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労働/労働と世界

[スケッチ] ストライキ現場あれこれ

出処: 労働と世界

「今、ガスが入ってきます!?」

  • …発電・ガス労組による24日の合同ストライキ前夜祭が開かれた野外劇場。 自分の行事を終えたガス労組組合員2千余人が、行事場所に潮が満ちるよう に駆せ参じると、興奮した司会者が「同志の皆様、今、ガスが入ってきて います」と話し、場内は爆笑。見守っていた公共連盟のある幹部は、「そ もそもガスは爆発し、電気は感電し、鉄道は脱線するんじゃないか」と言 いながら、ストライキの「暴風後」を予告。

韓通契約職労組の「殺人生人」

  • …発電産業労組が集結したソウル大の野外劇場には、韓国通信契約職労組 旗が力強く翻り目を引いていた。韓通契約職労組員百人あまりは、発電労 組のストライキ隊伍がソウル大に移動するというニュースを聞いて、まず 最初にソウル大に駆けつけた。彼らは24日の夕方から、散開闘争に入った 26日夕方まで、死守隊役をしっかりやり遂げた。当の自分たちは、400日を 超える苦しいストライキ闘争を繰り広げていながらも、「行動」で連帯闘 争の模範を見せ、発電労働者たちの胸を熱くしたのだ。

時ならぬ印刷物引き裂き大会

  • …26日の午後4時、警察のヘリコプターがソウル大の野外劇場上空から「業 務復帰要求文」を撒くと、これを取り上げた組合員は怒って印刷物を引き 裂いてしまった。広い芝生に5千余人が集まって、ひとつのように紙を引き 裂く壮観な光景を演出することも。

連帯ゼネストの実現まで

  • …民主労総が公共3社労組の同盟ストライキを連帯ストライキとして支持・ 保護できたのは、現代自動車などの該当労組等の決断が必要だった。26日 午前10時に開かれた現代自動車労組の非常代議員懇談会では、イホング委 員長が「発電・鉄道ストライキが正午までに解決できなければ、午後1時に 全面ストに入るという方針を起立拍手で同意してくれ」と明らかにすると、 代議員がみんな立ち上がって力強い拍手で肯定的回答。起亜自動車労組も 午前9時、支部別に代議員会議を招集してストライキ指針を下ろし、華城支 部では独自の決起大会を終えるとすぐに鉄道労組組合員が集まっているソ ウルの建国大に向かった。

民主労総も不便な(?)ゼネスト

  • …民主労総連帯ストライキのおかげで、民主労総が「不便」を被った。ゼ ネストが広がった25日の午後、起亜自動車の永登浦事業所に数日前に修理 を任せた民主労総の車両を取りにいったところ、狼狽させられた。起亜自 動車労組がゼネストに参加したため、事業所所属の組合員が既に支会場所 の宗廟公園に出発したため、車両をどこに置いたのかわからず、探すのに 一時間もかかった。車を受け取りに行った担当者は、「車両を返してもら うのに時間がかかったものの、民主労総のゼネストの波及力を確認できた ので内心満足」と一言。

発電労組「散開闘争」の秘密

  • …26日の夜、電撃的に断行された発電労組の散開闘争は、緻密な計画によ り完璧に行なわれ、警察と取材記者が舌を巻いた。5千人の組合員が全員ソ ウル大を抜け出すのにかかった時間は約50分。隊伍は舞台の右側から抜け 出し始め、労組はこれを隠すために野外劇場舞台を除く照明をすべて消し、 周囲は漆黒のように暗かった。一足遅れて集会場がからっぽになっている ことに気がついた記者が公共連盟と民主労総の関係者を捕まえて組合員等 の行方をしつこく尋ねていた。

「一日三回電話しろ」

  • …発電産業労組が散開闘争に入った翌日の27日、永登浦の民主労総事務室 には、緊急にストライキ状況室が用意された。すぐに組合員等の電話が鳴っ たが、「組別に一日3回以上、状況室と連絡を取れ」という指針によるもの だった。キムドンソン状況副室長は「電話連絡を通じて、△非常時指針通 りに移動、△ホームページ(http://baljeon.nodong.net)を通じて随時状況 を点検、△異常な状況は直ちに報告などと共に、特に健康に格別に留意す ることを要請している」と語り、「幸い、皆無事で元気だという電話で、 まだ問題はない」と伝えた。

記事入力日:2002年03月01日

編集室chamnews@jinbo.net

http://news.jinbo.net/show/show.php?p_cd=0&p_dv=0&p_docnbr=19229


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