韓国GM非正規職、労働部昌原支庁長室を占拠

大法院判決、是正命令を無視する韓国GM

［出処:全国金属労働組合韓国GM昌原非正規職支会］

韓国GM昌原工場の非正規職労働者たちが 11月12日に雇用労働部昌原支庁支庁長室を占拠した。

全国金属労働組合韓国GM昌原非正規職支会(以下労組)によれば、 非正規職労働者8人は11月12日午前10時30分、 昌原労働支庁支庁長室を占拠して、 △解雇者復職、△不法派遣正規職化、△カハー・カゼム韓国GM社長の拘束を要求した。

先立って大法院は2013年と2016年韓国GMが昌原工場で非正規職を不法に派遣したと判決し、 雇用労働部は去る5月に非正規職を直接雇用しろと是正を命令した。

労組は「韓国GMは二回の大法院判決、労働部の直接雇用是正命令にもかかわらず、 最後まで知らんふりを続けている」とし 「韓国GMはむしろ正当な要求をする非正規職64人を解雇した。 労働部と検察はこうした韓国GMには何の措置も取らなかった。 検察は現行犯のカゼム社長を即刻拘束して起訴しなければならず、 労働部は行政権を発動して韓国GMを強制しなければならない」と明らかにした。

続いて「政府が法律違反者である韓国GMを放置してる」とし 「これまで韓国GMは時間を引き延ばして構造調整、非正規職整理解雇を断行している。 工場の中でのテント座り込みを始めて1年、 今日(12日)また労働部支庁長室座り込みに入る。 非正規職撤廃のために最後まで闘争する」と伝えた。

韓国GMは最近、富平工場1交代制転換、法人分離を強行して、 労働者の生存権を威嚇している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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