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「整理解雇、組合員雇用禁止」など錦湖グループ下請社で問題相次ぐ

公共運輸・建設労組、「アシアナ航空と錦湖建設に責任を問う」

ウン・ヘジン記者 2020.06.10 16:36

アシアナ航空および建設労働者たちが、 下請労働者の雇用問題に責任をもたない錦湖グループを糾弾した。

公共運輸労組と建設労組は6月10日午前11時30分、 錦湖アシアナグループ本社前で共同記者会見を行って 「下請企業を通して労働者を雇用して、ゴミのように捨てる企業は もはや国民の空の道においてはいけない。 建設労働者の生存権を破壊し不良施工の危険を積み上げる企業は もはや国民が生活するこの土地にいてはいけない」とし 「労働者の生存権を担保として企業の腹をふくらませるだけの アシアナ航空と錦湖建設に最後まで責任を問い、 国民の安全と労働者の生存権を守り、 整理解雇ない世の中、生存権が脅かされない世の中を作る」と明らかにした。

5月に無期限無給休職に同意しなかったという理由で8人を解雇したアシアナケイオー(ケイオー)は、 アシアナ航空機の清掃と手荷物業務を担当する会社だ。 ケイオーはアシアナ航空の子会社のアシアナエアーポートの協力業者で、 錦湖文化財団が株式の100%を持っている。 また労組組合員を雇用しない全北のキスン建設は、錦湖建設の施工をする施行社だ。

労組によれば現在、全州のキスン建設現場には全北地域労組組合員が一人もおらず、 その上、他の地域から労働者を呼んで工事を進めている。 これはキスン建設のホン・キボン社長が何年も続けている 「労組に加入した労働者を雇用しない」運営方式のためだ。 建設労組土木分科のカン・ハンス委員長は記者会見で 「この建設会社は民主労総でも韓国労総でも、 どんな労組に所属する労働者も雇用できないと話して何年も経つ」と指摘した。

全北建設支部のイム・ヨンウン支部長は 「全州市の孝子洞で再開発工事が行なわれている。 再開発地域と指定されて交渉を要請した。 しかしキスン建設のホン・キボン代表は労組との面談も拒否した。 元請社の錦湖建設にも面談を要請したが、元請なので何の権限もないとし、 名ばかり所長らしい面目を見せた。 ホン・キボンは労組を認定できないという」と批判した。 先立って建設労働者は記者会見が始まる前に錦湖アシアナグループ本社に入り、 錦湖グループとの面談を要請したが失敗した。

アシアナケイオー支部のキム・ゲウォル支部長は 「財閥には数兆ウォンの税金を注ぎ込んでも この土地の下請労働者には絵に描いた餅でしかなく、 われわれは何の恩恵も受けられず整理解雇された。 錦湖文化財団の朴三求(パク・サムグ)理事長は、 道徳的・社会的責任を取らなければならない」とし 「また下請建設労働者は労災死亡率1位の韓国に住んでいる。 アシアナケイオーや錦湖建設の下請キスン建設は利益ばかりに集中して、 労働者たちの雇用不安を引き起こす先頭に立つ悪い人々」と批判した、

一方、6月10日に鍾路区庁はアシアナケイオー座込場に対する 行政代執行戒告状を発行した。 公共運輸労組は6月11日に強制撤去が行われると見て座込場死守闘争に集中する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-06-23 07:35:13 / Last modified on 2020-06-23 07:35:14 Copyright: Default

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