キャンドル1年、非正規職集会に4千人

非正規職労働者に背を向けた文…また爆発する「これが国か」

10月28日午後3時に光化門広場で開かれた 「キャンドル1年 非正規職ない世の中作り全国労働者大会」には、 労働者、市民4千人が参加した。 彼らはキャンドルから1年経ったが非正規職労働の現実は変わらないとし、 政府を糾弾した。

［出処:キム・ハンジュ記者］

［出処:キム・ハンジュ記者］

民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は大会発言で 「2016年10月1700万がキャンドルを持った要求の核心は、非正規職問題であった」とし 「『これが国か』、『差別と特権の国を変えよう』という国民の要求は、 単に大統領の交代ではなく、新しい世の中に向けた熱望そのものだった。 しかし現実は『非正規職ゼロ時代』ではなく『非正規職半分時代』だ。 非正規職ない世の中は、労働者の力で作らなければならない」と伝えた。

また「民主労総は、相変らず非正規職闘争が不足していることを知って反省している」とし 「もう非正規職闘争を非正規職労働者だけの孤独でつらい戦いとして放置するのをやめよう。 『共に行こう』という今日のスローガンは、言葉ではなく実践指針にしよう」と話した。

続いてキャンドル以後、非正規職で戦ってきた労働者たちの映像が上映された。 劣悪な労働現実に自殺を選択した馬匹管理士、 政府の正規職転換ロードマップから排除された学校非正規職、 10年戦ってきたKTX乗務員、 雇用許可制で事業場を変えられない移住労働者の話が入れられた。

仁川空港地域支部のパク・テソン支部長は舞台で 「文大統領が仁川空港に来て正規職転換を約束したが、 政府のガイドラインは粗末なことこの上ない」とし 「また仁川空港公社は子会社設立を試みて、 正規職転換に例外を作るためのさまざまな理由を取ってつけている。 仁川空港の正規職転換は、全ての非正規職問題に影響する程重要だ。 だから仁川空港地域支部は11月1日に組合員3400人と決意大会を開く。 きちんとした非正規職の正規職転換のために闘争を続けていく」と強調した。

ホームプラス労働組合のキム・ジンスク事務局長も 「最低賃金は非正規職に最重要の問題」とし 「去るキャンドルで最低賃金1万ウォンの道が開かれたが、 保守勢力、報道機関と政府は小細工を働かせて非正規職の生存権を弾圧した。 非正規職労働者の権利の最低賃金を無力化する現政権の態度には同意できない」と主張した。

サムスン電子サービス支会のラ・ドゥシク支会長は 「4年前の10月31日、サムスン電子サービスのチェ・ジョンボム烈士がサムスンの労組弾圧に抗議して死で抵抗した」とし 「それでもサムスンは業者の廃業で非正規職の雇用不安を加重し、 名ばかり社長を座らせて非正規職労働者の交渉権を剥奪している。 われわれはチェ・ジョンボム烈士の切実さで正面からサムスンと闘っている。 全ての非正規職労働者たちも各自の切実さで戦うことを提案する」と話した。

集会参加者らは集会の後、鍾路一帯をデモ行進した。 集会参加者らはデモ行進で 「共に行って、非正規職撤廃しよう」、 「労組法の改正で労組をする権利を勝ち取ろう」、 「ILO中核的協約を即刻批准しろ」等のシュプレヒコールをあげた。

［出処:キム・ハンジュ記者］

［出処:キム・ハンジュ記者］

一方、非正規職労働者大会が始まる前に開かれた第13回イ・ヨンソク労働者賞は、東洋セメント支部が受賞した。 東洋セメント非正規職労働者たちは934日間の戦いの末に、10月16日に正規職として現場に復帰した。

この日の午後6時からは「キャンドルは続く」キャンドル1周年大会が開かれた。 「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動記録記念委員会(退陣行動記録記念委)」という報道資料で 「(今回のキャンドル集会は) 1700万の国民の力で消えて行った民主主義をよみ返らせた歴史的な抗争を記念する席」とし 「朴槿恵(パク・クネ)退陣、李在鎔(イ・ジェヨン)拘束と同じように、 積弊清算と社会大改革もキャンドルがしたように、またキャンドルを灯していくことを確認する」という趣旨を明らかにした。

各界の要人らはキャンドルを続けなければならないというテーマで、 セウォル号の真相究明、THAAD配置、MB積弊清算などの発言を続けた。

［出処:キム・ハンジュ記者］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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