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韓国GM、1交代転換迫る…非正規職の雇用不安急増

使用者側、労使協議で交代制転換を圧迫

キム・ハンジュ記者 2018.06.27 11:34

韓国GM富平第2工場で1交代転換が差し迫っている。 2交代から1交代への転換により、 非正規職数百人の雇用不安が予想される。

[出処:韓国GM富平非正規職支会]

韓国GM富平非正規職支会(労組)によれば、 未来発展特別委員会労使協議体で使用者側が1交代制を圧迫している。 正規職労組は物量と新車配分を条件として交代制転換を受け入れる雰囲気だ。 したがって6月28日に開かれる未来発展特別委で労使が交代制転換を合意する可能性が高い。 6月末でなくても7月初めにも交代制転換があると労組は見通した。

現在、富平第2工場では正規職約1500人、非正規職約3〜400人が昼間2交代制を実施している。 交代組は午前7時〜午後3時40班、午後3時40分〜午前12時20班に分れる。 富平第2工場は4月から物量減少のため一日は午前組だけ、 他の一日は午後組だけが働いている。 今も事実上、1交代制で運営しているわけだ。

1交代に合意すると使用者側は遊休人員を整理することができ、 富平第2工場の人員は半減する。 富平第2工場に残れなかった正規職は第1工場に転換配置するが、非正規職はそうでない。 まず正規職を転換配置して、残る席に非正規職一部を配置したり、無給処理、あるいは解雇される。

労組はこうした交代制の転換が群山工場閉鎖の前てつを踏むものだとして反発した。 労組は「韓国GMの工場縮小計画は止めたのではない」とし 「第2工場を1交代に転換すれば、第1工場の物量を一時的に第2工場で共に生産するようになる。 結局、第2工場の未来が不透明になる。 これは再び不良経営と工場閉鎖の道に陥るだろう。 また不法派遣が解決されず、第2工場交代制の廃止による非正規職の雇用不安が予想される」と明らかにした。 韓国GMは2015年に群山工場で1交代に転換した後、1千人の非正規職を解雇した。

一方、労働部の中部雇用労働庁北部支庁は6月14日から15日まで、 富平工場に対する不法派遣現場調査を行った。 対象者は富平工場の非正規職855人だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-07-14 19:55:11 / Last modified on 2018-07-14 19:55:12 Copyright: Default

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