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現代車非正規職占拠闘争25日...「今でも胸が震える」

現代車非正規職支会・不法派遣撤廃ストライキ1周年水曜集会

ヨン・ソンノク(現場記者) 2011.11.17 10:05

蔚山地域の労働・市民社会団体と、他地域の連帯団体が参加し、現代車非正規職 支会は現代車蔚山工場本館正門の前で、不法派遣撤廃ストライキ1周年水曜集会を 開いた。

現代車非正規職支会の現代車蔚山工場乗用第1工場CTS占拠ストライキは、昨年 11月の現代車シート事業部ドンソン企業に触発された。非正規職支会は「初心 に戻り、労働者闘争に勝利しよう」というスローガンで集会を始め、連帯と 闘争発言が続いた。

現代車支部新任支部長ムン・ヨンムン当選者が引受引継のために出席できなかっ たため、イ・ヘリョン副支部長が「4代執行部は、会社に不法派遣責任者として 正規職化問題を解決しろと要求し、非正規職支会と協議して不法派遣問題を解決 する」と明らかにした。

民主労総蔚山本部のキム・ジュチョル本部長は「昨年のストライキは、今まで 不法派遣問題に無関心だった周囲の人々の良心を呼び覚ます闘争だった。昨年、 まさにこの場所で、共に泣いて笑ったのに、1年以上、道端に追いやられること になった非正規職支会の組合員たちを見る心境がつらい」とし「情勢が良い方 に流れていることをしっかり活用し、不平等構造と非正規職労働悪法改正闘争 の場、記念の場ではなく新しく闘争を決意する場にしよう」と話した。

▲現代車協力業者のソンウ・ハイテクで働く貨物連帯組合員がプラカードを持って水曜集会に参加した。

貨物連帯蔚山支部のキム・ジョンファン前支部長は「現代車1次部品メーカーの ソンウ・ハイテクは、主に自動車の外装材を作るが、毎年、労働弾圧は深刻だ。 20年働いた労働者を一日で路上で追いやり、2人を解約した。非正規職労働者と 特殊雇用労働者が力を合わせ、巨大な資本に対抗しよう」と集会参加者たちに ソンウ・ハイテク闘争の支持と援護を要請した。

社会主義労働者政党建設共同実践委員会のパク・フェソン会員は電動車椅子に 座り「非正規職と正規職が、共に全面ストライキを作って資本に対抗しよう。 正規職労働者は未来を見て非正規職と共に闘争しなければならない。非正規職 のない世の中が解放の世の中」と声を高めた。

民主労働党蔚山市党のキム・チャンヒョン委員長は「昨年、ここに明博山城の ような夢九山城が積み上げられ、集会中に非正規職労働者が焼身した瞬間を生々 しく覚えている。それから1年、怒りもあるが、とても疲れたのではないかと思う。 しかしこの闘争は正しい闘争だから、必ず勝利するだろう」とし「支会の正常化 を一日も早く実現し、連帯闘争を可能にしよう」と話した。

進歩新党蔚山市党委員長ファン・ボゴン職務代行は「進歩新党は不法派遣関連 で鄭夢九会長を検察に告発したが、彼はまだ一度も法廷に立っていない。常識 が通じない社会を闘争で正しく立て直そう」と力強く話した。

金属民闘委のペク・ウノ非正規職室長は「凍土の土地だったところに民主労組 が生きてうごめいている。非正規職支会は、非常対策委体系を正常な支会にで きなければ闘争に勝利するのは難しい。会社は非正規職の膏血を吸い富を蓄積 したが、必ず非正規職に還元しなければならない」と主張した。

▲昨年11月20日不法派遣撤廃を叫び焼身した現代車非正規職支会ファン・イナ組合員.

昨年、非正規職支会第1工場占拠ストライキ中の11月20日に焼身したファン・ イナ組合員は「占拠闘争25日間を記憶すれば今でも胸が震える。寒い工場で何 もなく眠り、その下を警備員と用役チンピラが守った工場だった。私の仲間たちを 困らせるなと、正規職化実施しろとからだに火をつけた。そして私はまた生き 返った。私の年は、今一歳だ。私たちの熱望は冷めていない。非正規職のない 世の中、人間らしく生きられる世の中、堂々と生きられる世の中のために、 最後まで闘争する」と決意を明らかにした。

現代重工業社内下請支会のハ・チャンミン支会長は「現代資本のあくどい弾圧 の下で私も解雇され、1年間外で戦っている。経済的にも難しいだろうし、 非正規職支会の解雇者の苦痛は理解する。私たちに、楽な時はなかった。支会 の正常化をはやく実現し、非正規職闘争の先鋒になってほしい」とし「団結で、 連帯で、非正規職を撤廃しよう」と叫んだ。

現代車非正規職支会イ・ウンファ非対委員長は「現代車本社良才洞での闘争を 作るために、数日前、組合員が奇襲的にソウルに行った。私たちが生きていく ためには闘争するしかないことを資本が教えている。この1年間、多くの連帯闘争 に行き、今はまた全国の労働者を蔚山へ向かわせる」と覚悟を明らかにした。

▲花火を持つ非正規職支会イ・ウンファ非対委員長(左)と民主労総蔚山本部キム・ジュチョル本部長(右).

集会の途中には蔚山労働者歌グループ連合の歌の公演があり、チョ・ソンウン 詩人(現代重工業社内下請労組)の詩の朗唱があった。連帯・闘争発言がすべて 終わると、集会の参加者たちは非正規職闘争の火をつけるとし、花火で集会を 終えた。

進行役の非正規職支会非常対策委イ・ドハン事務局長は11月20日に組合員総会 を開くとし、組合員の参加を要請し、支会の新しい出発の契機にしたいと述べた。

この日の集会には、発言単位以外にも民主タクシー、金属労組蔚山支部、全国 公務員労組蔚山本部、蔚山解雇者協議会、蔚山進歩連帯、蔚山移住民センター、 タハムケ(All Together)、蔚山女性会、ソ・ヨンホ.ヤン・ボンス烈士精神継承 事業会、蔚山市民連帯、一緒の森労働人権センター、蔚山青年会、民主労働党 市区議員などが参加した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

訳注:原記事に掲載されているチョ・ソンウンの詩の翻訳は省略します

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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