本文の先頭へ
LNJ Logo 鉄道特別団交、何も得られなかった
Home 検索
 


鉄道特別団交、何も得られなかった

「民営化が阻止できなくては、今後の団交履行は不透明」 「発電労組、民営化撤回まで揺るぎなく戦う」

出処:チャムセサンニュース

1信:27日午前7時。労使政委員会で鉄道労使合意

鉄道労使が27日朝7時特別団体交渉に調印式を持ち、それぞれが合意書にサ インをした。だが、鉄道労組は歴史的で威力的なストライキをしたにもかか わらず、「24時間二交替を三組二交替にする勤務形態の変更」を勝ち取った だけで、その他の条項は「共同で努力、労使で協議」等の文句しかない。ま た、最も主要な要求事項だった民営化撤回問題は、「鉄道産業の公共的な発 展に共同で努力する」程度の文句で処理され、民営化は事実上、防ぎきるこ とができなかった。

特に、それでも勝ち取った成果の一つである三組二交替の場合も、「2002年 末までに試験運営を経て、2003年から2004年までに段階的に施行する」となっ ていて、その間に民営化されれば「勤務形態変更を含むその他の条項は、事 実上反故にされざるを得ない」と指摘される。当初、民営化はあらゆる問題 点を含む事案だったためだ。

@27日午前、発電労組委員長緊急メッセージ "[動映像]":http://labormedia.org:7070/ramgen/strike/2002/020227_lm_1.rm

この日の調印式で、ソンハクレ鉄道庁長は「鉄道労使がイナムスン韓国労総 委員長の協調下でストライキを終結することに協議した」と語り、「国民に 愛される鉄道になることに最善の努力をするつもりで、特にイナムスン委員 長と韓国労総の幹部に感謝する」と明らかにした。

キムジェギル鉄道労組委員長は「国民に不便をおよぼして申し訳なく、忍耐 強く、叱責することなく耐えてくれた国民に心より有難く思う。

▲調印式で涙を流すキムジェギル鉄道労組委員長 *金委員長は解雇者問題が解決できなかったという部分を話しながら佗びしく泣いた。

鉄道特別団体交渉に協調してくれたイナムスン委員長も有難い。今日の妥結 は、日帝時代からの24時間二交替から、三組二交替、休日保障など、鉄道人 が人間らしい暮らしを保証されることになり、うれしい。近くは(ここで金 委員長は話をつなぐことができず、涙を流した)、昨年34人の殉職者と2000 人あまりの鉄道殉職者の祭壇にこの団体協約書を捧げ、亡くなった方達の心 魂が心より慰労されることを願う.....残念ながら人間らしい暮らしのため に解雇された先輩等の復職問題が解決できず遣る瀬ない」と明らかにした。

簡単に挨拶の言葉を終えた後、鉄道労使双方は合意書に署名した。これで3 日間、韓国社会を揺るがした鉄道労組のストライキは終了した。暫くして、 キムジェギル委員長は別に記者会見を開き、業務復帰命令を下した。復帰命 令は「全組合員は、2月27日07時付けでストライキを終了し、正午までに現 業に最大限復帰する。合意案に対する賛否投票は、3月11日から13日までに 実施する」などだ。また、キムジェギル委員長は、今回のストライキのあら ゆる法的、良心的責任は自身にあるとして「あらゆる責任が私に課されるこ とを願って最大限、今日中に検察に自主出頭する」と明らかにした。

この日の記者会見で「24時間二交替を三組二交替で|に短縮する時点を何年 にするかと、解雇者復職問題、労働時間短縮問題などが最も大きな争点だっ た」と金委員長は明らかにした。また「7千名の人員縮小と長時間労働、一 方的な民営化政策がゼネストの原因」とし、今回のゼネストの意味を説明し た。

9時30分から特別団体交渉報告大会予定しているが、鉄道の場合、建国大に 集まっている組合員等のゼネストの熱気が熱いことを勘案すると、今回の合 意書が承認されることは難しいという意見もある。

▲調印式直前*上:鉄道労組キムジェギル委員長、韓国労総イナムスン委員長 /下:ソンハクレ鉄道庁長、チェジョンオク鉄道庁車両本部長

建国大にいる組合員たちは、既に交渉内容を聴いて合意案に対する不満が出 てきている状況だからだ。組合員は、「庁との関係で、既に力の優位を占め ているのに、そんなに急いで交渉をしなければならないのか?」という疑問 を表した。また建国大にいたある組合員は、「金委員長が今回の合意書に対 する組合員の投票時期を3月11日から13日としたのは、ガスのような事態が 起きないかと3月中旬に投票時期を遅らせたのではないか」という疑問もあ る。ひとまず、鉄道労組は27日午前9時30分から特別団体交渉報告大会を開 く予定だ。

今回の鉄道労組の合意書の主な内容は、△民営化 - 労使は鉄道が国家主要 公共交通手段だということに対して認識を共にし、今後、鉄道産業の公共的 な発展に対して共同で努力する。△勤務形態変更 - 一昼夜交替を三組二交 替として施行するが、2002年年末まで試験運営を経て2003年から2004年まで に段階的に施行する。△解雇者復職 - 具体的施行方法は別途の合意により、 2002年9月末以前に合意、処理する。△人材充員方案 - 勤務時間短縮と勤務 形態の変更にともなう人材充員は、経営診断委託の結果により、段階別に計 画を樹立、施行する、などだ。

一方、昨夜隠密にソウル大を抜け出し散開している発電産業労組は、「鉄道 労組のストライキ撤回の消息にも揺らぐことなく、民営化が撤回されるまで 揺らがずに闘争することを決意した」と伝えられた。

▲調印式後の写真。記者の前で、キムジェギル委員長とソンハクレ庁長

合意書全文

特別団体交渉合意書

鉄道庁と全国鉄道労働組合労使は2002年度特別団体交渉要求事項に対して次 の通り特別団体協約を締結する。

  1. 民営化関連 労使は鉄道が国家主要公共交通手段ということに対し認識を共にして今後 の鉄道産業の公共的な発展に対して共同で努力する。
  2. 労働時間短縮及び勤務形態変更

    1) 一昼夜交替勤務制を三組二交替勤務制に変更する。

    ア)勤務形態変更施行時期

    (1)一昼夜交替勤務制を三組二交替勤務制で|に施行するものの、6か 月以内に労使共同で経営診断委託を通して合理的な人材を算定して、 勤務形態を決定して2002年年末までに試験運営を経て2003年から2004 年までに段階的に施行する。

    (2)試験運営の場所は労使が協議して指定する。

    イ)勤務形態変更にともなう手当て減少は補償することを原則とする。

    2) 交番勤務者勤務時間短縮

    ア)交番運営及び月基本勤務時間短縮は労使共同で施行する経営診断に 含み、交番勤務者の合理的な運営方案を検討、施行して週休日保障を原 則とする。

    イ)交番作成は労使同数の委員会を構成して「交番運営規定」を制定し て施行する。

  3. 解雇者復職

    1) 1988年、1994年鉄道解雇者と関連、200年12月20日労使政委員会の合意 精神を実現するために労使は最善の努力を尽くす。

    2) 具体的な施行方法は別途の合意にしたがって、2002年9月末以前に合意、 処理する。

    3) 合意及び履行主体は韓国労総委員長、労使政委員長、鉄道労使とする。

  4. 人材充員方案

    勤務時間短縮と勤務形態の変更にともなう人材充員は経営診断委託の 結果により、段階別に計画を樹立して施行する。

  5. 制度改善及び手当て改善

    1) 機能職公務員を駅長として補職する問題は労使協議によって職務 代理駅長とみなす。

    2) 危険勤務手当て、列車運転手当て、鉄道作業手当て、乗務旅費及び月 額旅費の現実化は、2001年度に中央人事委員会と規格予算処で既に 検討された内容を2002年9月1日から施行する。

    3) 労使は現業職員の上位職級拡大のために経営診断の結果、人材充員計画樹立 時に機能職5級以上が拡大されるようにする。

    4) 正しい労働組合活動を保障して、不当な転出が無いようにする。

  6. 産業安全対策

    1) 産業安全対策は産業安全保健委員会で労使が協議して決定し、 必要な場合には別途の協議機構を構成することにする。

    2) 施設・電気分野の安全管理のために作業場に列車監視員を必ず配置する。

  7. 厚生福祉向上

    1) 現業勤務者に最高保障1億ウォンの団体保険を全額鉄道庁が負担して 2002年上半期まで施行できるように推進する。

    2) 年中休養所と関連して自主的な休養施設建設計画を用意し、2003年から 段階的に推進する。

    3) 構内食堂に栄養士が配置されない所は2002年上半期まで完了する。

    4) 勤務先改善は「職員満足厚生福祉3か年計画」と連係して段階的に推進 して、2002年は計画通り完了する。

上の通り合意する。

2002年2月27日 鉄道庁長ソンハクレ/鉄道労働組合委員長キムジェギル

記事入力日:2002年02月27日

チャムセサンニュースchamnews@jinbo.net

http://news.jinbo.net/show/show.php?p_cd=0&p_dv=0&p_docnbr=19201


Created byStaff. Created on 2002-02-27 20:35:13 / Last modified on 2005-09-05 08:14:01 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について