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KEC座込み場に断水・断電「組合員には水が必要」使用者側、交渉条件を掲げて事実上の交渉回避
ユン・ジヨン記者 2010.07.28 18:51
亀尾KECの職場閉鎖1か月。支会の組合員たちはテント座込み場で夏を過ごして いる。使用者側が座込み場の電気と水を切り、暑さだけでなく闇と渇きとの死 闘も繰り広げている。トイレさえ封鎖し、消毒薬をまいて簡易トイレを利用する。
[出処:金属労組]
KEC支会は「戦争捕虜でもこんなにひどくはない」とし「使用者側が賃金と休暇 の費用、年次手当てなど、金になるすべてを切り、450余人が宿泊している」と 伝えた。また「組合員たちには水が必要だ」と訴えている。 使用者側と労組は3月から2010年の賃金団体協議交渉を行ったが、会社の不誠実 な交渉でKEC支会は6月9日、警告ストライキに入った。KEC支会は「賃金団体協議 交渉で、会社は法と原則だけをオウムのように繰り返したが、本質はタイムオフ 制を口実にした労組抹殺」と主張した。 続いて「会社は『労働組合を一度越えてみたい』と言ったが、この言葉は『労 組を潰したい』だった」と説明した。 また警告ストライキ中に使用者側が「不法ストライキ加担者全員解雇、損賠請 求、工場が永遠に消えるかも知れないと組合員を脅迫した」と主張した。結局、 使用者側は6月30日、用役職員400余人を亀尾公団工業KECに投入して同日午前3 時に職場閉鎖を公告した。
[出処:金属労組]
特に女性労働者が起居する寄宿舎に投入された100余人の用役職員は寄宿舎を封 鎖し、一部の用役は女性労働者よ性醜行と暴力をふるった。法律家団体が記者 会見を行い「支会の度重なる交渉要請を何の理由もなく拒否するのは団体交渉 の不当拒否」と使用者側の不法性を指摘していたが、まだ会社は労組との交渉 の意志を見せずにいる。 KEC支会のシン・ブジョン事務長は「使用者側は、交渉条件として労組法改悪の 受け入れ、テント座り込み撤去と自主解散、指導部の懲戒受け入れなどを掲げ て事実上、交渉を回避している」とし「まだ430人の組合員がしっかり闘争して いるので、交渉要求と団体協約遵守を貫徹するために努力を続ける」と伝えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-08-08 13:35:33 / Last modified on 2010-08-08 13:35:35 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ | |