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政府、ペク・ナムギ農民の死に公式謝罪...「責任者の処罰を」

二度と公権力による犠牲をなくせ...23日、ペク・ナムギ農民1周年民衆大会

チャムセサン編集チーム 2017.09.19 15:32

ペク・ナムギ闘争本部がペク・ナムギ農民の死に対する政府の公式謝罪を歓迎しつつ、 責任者の処罰を強調した。

先立って政府は9月19日午前、閣僚会議でペク・ナムギ農民事件に対して公式謝罪した。 李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は冒頭発言で 「9月25日は故ペク・ナムギが苦しくても清潔な人生を最も残念に終わらせて1年になる日」だとし 「農業と農政の歪曲に抗議する多くの農民のデモに率先して参加し、 乱暴な公権力の使用で命を失った」と明らかにした。

続いて「ペク・ナムギ農民の死は、国民の生命と生活を保護すべき国家の基本的な任務を公権力が裏切った事件」とし、 「政府を代表してペク・ナムギ農民とその家族と国民の皆様に、政府の誤りを謝罪」すると公式に謝罪した。

ペク・ナムギ闘争本部はこうした政府の謝罪発表について論評し 「2015年11月14日、ペク・ナムギ農民が警察の放水銃により無惨に倒れてから676日経つ今日、政府の謝罪が形成された」とし 「あまりにも当然の言葉を聞くまでに、あまりにも長い時間がかかった」と明らかにした。

また「今でも政府の誤りを正すために、 政府が公式謝罪とともに事件解決のための意志を示したことについて、 遺族とペク・ナムギ闘争本部は歓迎と感謝を申し上げる」と述べた。

しかし彼らは「検察は告発から2年経っても起訴もしない。 明明白白な国家暴力事件の責任者を断罪しなければならない」とし 「警察もまた『見せかけ』の謝罪ではなく、 徹底した真相究明と責任者の処罰により、 二度と過度な公権力使用による犠牲が起きないようにしなければならない」と強調した。

またペク・ナムギ闘争本部は9月25日の1周年を控えて 「『ペク・ナムギ農民国家暴力殺人事件』を振り返り、再確認して、 二度とこうしたくやしい犠牲が起きないようにしなければならない」と付け加えた。

一方、ペク・ナムギ農民1周年をむかえ、 各界の農民、社会団体、芸術家はペク・ナムギ農民の意を賛え、 国家暴力事件を再照明するための多様なイベントを行う。

9月20日から6日間、ソウル市仁寺洞のクァヌン・ギャラリーでは、 ホン・ジノン、キム・ヒョンジュの企画でペク・ナムギ農民1周年追悼展「上げ潮」が行われ、 22日にはペク・ナムギ闘争本部などが主催する 「ペク・ナムギ農民事件再照明国会討論会」が開かれる。 23日には午後4時に鍾路1街のル・メイユールビルの周辺で 「ペク・ナムギ農民意貫徹と農政改革のための全国農民大会」と民衆大会、 追慕大会がひきつづき開催される。 光州全南地域では18日からペク・ナムギ農民1周年展示会などの行事が行われている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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