噴射器を直接目に向けて攻撃した」と警察の無理 な対応を批判した。

警察は対策委のある関係者が「なぜ不法採証をするのか、令状を持ってこい」 と抗議すると、「前で採証しろ」とも言った。

[出処:チャムソリ]

▲警察は不法採証を続け、安全を全く考慮しない無茶な催涙液を噴射し、ある労働者は全身に催涙液をかぶり苦痛を訴えた。[出処:チャムソリ]

市民対策委はこの日、声明を出して「警察装備管理規則には近接噴射器を使用 する時は、相手方の足下に向けて発射し、近接距離使用時には特に安全に留意 すると規定しているのに、数人の労働者と市民の顔と目に噴射した」と指摘した。

続いて「今日の全北警察の警察装備過剰使用を糾弾し、公正な法執行をするの なら、今からでも不正と不法で綴られたバス事業主の徹底した調査を要求する」 と明らかにした。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-06 18:37:37 / Last modified on 2011-04-06 18:37:48 Copyright: Default

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