非正規職100人「文在寅と会おう」…大統領府前にテント村

非正規職5日間の共同闘争…大統領府、国会に向かう

非正規職労働者が11月12日、青瓦台の前にテント村を作って 文在寅(ムン・ジェイン)大統領との面談を要求した。 彼らは12日から一週間、非正規職問題の解決を無視する政府と国会、裁判所、検察に対し 「もう非正規職を使うな」共同闘争に突入する。

韓国GMと現代起亜車、仁川空港、ソウル大病院、韓国ジョブワールド、春川市環境事業所、学校などの非正規職労働者100人は 11月12日に政府ソウル庁舎の前で記者会見を行って 「非正規職ゼロ時代を作ると言っていた文在寅政府が 最低賃金法改悪で非正規職賞与金と手当てを奪った。 また公共部門では子会社を拡大し、労組破壊主犯の財閥は釈放する」とし 「したがってわれわれは、非正規職労働者の権利を自ら争奪するための共同闘争を始める」と明らかにした。

彼らは、 △労組法第2条改正および非正規悪法(派遣法および期間制法)、労働悪法撤廃、 △不法派遣使用者処罰および正規職転換争奪、 △公共部門非正規職のまともな正規職転換争奪を要求した。

非正規職労働者たちは各自が置かれた労働環境を伝え、非正規職問題の深刻性を知らせた。 まず韓国ジョブワールドのイ・ジュヨン講師は 「文在寅大統領が仁川空港で公共部門非正規職ゼロ時代を約束しながら 『私たちも月給をもらって差別されずに暮らせる』考えた」とし 「だがジョブワールドは拙速協議をして子会社の間接雇用を強行した。 ジョブワールド非正規職140人はすべて子会社への入社願書を出さなかった。 私たちが望まなかったからだ。 われわれは今年末に解雇される。 文大統領は問題の深刻性を知って非正規職当事者と話さなければならない」と話した。

続いて韓国GM昌原工場非正規職のチン・ファン氏は 「韓国GMは法人を分離してリストラし、非正規職を工場から追い出している」とし 「労働部が直接雇用の是正を命令しても使用者側は話を聞かない。 この状況で政府は何をしているか。 今日、韓国GM昌原の非正規職労働者たちは労働支庁占拠に入った。 大統領は正当な汗の代価をくれという非正規職労働者の声を聞かなければならない」と強調した。

LGユープラス間接雇用労働者のチェ・ユゴン氏は 「われわれは作業服にLGユープラスのマークを付け、 LGユープラスの顧客と会って、 LGユープラスの機械を設置・修理しているが、LGユープラス所属の労働者ではない」とし 「LGユープラスは60社ほどの下請企業を並べて1年に20〜30％を置き換える。 その過程で非正規職はまた入社願書を書き直して業者所属が変わる。 政府が動いて常時持続業務は直接雇用するように正さなければならない」と主張した。

彼らはこの日の記者会見の後、午後3時頃に青瓦台へとデモ行進した。 青瓦台の前で面談を要求してテント村を設置、野宿座り込みを行う。

一方来る13日には教大駅の周辺で裁判所と検察を相手に、 14日には国会を相手に集会を開くなど、 多様な闘争を展開する予定だ。 毎日2〜300人の非正規職労働者が行動に参加するものと見られる。

非正規職共同闘争は、 全国民主労働組合総連盟、 非正規職ない世の中作りネットワーク、 非正規労働者蟻集クルチャム、 全国不安定労働撤廃連帯などの団体が参加している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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