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錦湖タイヤがストライキを可決、78%賛成

使用者側の解雇と懲戒、交渉拒否に反発

ユン・ジヨン記者 2011.03.18 13:46

錦湖タイヤ支会が3月17日、争議行為賛否投票を行い、ストライキを決意した。

賛否投票は光州、平沢で3400人の全組合員について行われ、78%の賛成率を引き 出した。労組は今後、ストライキ手順を踏むものと見られる。

今回のストライキ宣言は、会社の交渉拒否と、支会長および幹部の解雇と懲戒 の乱発が主な原因だった。会社は3月16日、キム・ボンガプ代表支会長など6人 の労組幹部に対し、機械の稼動中止および業務妨害で解雇を通知した。また、 去る9日にはスプレー工程の請負化を理由にキム・チョロン主席副支会長を含む 9人の幹部に懲戒小委員会を17日に開催すると通知した。

だが労組は、懲戒小委が労組側委員を排除して一方的に進められるなど、手続 き的な問題があると反発している。錦湖タイヤの懲戒手続きは、労使同数の委 員で懲戒委員会を構成することになっているが、会社は労働側委員を排除して 懲戒委員会を開催、6人の幹部に解雇を通知したためだ。

特に2010年の会社ウォークアウト当時、会社の整理解雇に対し中央労働委員会 から不当判決を受けており、再び会社が不当解雇をしようとしているという批 判も広がっている。

また労組は昨年9月から4回にわたり団体交渉を要求してきたが、会社はこれを 拒否し続けてきた。そのため支会は3月11日、会社側に争議発生を通知し、14日 には地方労働委員会に争議調整申請をした。

労組は、△退職金保全方案、△食事交代手当て、△タイムオフ議論、△騒音性 難聴の判決による作業環境改善、△最低賃金法違反による号俸再調整、△2010 年賃金および団体協約再交渉の6つの要求案を掲げて交渉を要求してきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-20 03:37:52 / Last modified on 2011-03-20 03:37:54 Copyright: Default

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