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学校非正規職労働者が野宿座り込みに突入「例外なき正規職転換を」

教育部正規職転換審議委員会の結論発表延期続く…来る5日と予想

パク・タソル記者 2017.09.01 12:54

学校非正規職労働者が「例外なき正規職転換、無期契約差別解消、きちんとした正規職転換」を要求して緊急野宿座り込みに突入した。 彼らは、政府が「公共部門非正規職ゼロ」という美しいスローガンを宣言しても、 正規職転換審議委は空転を繰り返し、 無期契約職の処遇改善も元の水準だと批判した。

▲公共運輸労組のアン・ミョンジャ教育公務職本部長が1日ソウル市光化門政府庁舎前で野宿座り込みを始めた。[出処:公共運輸労組教育公務職本部]

公共運輸労組のアン・ミョンジャ全国教育公務職本部長は9月1日午前、 光化門政府庁舎前での野宿座り込みに突入した。 アン本部長を始めとする学校非正規職当事者が順番で野宿座り込みを展開する。

公共運輸労組全国教育公務職本部は 「8月8日に1次会議を始めた教育部正規職転換審議委員会(正規職転換審議委)は、 発表が予定されていた8月末を過ぎても何の結論も出さずに会議を繰り返している」とし 「非正規職当事者は、むしろ政府の正規職転換対策のために 『永遠の非正規職』にされるのではないか、 集団解雇が発生しないのかと不安に思っている」と明らかにした。

続いて「無期契約職の差別解消対策も、福利厚生的な金品に限定した。 無期限非正規職と呼ばれる無期契約職は、雇用だけが保障された『永遠の非正規職』になる危機に置かれた」とし 「政府は『公共部門非正規職ゼロ』という美しいスローガンを宣言して、 福利厚生的な金品の他には何の具体的なロードマップも提示していない」と批判した。

教育公務職本部の関係者は 「正規職転換審議委で9月5日には結果を出すというが、 期間制教員や初等スポーツ講師などの大部分の非正規職労働者が正規職転換から除外されるという話が聞こえており、 野宿座り込みに突入することにした」と明らかにした。

[出処:公共運輸労組教育公務職本部]

野宿座り込み前に開かれた 「非正規職講師正規職化支持! 青年、学生連帯記者会見」で参加者らは 「全教師の10%以上の期間制教師は、歴代政府によるコスト削減のために雇用されてきた」とし 「誤った新自由主義政策のために、多くの非正規職教師が学校で差別される悲しみを味わっている」と批判した。

彼らは「差別ない学校を作るためには、 誤った非正規職量産制度をなくし、 これまで働いてきた教師を正規職化しなければならない」と主張した。

一方、一部の言論で5万人ほどの学校非正規職のうち1千人だけが正規職転換対象になったという報道が出されたが、 教育部は8月31日に解明資料を出して 「教育部の正規職転換審議委員会は、期間制教員と7つの講師職種の正規職転換について、まだ何も決めていない」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-09-05 03:12:02 / Last modified on 2017-09-05 03:12:03 Copyright: Default

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