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全国労働者大会、2万集結…「政府政策座礁」に怒り集まる

非正規職、構造調整労働者大会全面出て

キム・ハンジュ記者 2018.03.24 19:33

3月24日に光化門広場で開かれた全国労働者大会に労働者2万人が参加した。 彼らは文在寅(ムン・ジェイン)政府に対し、 最低賃金政策、非正規職ゼロ政策、構造調整中心の国家産業政策、財閥改革などの 政策の後退を批判し、闘争を宣言した。

韓国GM昌原非正規職支会のキム・ヒグン支会長は大会最初の発言をして 「労働を尊重すると言っていた文在寅政府が労働者を排除して構造調整を強行している」とし 「政府はGM交渉に国民の血税を投入して投資企業に特典を与えている。 しかし大法院の不法派遣の判決にもかかわらず、非正規職組合員64人が大量解雇され、 残った非正規職も崖っぷちの生活を続けている。 労働者のための政府なのか、食い逃げ資本のための政府なのかわからない」と声を高めた。

チン・ギヨン首席副委員長も 「文大統領が『公共部門ゼロ時代』を宣言したのに正規職転換率は20%にもならない」とし 「公共部門の非正規職はすでに傾いた運動場に立っている。 政府のガイドラインによって労使専門家協議会が作られても、 専門家は使用者を代弁するばかりだ。 正規職に譲歩の圧力をかけたりもする。 政府は差別、例外のない正規職化を進めろ」と伝えた。

解雇者の復職を要求して24日間ハンストを続けている双竜自動車支部のキム・ドクチュン支部長、 タクシー労働者完全月給制を要求して201日間高空籠城をしているタクシー支部全北支会のキム・ジェジュ支会長も映像で連帯を伝えた。

民主労総のキム・ミョンファン委員長は 「民主労総は文在寅政府にすべての希望をかけることはできないと明確にする」とし 「今日この場から、民主労総が主導する積弊清算と二極化を解消する闘争を新しく始めよう」と述べ、 金属労組のキム・ホギュ委員長は 「錦湖タイヤでは政府は自ら労働三権を否定しており、 ソンドン造船とSTX造船では資本と政府が労働者を古草履のように捨て、 闘争の条件がすでに作られた。 金属労組は政府と談判する介入力を強化していく」と話した。

労働者たちは本大会の後に青瓦台方面へとデモ行進した。 彼らはデモ行進で「最低賃金1万ウォン」、 「構造調整阻止しよう」、「直接雇用争奪しよう」というシュプレヒコールをあげた。

一方、各産別労組は労働者大会の前に事前大会を開いた。 構造調整阻止金属労組決意大会には組合員約4千人が参加し、 建設労組約3千人、民主一般連盟約2500人、全教組約500人がそれぞれの事前集会に参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-03 05:43:54 / Last modified on 2018-04-03 05:43:57 Copyright: Default

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