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起亜車、タイムオフ限度交渉拒否...労組争議を申請

「使用者は交渉拒否、政権と鄭夢九会長の合同作品」

キム・ヨンウク記者 2010.06.15 10:53

金属労組起亜自動車支部は6月14日、ソハリ工場で臨時代議員大会を開き、全員 一致で争議発生を宣言した。5月1日に勤労時間免除審議委員会が強行処理した タイムオフ限度が現場で労使対立を起こし、ストライキまで追い込んでいる局 面だ。特に起亜車は会社がタイムオフを規定する労組法を理由に7回にわたり、 賃金団体交渉自体を拒否しており、労使問題の大きな障害として作用している。

キム・ソンナク起亜車支部長はこの日の代議員大会で、「使用者側が専従賃金 を口実に労働組合活動を統制しようとしている。労組を守るために現場で倒れ ても、現場を組織しよう」と争議発生決意の背景を明らかにした。

▲起亜車支部は6月14日労働部安養支庁で抗議集会を開いた。[出処:金属労組起亜自動車支部]

起亜車支部によれば、起亜車の団体交渉は6月11日まで7回行われたが、会社側 は一度も交渉に参加しなかった。起亜車支部は「使用者側は専従賃金禁止法を 理由に7回も交渉を拒否し、その後、交渉にも出てこないという立場」とし「労 組は交渉にしばられず、闘争にまい進する」と明らかにした。

起亜車支部は今回の社側の交渉拒否の背景について、労働部と鄭夢九会長の合 同作品だと規定した。支部は「使用者側の交渉拒否は、李明博政権の了解の中 で労働組合を不法に追いやる戦略であることが確認された」とし「労働部職員 が鄭夢九会長の協力を受け、ソハリ本館4階に別途の事務室をおいて常駐してい る。すべてが労働組合を倒そうとする政権と鄭夢九会長の作品」と非難した。

この日、支部は代議員大会の後、直ちに安養地方労働庁に争議調整申込書を 提出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-18 07:21:05 / Last modified on 2010-06-18 07:21:09 Copyright: Default

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