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韓国馬事会8人目の死...「責任は馬事会」

3月30日、釜慶競馬公園の調教師が自宅近くで自死

ウン・ヘジン記者 2020.04.03 15:32

韓国馬事会の故ムン・ジュンウォン騎手が死亡してから4か月ほどで、 また釜山慶南競馬公園(釜慶競馬公園)の労働者死亡事件が発生し、論議がおきている。 労組と市民社会はさらなる死を防ぐために、 馬事会の積弊清算の声を高めた。

3月30日、釜慶競馬公園所属のキム某調教師が午後8時20分頃、 自宅近所の河川で死んでいるのが発見された。 釜慶競馬公園は2005年に開場した後、 4人の騎手と3人の馬匹管理士が自ら命を絶った。

故ムン・ジュンウォン騎手市民対策委は4月3日に立場文を発表して 「ムン・ジュンウォン騎手の死が馬事会で最後の死であることを切実に望んだが、 釜山慶南競馬公園のキム○○調教師が再び命を絶った」とし 「この死の責任は馬事会にある」と批判した。

続いて「われわれはムン・ジュンウォン騎手の真相究明と責任者処罰闘争で、 問題の核心が馬事会の積弊構造であることを知った」とし 「馬事会は馬事貸与と免許権、懲戒権という生死与奪権で競馬関係者を統制した。 その審査はとても主観的だったので、 競馬関係者は生き残るために馬事会の担当者によく思われなければならなかった。 問題が発生すれば馬事会は責任から免れ、無力な人々に責任が転嫁された。 この過程で人が死んでいった」と明らかにした。

また市民対策委は「馬事会はムン・ジュンウォン騎手の死の時もそうだったように、 今回もキムOO調教師の死が『自分たちとは関係がない』と主張している」とし 「われわれは馬事会の責任を問うためにも、 馬事会法を改正して馬事会の権力を分散させること」と強調した。

昨年11月28日に釜慶公園所属の故ムン・ジュンウォン騎手が 馬事会のカプチル(パワハラ)と不条理を暴露して、三ページの遺書を残して自ら命を絶った。 故ムン・ジュンウォン騎手市民対策委と民主労総烈士対策委は、 故ムン・ジュンウォン騎手が死亡してから99日目の3月7日、 馬事会と「釜慶競馬公園死亡事故再発防止のための合意」を導き出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-04-08 20:30:35 / Last modified on 2020-04-08 20:30:36 Copyright: Default

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