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故ムン・ジュンウォン騎手交渉決裂…「韓国馬事会は弁解と責任回避だけ」

烈士対策委、馬事会積弊清算対政府闘争...8日全国労働者大会

ウン・ヘジン記者 2020.01.31 16:25

民主労総烈士対策委と韓国馬事会間の集中交渉が1月30日に決裂した。 烈士対策委は1月31日に立場文を発表し 「18日間続いた交渉の間、 ずっと『真相究明と責任者処罰、遺族謝罪および慰労補償』について 韓国馬事会の弁解と責任回避しか聞かなかった」とし、交渉決裂立場を明らかにした。

[出処:キム・ハンジュ記者]

烈士対策委によれば、馬事会は交渉で法的な責任が確認されない限り、 真相調査と責任者処罰、遺族補償をできないという立場だけを繰り返した。

故ムン・ジュンウォン騎手市民対策委のミン・ギルスク状況室長は 「交渉決裂の核心的な理由は『責任者処罰』を無視したため」とし 「馬事会側の交渉委員は捜査の結果に従うといった。 その上、ムン・ジュンウォン烈士の遺書の信憑性と真偽を疑った」と交渉決裂の理由を伝えた。

烈士対策委の主な交渉要求は、 △真相究明、 △責任者処罰、 △繰り返された死の再発防止のための制度改善、 △遺族に対する謝罪および子供など遺族の慰労補償などだった。

制度改善に関しては、 競争性緩和、差別禁止、健康権保障、標準騎乗契約書などで意見が接近した。 だが韓国馬事会が「2017年馬匹管理士関連合意事項」も履行せず、 制度改善履行は大言壮語できない状況だ。 烈士対策委は「制度改善は『繰り返された死の再発防止』を重視したもので、 2017年の合意事項履行は大変重要な懸案」とし 「3年前と較べて馬匹管理士の状況は相変らず良くなっていない」と伝えた。

先立って公共運輸労組は2017年の パク・キョングン、イ・ヒョンジュン烈士の死の後、 闘争を通じて馬事会と馬匹管理士処遇改善関連合意をした。

[出処:キム・ハンジュ記者]

ミン・ギルスク状況室長は交渉再開に関して 「馬事会側の態度変化があれば交渉を要請しろと要求している状態」とし 「71年間運営された馬事会は、すべてが可能な権力を持っている。 そのため交渉委員も自己反省をするのは難しいだろう。 馬事会に責任を取らせるには政府が対応しなければならない」と話した。

烈士対策委と市民対策委は交渉が決裂したことにより、 馬事会の積弊清算闘争と共に、政府の責任を問う闘争を行う計画だ。 烈士対策委は2月5日、 フランシスコ教育会館で馬事会真相調査報告会を進める計画で、 8日には果川競馬公園の前で全国労働者大会が予定されている。

一方、労働安全保健団体も共同声明を出し、政府の責任を要求した。 健康な労働の世の中、キム・ヨンギュン財団、労働健康連帯をはじめ、 9つの労働安全保健団体は今回の交渉決裂について 「惨憺たる心情」とし「雇用労働部は、職場のいじめに対しては 特殊雇用労働者までも特別勤労監督をして大声を上げたのに、 7人が職場内いじめで自殺した釜山慶南競馬公園は無視している。 馬事会を管理監督する部署である農林畜産食品部も何の対応もない」と批判した。

続いて「すでにとても遅いが今からでも政府が動いて ムン・ジュンウォン騎手自殺の真相を明らかにし、 責任者の処罰を含む真剣な再発防止対策を樹立しなければならない」とし 「それが国民の生命を守り、労働を尊重する政府の最小限の礼儀」と強調した。

先立って故ムン・ジュンウォン騎手は昨年11月29日、 韓国馬事会の不正を暴露して自ら命を絶った。 故ムン・ジュンウォン騎手の遺族は真相調査と責任者処罰、制度改善などを要求し、 昨年12月27日から故人の遺体をソウル市光化門世宗路公園に移して 36日間、ここで上京闘争を行っている。 故ムン・ジュンウォン騎手をはじて、 現在までに釜山慶南競馬公園だけで7人の騎手と馬匹管理士が自ら命を絶った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-02-09 16:57:26 / Last modified on 2020-02-09 16:57:27 Copyright: Default

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