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金大中政府から文在寅政府まで...民主労総委員長拘束

キム・ミョンファン民主労総委員長、21日に拘束、民主労総「全組織的闘争を組織」

ユン・ジヨン記者 2019.06.21 21:32

民主労総のキム・ミョンファン委員長は結局6月21日に拘束された。 去る4月、国会前で労働改悪阻止集会を主導したという理由だ。 これで金大中(キム・デジュン)政府から文在寅(ムン・ジェイン)政府まで、 いわゆる「民主政府」で二回、民主労総委員長が拘束されることになった。

[出処:民主労総]

先立って6月19日、 検察は国会前集会を主導した容疑でキム・ミョンファン委員長に拘束令状を請求した。 その後、キム委員長は今日(6月21日)にソウル南部地方法院で開かれる拘束令状実質審査に自主的に出席し、 裁判所は同日晩、逃走の恐れがあるという理由でキム委員長に拘束令状を発行した。

民主政府の下で民主労総委員長が拘束されたのは金大中政権に続いて二回目だ。 2001年に金大中政府は就任約3年後に大宇自動車整理解雇反対闘争などを理由として 当時の段炳浩(タン・ピョンホ)民主労総委員長を拘束した。 2017年に「労働尊重社会」を掲げて当選した文在寅政府も、 就任から2年で民主労総委員長を拘束した。 文政権は5月にも民主労総組織争議室の幹部3人を拘束している。

民主労総は今回の委員長拘束を明白な「労働弾圧」と規定し、 文在寅政府に対する全組織的な糾弾闘争を展開していく方針だ。 民主労総はこの日の午前、キム・ミョンファン委員長拘束令状実質審査出席の前に記者会見を開き、 「1か月もならない短い期間に委員長はじめ、8人もの民主労総役員と幹部に拘束令状を請求した事態は、 過去の政権でも例がない明白な労働弾圧」だとし、 「文在寅政府が打ち出した『労働尊重社会』の破綻であり、 労政関係は政府が終了を宣言した形」だと糾弾した。

続いて「ILO 100周年総会の期間に委員長の拘束令状を請求して 国際的に恥をさらした文在寅政府に対し、 全組織的な糾弾闘争を展開する」と明らかにした。 民主労総は明日(6月22日)の非常中執等で、今後の闘争計画を議論する方針だ。 民主労総は来る7月3日に非正規職撤廃、最低賃金1万ウォン、労働基本権保障などを掲げ、 公共部門非正規職労働者の全面ストライキ突入を予告している。

なお1995年の金泳三(キム・ヨンサム)政府では権永吉(クォン・ヨンギル)民主労総委員長が、 2001年の金大中(キム・デジュン)政府では段炳浩(タン・ピョンホ)民主労総委員長が、 2015年の朴槿恵(パク・クネ)政権ではハン・サンギュン委員長が各々拘束されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-06-24 14:41:37 / Last modified on 2019-06-24 14:45:11 Copyright: Default

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