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GM昌原、非正規職585人に「外部の人が業務妨害」

使用者側「正規職が危険に」…度を越えた『分断』

キム・ハンジュ記者 2020.01.02 11:14

[出処:金属労組韓国GM昌原非正規職支会]

韓国GMが「非正規職は外部の人」だと言って、 解雇された非正規職労働者を相手に業務妨害による民事訴訟責任を問うと警告したことで問題になっている。 2019年12月31日に解雇された韓国GM昌原非正規職労働者585人の多数は、 工場で不当解雇反対を主張して座り込みを繰り広げている。

韓国GM昌原地域本部は2019年12月31日、 金属労組韓国GM支部昌原支会(正規職労組)に文書を送り、 「(非正規職が引き受けた)請負契約は2019年12月31日付で満期解約された」とし 「該当請負工程は2019年12月23日付で正規職公正にインソーシングされ、 正規職の人員が再配置されて進行している」と明らかにした。

それと共に 「2020年1月2日から元請負業者の職員の一部が会社生産ラインを無断占拠する可能性があると予想される」とし 「無断占拠すれば、業務妨害および該当工程の正規職が安全上の危険に露出することが憂慮される。 特に元請負業者の職員など『外部の人』たちによる生産ライン占拠があった時は、 やむをえず生産中断も検討する」とした。 事実上、解雇された非正規職労働者に「外部の人」のフレームをはめ、 正規職に対して非正規職闘争を拒否しろと推奨しているわけだ。

非正規職雇用が正規職の工程にインソーシングされ、 現在では多くの正規職労働者たちが該当の工程で働いている。 2020年1月1日付で任期を始めた正規職労組のチャン・スニョン支会長は、 2019年12月20日、 「非正規職の仲間に対する雇用問題は、決して無視できない重大な事案であるのは明らかだ。 特に、不法派遣の事業場で雇用労働部までが直接雇用是正命令をしている状況なのに、 ただ自分たちのことだけに血眼になっている経営陣に深刻な憂慮を表明せざるをえない」と インソーシング反対の立場を明らかにした。 チャムセサンは正規職労働者が労組立場とは別に、 インソーシング工程に参加していることに対する労組側の立場を聞こうとしたが、 連絡がつかなかった。

しかし連絡がついた正規職労組の代議員A氏は 「正規職労働者が労組の指針に従わない理由は、信頼が崩れてしまったという理由が大きい」とし 「韓国GMの構造調整は2013年からさまざまな政策が提示され、 予想されたシナリオだったが、 労組はこれにしっかり対応できなかった。 また、労組は大企業の既得権の利害に安住する傾向が強まり、 同時に使用者側は入社不正などで労組を道徳的に無力化させ始めた。 使用者側のこうした戦略と、変化のない労組が この状況(非正規職大量解雇、正規職のインソーシング参加)まで作った」と伝えた。

[出処:金属労組韓国GM昌原非正規職支会]

「非正規職解雇は不当、直接雇用を実施しろ」

非正規職労働者は不当解雇に対抗して出勤を続けるという立場だ。 非正規職支会は2日の午後2時40分から工場内外で宣伝戦を行った後、 出勤のために工場に入ると明らかにした。 これで「生産中断」まで警告した使用者側と非正規職労働者たちの間で 衝突が発生するものと見られる。

124の市民社会・労働団体は12月31日の共同声明で 「韓国GMは不法派遣工場だ。 しかし韓国GMは非正規職労働者を正規職に転換するどころか、大量に解雇した。 また、勤労者地位確認(不法派遣)訴訟の取り下げと不提訴確約書を提出した人に限り、 慰労金を払って『今後、昌原工場に新規人員が発生した時に優先採用』するという。 これは明らかに不法派遣の犯罪の責任から逃げる小細工だ。 非正規職大量解雇を即刻中断しろ」と明らかにした。

「非正規職もうやめろ共同闘争」も同日、立場文を通して 「正規職労働者たちも非正規職労働者たちと共に戦わなければならない」とし 「韓国GMは『まず正規職から守らなければならない』と言うが、 群山工場の閉鎖を経験したように、韓国GMの意図のとおりに 正規職と非正規職が分裂すれば、 結局は正規職雇用も守れないだろう。 (韓国GMが)一方的に強行する1交代転換を拒否しよう」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-01-10 06:50:25 / Last modified on 2020-01-10 06:50:27 Copyright: Default

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