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現代車、強硬対応...労組「行動するしかない」

金属労組、「2派ストを積極的に支援する」

ユン・ジヨン記者 2011.02.16 16:29

現代自動車が2月10日、高等法院の『現代自動車社内下請労働者は正規職』とい う判決に対し、大法院上告と憲法訴訟提起を明らかにしたことに対し、 金属労組が立場を明らかにした。

金属労組は2月16日午前、イ・サンス現代車蔚山非正規職支会支会長がハンストを している曹渓寺で記者会見を行い、使用者側が即刻正規職化対策を出さなければ 2派ストライキなどに闘争の程度を上げると明らかにした。

この席で金属労組のキム・ヒョンウ副委員長は「60日間の交渉で使用者側は4項 目の議題のうち労働者の要求を一つも受け入れず、むしろ告訴告発、解雇など の弾圧を続け、労働者を刺激している」とし「使用者側が正規職化の立場を出 さない限り、われわれは物理的な行動をするほかはない」と警告した。

金属労組のパク・ユギ委員長も「一般国民が大法院判決に従わずに上告すると いえば、法治主義に反すると批判するのに、現代車のこうした行動は誰も批判 しない」とし「こんな状況では労働者に選択できるものは闘争以外に何がある か」と声を高めた。

また現在7日間曹渓寺でハンストをしているイ・サンス支会長は、「使用者側が 組合員を弾圧し続ければ、次の土曜に開く全体組合員総会で2派ストライキ宣言 を引き出す」と明らかにした。

現代車、強硬対応...非正規労組との衝突は不可避

高等法院の破棄差戻し審理判決に対し、現代自動車は大法院上告と憲法訴訟の 提起などの対応を発表している。またユン・ヨチョル副会長は「現代車が多く の利益をあげたので非正規職を正規職に変えろというのは横車」とし「正規職 が生産ラインを止めても会社が後で損害賠償などで責任を問うので、今回の蔚 山第1工場占拠事態も同じように対応する」と強硬な立場を見せた。

実際に現代車は2月15日午後、懲戒委招集を告知し70数人の組合員の解雇、約 150人の組合員には停職などの懲戒処分を発表した。これまで使用者側は、非正 規職特別交渉の期間中には懲戒を留保すると言っていたが、実質的に使用者側 も支会の2派ストライキと交渉決裂状況に対応を始めた。また現在、各工場では 鉄門を設置して警備隊を動員し、工場の出入を監視している状況だ。

したがって支会は、イ・サンス支会長のハンストと、良才洞現代車本社前高空 籠城を進めると同時に、現場闘争も計画している。彼らは17日と18日の2日間、 残業拒否闘争に突入すると同時に、17日の2派ストライキ出征式でストライキを 決意する方針だ。またこの場では交渉決裂宣言も公式化する計画だ。

25日からは全組合員が上京し、5日間の野宿闘争を行う。全組合員がストライキ 上京闘争をするので、支会は野宿闘争から事実上の2派ストライキに突入すると 予想している。金属労組は「来る25日の全組合員ストライキ上京闘争で彼らの 2次ストライキ闘争が始まる」とし「それまでに会社が決断しなければ金属労組 は彼らの2派ストライキ闘争を積極的に支援する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-17 01:55:16 / Last modified on 2011-02-17 01:55:17 Copyright: Default


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