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韓国:慶北大病院労働者たちも6日ストライキ
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慶北大病院労働者たちも6日ストライキ

新規職員初任削減、賃金体系変換などに反発

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年11月03日15時42分

慶北大病院労働者たちも11月6日にストライキをする。6日には鉄道、ガス、発 電などの公共部門労働者が共同ストライキを行う。公共労組医療連帯大邱地域 支部慶北大病院分会は、10月27日から29日までの争議行為賛否投票で組合員の 78.5%が投票に参加し、このうち71.5%の組合員が賛成してストライキを決めた。

慶北大病院労働者がストライキをする理由も、李明博政権の公共部門先進化に よる使用者側の一方的な賃金カットおよび賃金体系変換などのためだ。慶北大 病院は、政府の指針を理由に新規職員初任を12.2%削減する立場だ。慶北大病院 分会は「新規職員だけ賃金を削減するのは明白な差別で、既存の職員に導入し ようとする年俸制、賃金ピーク制などは労働者全体の賃金を削減するというこ と」と述べた。

慶北大病院労使の争点の一つは夜間手術だ。慶北大病院は手術待機患者が多い という理由で、夜間手術を含み24時間手術を施行している。慶北大病院分会は 「夜間には基本生体リズムが低下して、手術をする医療陣の集中度が下がるな どの危険が高い」とし「大部分の病院では不可避な応急手術を除いて夜間手術 をしない」と夜間手術に反対した。

このような危険にも、慶北大病院が24時間手術を敢行している理由について、 労組は「金儲け医療行為に没頭すると解釈するほかはない」と指摘した。労組 が8月に患者と保護者を対象に行ったアンケート調査では69%が「応急でない状 況では夜間手術を受けない」と答えた。

慶北大病院分会は「交渉を始めて4か月が過ぎたが病院は労組の要求に何の提案 も提示していない」とし「病院側が前向きな態度の変化を見せなければ闘争の 強度を高めていく」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-19 01:54:37 / Last modified on 2009-11-19 01:54:38 Copyright: Default

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